笠原シェフ考案【笠タッキーフライドチキン】ケンタッキーの味を家で再現!クリスマスにも

  • 2025年12月20日公開

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こんにちは!ケンタッキーのチキンで手も口も油まみれになる喜びは、人生に時々必要だよな、と感じているヨムーノライターのやまだかほるです。

家で作れるなんて考えたこともなかったのですけれど、ケンタッキーの再現レシピって調べてみたら数えきれないくらい出てきてびっくり。

今回作ってみるのは、なんと日本料理の名店『賛否両論』の店主・笠原将弘さんのYouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』で紹介されているレシピです。

笠原シェフがガチで挑んだケンタッキーフライドチキン

10種類以上のスパイスが使われているというケンタッキーの味を再現するために、試作に試作を重ねたとのこと。以前出したレシピを、今回新たに家庭でも作りやすく改良したのですって。

色々なスパイスをちょっとずつ買ってちょっとずつ使うのは大変だから、家にどうにかありそうな材料でかなり店の味に近いものを作り上げたとおっしゃっていました。

どんな味わいのチキンができるのでしょうか。楽しみすぎる!

笠原将弘さん「笠タッキーフライドチキン」のレシピ

材料(2〜3人分)

  • 手羽元…10本
  • 強力粉…適量
  • サラダ油…適量

【A】手羽元の下味

  • 塩…小さじ2
  • 砂糖…小さじ2
  • テーブルコショー…小さじ2
  • ガーリックパウダー…小さじ1
  • オールスパイス…小さじ1
  • コンソメパウダー…小さじ1
  • 酒…大さじ1

【B】バッター液

  • 卵…2個
  • 強力粉…大さじ1
  • 牛乳…200ml

すみませんっ!スーパーに8個入りのパックしか見当たらず、今回は手羽元8本で作ります。

作り方①手羽元の下準備をする

手羽元はペーパータオルなどで水気を拭きます。鶏肉は、肉の中で一番水分が多いので、きちんと取った方がいいとのこと。

味のしみこみも悪いし、臭みの元にもなるとおっしゃっていました。

【A】をしっかりと揉み込みます。テーブルコショーを使うのは、これひとつで白こしょうと黒こしょうが入っているからだそうです。そしてこのテーブルコショーがケンタっぽさによく効くそうです。

ガーリックパウダーはすりおろしにんにくでも良いけれど、このパウダーの方がお店の味に近づくのですって。

オールスパイスは、なければ使わなくていいけれど、クローブ・シナモン・ナツメグを混ぜたような味がするそうです。家にこの3種があるのなら、少しずつ入れれば良いともおっしゃっていました。

今回は全ての材料をきちんと揃えました。しっかり揉み込んだところです。

冷蔵庫で1時間以上おきます。1日くらいおいておいてもいいとのことだったので、筆者はひと晩おいてみました。

ひと晩たったものは、がっつり味が入っているように見えました。

作り方②バッター液を作る

【B】をよく混ぜ合わせ、バッター液を作ります。卵2個と牛乳200ml使うので、結構たっぷり出来ました。

作業はしやすかったのですが、残った液の量を見ると切ない気持ちに。半分の量でもどうにかなるかなーと思ってしまいました。次に作る時は半量でやってみて、足りないようなら足そうと思います。

作り方③衣をつける

手羽元をバッター液にくぐらせ、強力粉を満遍なくまぶしましょう。

強力粉を使うのが、ケンタッキーっぽくするひとつのポイントなんですって。

おっしゃっていたように、強力粉の方が薄力粉よりもさらさらしています。衣をつけるのも、薄力粉に比べるとベタベタすることが全くなく、ぐっと作業しやすい、と感じました。

作り方④揚げる

サラダ油を鍋に入れ、170度で揚げていきます。3分ほど揚げて、一度取り出して3分ほど休ませてから、さらに2分ほど揚げたら完成です。

入れたてはいじらない、というのが笠原さんがいつもおっしゃっている揚げ物の鉄則。まわりがカチッとかたまってきたら触ってもいい、ということですが、これはかなりガツッとかたまってます。ワクワク。

写真は最初の3分の後、休憩中の手羽元です。鍋が小さかったので、2本ずつ揚げたのです。

全部揚げあがりました。本当に、外側がカチッとかたまっていて最高の仕上がり!

とはいえ、ケンタッキーっぽさをもっと追求したい人は、ラップをかけて、この皮をフニャッとさせたらどうだろうと笠原さんは提案なさってたのです。

いやいや、まずはこの揚げたてをいただきたいです!

うん!ケンタッキーっぽい!

わー、味が濃いー。ひと晩つけたのは長かったかもしれません。この外側の皮の感じはまさにケンタッキー。

味は濃いけど、ケンタッキーっぽいわ。うんうん、こんな感じだわ。さすが笠原さん、すごーい!

食べ始めると止まりません。ザクザクした食感の皮も最高だし、パンチの効いた癖になる味です。スパイシーで、いつもの家の唐揚げなんかとは別ものです。きゃー。

パーティーの主役になるかも

手で持ってかぶりつく感じもまた、ケンタッキーっぽさには欠かせないですね。家族とわーわー言いながら食べるのが超楽しかった!

人が集まる時には、話題にもなるし、みんなが好きな味だし、かなり人気メニューになりそうな気がします。

作るのもね、本当に簡単でした。スパイスを揃えたり、バッター液をちゃんと作ったり、強力粉を準備したり、いつものお家唐揚げとは違うけれど、こんなに上手にできるなら、なんてことありません。

皆様も、ぜひぜひ、楽しんで試してみてください!

協力/「【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道」さん

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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