『菱田屋』の「豚肉生姜焼き」レシピ!強火5秒焼きで肉が驚くほどやわらかい
- 2025年11月14日更新
こんにちは。最近は食べすぎるとすぐ胃がストライキを起こすアラフォー、ヨムーノライターの蘭ハチコです。
とはいえ、ときどきどうしても「がっつり食べたい欲」が抑えきれない瞬間ってありますよね。
そんな日は、定食屋にふらりと入って、濃い味のおかずで白米をかきこみたい衝動に駆られます。あの背徳感こそ至福。
そこで今回は、行列ができる人気定食屋の味をおうちで再現してみることにしました!
100年以上続く定食屋の生姜焼きレシピ

日本テレビ『1億3000万人のSHOWチャンネル』で定食屋『菱田屋』の5代目店主・菱田アキラさんが紹介した「豚肉生姜焼き」を作ります。
東京・駒場東大前にある『菱田屋』は創業100年以上の名店。テレビや雑誌など数々のメディアでも取り上げられ、がっつりした定食が食べられると人気を集めています。
お店の生姜焼きは100年以上続く秘伝のタレを使用しているようですが、このレシピでもその味に近付けられるのでしょうか。
さっそく作ってみましょう!
菱田アキラさん「豚肉生姜焼き」のレシピ

材料(2人分)
- 豚肉(肩ロースなどの薄切り、厚さ3mmのもの)…250g
- 玉ねぎ…1/2個
- サラダ油…適量
- 生姜…50g
- ニンニク…3~4片
- 砂糖…50g
- 醤油…150ml
材料だけ見ると、いつも我が家で使っているものとほぼ変わらず。ですが、生姜や砂糖、醤油をかなり使うなぁという印象です。
先に正直にお伝えするとタレがかなり余ってしまったので、タレの材料は1/4~1/3くらいの量で良いと思います。
作り方①生姜とニンニクを準備する

生姜とニンニクをすりおろしましょう。
チューブではなくおろしたてを使うことで、香りとフレッシュな風味が楽しめますよ。
作り方②タレを作る

①に砂糖と醤油を加えて混ぜ、タレを作ってください。砂糖と醤油は1:3の割合だそうです。
砂糖が底に沈みやすいので、しっかり混ぜるのがおすすめ。
作り方③玉ねぎをカットする

玉ねぎを繊維に沿って5mm幅に切ります。こうすることで、焼いたときに3mmの豚肉とのバランスが良くなるよう。
作り方④豚肉を焼く

フライパンにサラダ油を多めに入れ、強火で熱します。
焼き時間は片面5秒ずつ。ここからはスピード勝負です。

油から煙が立つくらいに熱してから、豚肉を1枚ずつ広げて並べます。

全部入れた後、好みの焼き色がついたら、フタをして5秒間蒸し焼きにしてください。
作り方⑤玉ねぎを入れる

④に玉ねぎを入れ、豚肉をひっくり返し、さらに5秒間蒸し焼きにします。肉の表面に肉汁が浮き出る前にひっくり返すのがポイント。
作り方⑥タレを絡める

フタを取り、鍋肌に沿ってタレを入れ、全体に絡めましょう。
煮詰める必要はなく、フライパンを3振りして7割程度絡めば完成です。豚肉がかたくならないよう強火で手早く仕上げてくださいね。
【実食】箸が止まらない!王道ど真ん中の生姜焼き

焼き時間が短いため、火の通りを心配していましたが、問題なし。玉ねぎもしんなりして肉と一体化しています。
ひと口食べれば生姜がガツンと香り、すりおろしたてのシャープな風味が鼻に抜けました。それでも生姜辛いわけではなく、ほどよい甘みがあります。
大量の醤油を使っていますが、意外と濃すぎず、しょっぱすぎずのバランス。少しだけ濃いめで、ご飯がすすむ味わいです。
おそらくタレを軽く絡めたおかげで、ちょうどよい仕上がりになっているのでしょう。これを少しでも長く煮詰めれば濃すぎたはず。

驚いたのはそれだけではありません。
いつもは中火〜強火でしっかり焼いていますが、今回は強火で片面5秒ずつの蒸し焼き。
肉がかたくなる前に火を止めているので、我が家の生姜焼き史上最高のやわらかさです。すごい、これが定食屋の焼き方か……と大感動!

ご飯にも、せん切りキャベツにも合う、王道中の王道です。
生姜焼きを食べるときは、わんぱくにマヨネーズを絡めることがありますが、こちらは味がキマりすぎて、何も加えたくないほど。これだけで完成しています。

キャベツもドレッシングなしで大量にいけちゃいますよ。
「定食屋の味」を家で再現できた達成感も加わって大満足でした。
ただし、あと5人前作れそうなくらいタレが余ってしまったので、醤油と砂糖の量は1/4~1/3くらいの量がおすすめ。
肉の量と相談しながら加減してみてくださいね。
家で味わえる定食屋感!5秒焼きが決め手の極上生姜焼き

焼き時間はごくわずか。「こんなに短くて大丈夫?」と思いきや、肉がふっくらやわらかく仕上がって感動ものでした。
タレを好みに合わせて量を調整すればパーフェクト。余った分は、炒めものや丼にも活用できそうです。
※今回のレシピは豚肉厚さ3mmのものです。火の通りが記載時間で十分でない場合は加熱時間を追加し、しっかり中まで火を通してください。
業務スーパーとカルディに毎週通い、お得に美味しく適度な手抜きをして生活しています。海外グルメとお酒のおつまみには目がないwebライターです。「美味しいものは人を幸せにする」と信じています。毎日がちょっと幸せに過ごせる、お得で美味しい素敵なモノをご紹介します♪
こちらもどうぞ
人気記事ランキング
24時間PV集計
豚肉レシピ
-
【和田明日香さん】は“ハンバーグ”をこう作る!!「うちのハンバーグ」をポロリ告白「あまりにもおいしくて…」次は“倍量で仕込む”宣言!ソースが超ウマ2025/12/20 -
和田明日香さん人気レシピ「豚こまボール」レシピ。丸めるだけでブロック肉の食感に2025/12/18 -
【豚こま肉が飛び上がるほど旨くなる!!】笠原将弘さん「ごはん大盛り確定」最高の食べ方!何度でもリピする♪2025/12/18 -
伝説の家政婦【タサン志麻さん】簡単レシピ24選!今すぐマネしたい大人気「タコライス」「生姜焼き」他2025/10/24 -
【タサン志麻さん人気レシピ】厚揚げの豚肉巻きは「みょうがタルタル」で食べる!かさ増しなのに絶品2025/12/17 -
【包まない餃子レシピ】皮はちくわ!村上農園が教える時短お弁当おかず2025/11/28 -
【豚汁が劇的に旨くなるコツはこれだけ!!】「コク旨すぎる豚汁の作り方」ダマされたと思って試してみて2025/10/29 -
もう「豚汁」は"味噌入れない"!【何コレめっちゃ旨い!?】笠原将弘さん「衝撃走るよ...」レギュラーに昇格!2025/10/29 -
【タサン志麻さんレシピ】豚肉と豆苗で簡単おしゃれ!フライパンで蒸し焼き肉巻きの作り方2025/11/21 -
【いつもの“焼きそば”が劇的に旨くなる】栗原はるみさん流「家にあるあの液体」で間違いない味!お弁当にも2025/10/23
特集記事
-
2025年07月31日
-
2025年04月18日
-
2024年08月09日PR
-
2024年05月02日
連載記事
-
2019年08月21日
-
2019年05月28日





