【サンマ、いきなり焼かないでー!?】鮮魚店が教える「皮パリっ!な“フライパン”の焼き方」!「かけすぎがベスト」「油を引く必要ナシ」

  • 2025年09月25日公開

こんにちは。毎日キッチンに立つ料理家で、ヨムーノライターの菅智香(かん ともか)です。

秋の味覚といえば「サンマ」。

シンプルな塩焼きはとてもおいしいですが、シンプルだからこそ、少しの違いで味が大きく変化します。

この記事では、鮮魚店が教える「フライパンでサンマを美味しく焼く方法」をご紹介します。少しの工夫で、フライパンでもサンマをおいしく焼くことができますよ。

ぜひチェックしてくださいね。

サンマをフライパンでもおいしく!

サンマの塩焼きは魚焼きグリルで作れますが、魚焼きグリルを使うと洗うのがとても面倒ですよね。

できればフライパンで焼きたい!

そしておいしく食べたい!

魚に詳しい鮮魚店が伝授する方法なら、サンマの塩焼きをフライパンでもおいしく仕上げることができますよ。

今回、宮城県の南三陸町で70年以上続くお店、山内鮮魚店さんがサイトで紹介している方法にチャレンジします!

山内鮮魚店さんが教える「フライパンでサンマを美味しく焼く方法」

材料(1人分)

  • 新鮮な生サンマ…1尾
  • 塩…適量
  • 大根おろし…適量

作り方①サンマの下処理をする

サンマのウロコを取り、流水でサンマを軽く洗います。

サンマにウロコはないイメージかと思いますが、包丁でやさしくなでるとぬめりと一緒に取れるので、くさみも減るんですよ。

洗ったらキッチンペーパーなどでサンマの水分をしっかり取ります。

作り方②サンマを切る

フライパンに1尾丸々のサンマがのらない場合は、サンマを半分に切ります。

半分に切るとサンマの旨味が逃げてしまう場合がありますが、フライパンに1尾丸々のらない場合は焼きムラが出てしまうので、半分に切ったほうがいいそうです。

サンマを切る場合は、中央を少しナナメに切りましょう。

新鮮な旬のサンマなら内臓を取る必要はありません。内臓もおいしいので、ぜひそのまま焼いておいしくいただきましょう。

作り方③サンマに塩をかける

サンマ全体に塩をまんべんなく振りかけ、サンマになじませるようにさらに手で軽く塗り込みます。

塩の量は控えめにせず、「ちょっとかけすぎ」なくらいがベストです。

裏面も同じように塩を振りましょう。

新鮮なサンマは脂が多く「塩」を多めに振ると、焼きあがり時に皮がパリパリに仕上がりますよ。

作り方④フライパン用ホイルシートをひく

フライパンに「フライパン用ホイルシート」をひきます。

旬のサンマは脂がのっているため、油を引く必要はありません。

作り方⑤サンマをフライパンに入れる

フライパンにサンマを入れます。

作り方⑥加熱する

中火〜弱火で7〜8分じっくり焼きます。

フライパンの場合、グリルと違い火が通りにくく表面だけ焦げやすいので火加減に注意してくださいね。

じっくり時間をかけて焼くのがコツです。

作り方⑦上下返す

サンマの上下を返し、さらに7〜8分加熱します。

サンマの表面にまんべんなく焦げ目がついたら焼き上がりです。

大根おろしを添えていただきましょう。

サンマをフライパンで焼いてみて

コツを押さえて調理すれば、サンマはフライパンで加熱してもおいしく仕上がります。

皮はパリパリ、身はふっくら♪

家族からも大好評でしたよ。

サンマの塩焼きを、フライパンで手軽においしく味わいましょう。

出典:山内鮮魚店「さんまの焼き方(フライパン編)」

この記事を書いた人
料理家
菅智香(かんともか)

料理家。チーズソムリエ、スパイス&ハーブコンサルタント、食育インストラクター。成城石井、カルディ、業務スーパー、無印良品のヘビーユーザー。自宅で気軽に、手軽に作れる料理をご提案中。

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