【袋ラーメン、その作り方は絶対ダメ!】「なぜかみんなやるけど…」調理師がハッとする警告→「これやってた…」

  • 2025年10月29日公開

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こんにちは、高校生の時に「15年分くらいインスタント麺を食べたのでは?」と思うくらい、ラーメンを食べ尽くした男、ヨムーノライターで調理師のだいきです。

インスタント麺の作り方を見ると「お湯で茹でる」と書かれていますよね。
でも、ふと思ったことありませんか?

「別にスープを茹でている時に、入れちゃっても、そんな変わらなくない?」
「結局入れちゃうから、一緒じゃね?」

やめんか〜い! やっちゃってるあなた、今すぐその手を止めてください

今回は、実際に「スープで煮る派」と「別茹で派」で食べ比べて、どれくらい差が出るのか検証してみました!
気になった方は、ぜひ読んでみてくださいね。

インスタント袋ラーメンの正しい作り方【アレンジ非推奨】

インスタント麺をスープで一緒に煮込むのは、絶対やってはダメなパターンなんです。

なぜかというと……麺の食感が、別物レベルで変わってしまうから。

メーカー推奨!スープは丼で混ぜるのが正解

多くのインスタント麺のメーカーの作り方のポイントは、以下の4つです。

  • 丼にスープを入れておく
  • お湯が沸騰したら麺を入れる
  • 茹でたお湯だけを丼に入れる
  • 最後に麺を入れる

たったこれだけ。でも、「スープで煮るか、後で混ぜるか」でマジで全く別物になります

アレンジなし!インスタント袋ラーメンのおいしい作り方

そう、インスタント袋ラーメンは、メーカー推奨の作り方が一番おいしいのです。

おや?まだ「いうてもそんなに変わらないでしょ?」という顔しますか?
実際に食べ比べてみます。

  • メーカー推奨の作り方(スープと麺セパレート)
  • スープで煮込む作り方

この2パターンで作っていきます。

作り方①丼にスープを入れる

お湯を準備している間に、丼にスープを入れておきましょう。

(※筆者は検証のため、もう1つは鍋にスープを入れて“煮込みバージョン”を準備)

作り方②沸騰したら麺を入れる

お湯が沸騰したら、麺を入れます。

途中、菜箸などで麺をほぐすようにかき混ぜます。

作り方③茹でたお湯だけ丼に入れる

麺が入らないように、お湯だけを丼に注ぎます。

粉末スープが溶けるように、かき混ぜておきます。

作り方④最後に麺を入れる

最後に麺を入れたら、完成です。

これが「メーカー公式・最適ルート」です。

スープで煮た方は、そのまま丼に移しました。

【結論】スープで煮ると、麺がボソボソになる

完成したものを見比べると、

↑こちらが「煮込みバージョン」。

↑こちらが「メーカー公式・最適バージョン」。

どちらも見た目ではさほど変化はありません。
しかし、食べ比べてみると、

煮込みバージョンは、麺が「ボソボソ」している。

そして、メーカーのレシピ通り、お湯で茹でた方は、麺が「ちゅるちゅる」した食感です。

これ、正直僕も食べ比べる前は「そんな変わらんやろ」なんて思っていました。
が、舌触りがまるで違います。

筆者の脳内イメージでは、

  • スープで茹でた麺:市販のプリン
  • お湯で茹でた麺:ケーキ屋さんのなめらかプリン

くらいの違いがあります。

今までは「なんとなくお湯で茹でたほうがいいんだろうな〜」と思っていましたが、改めて、公式レシピの大切さを実感しました。
なんとなくスープで煮込んだ方が味がしみるのでは?と思う気持ちもわかります。
でも、食感はここまで変わります。ウソだと思う方はぜひ一度お試しあれ。

ということで、調理師である筆者のお願い。
「インスタント袋ラーメン、スープで煮込むのやめて!」

【インスタント袋ラーメンの正しい作り方】アレンジせずメーカー推奨法で

この記事では、インスタント袋ラーメンのおいしい作り方を解説し、どう違うのかを紹介しました。

麺を茹でる時にスープを入れてしまうと、スープの塩分を麺が吸って、喉越しが悪くなってしまいます。
やはりメーカーの推奨する作り方をおすすめします。

この記事を読んでも「そんな変わるのか?」と思った方は、ぜひご自分でも比べてみてくださいね。
新しい発見がありますよ!

※編集部注:スープで煮込むタイプのインスタント袋ラーメンもあります。袋で推奨されている作り方をおすすめします。

この記事を書いた人
常にダイエット中の調理師webライター
だいき

ホテルで4年間洋食を学び、介護施設の調理師として働いていました。脂っこい料理が大好物で、日々ダイエット中。自分も楽しみつつ、面白いレシピやアイディア、調理のコツなどを紹介していきます。

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