【キャベツ余ったら"もも肉"とこう焼いて!】大原千鶴さん流「ガツンとうまい」「発想が本当に素敵」思わずハマっちゃうレシピ!

  • 2025年09月08日公開

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こんにちは!「え、これ?肉をさっと焼いただけよ」とさりげなく言ってみたい、ヨムーノライターのやまだかほるです。

肉を焼いただけでおいしい、というのはかなり上級者な印象。同じ肉でも、大きさや状態が違えば火入れの時間も変わり、その見極めが至難の業なのですよね。

今回はシンプルなソテーに見えるだけに、”焼き”が肝心に思えるお料理。腕まくりしてチャレンジしてみたいと思います。

決め手は柚子こしょう

NHK『きょうの料理』で、料理研究家・大原千鶴さんが紹介してくださったレシピです。

鶏肉をフライパンで丸ごと焼いて、うまみを逃さず、柚子(ゆず)こしょうの辛みと風味が心地よいアクセントになるというお料理。

焼くと出てくる肉汁と脂でキャベツを炒めて、余すところなく鶏のうまみを利用し尽くすというのもポイントです。あぁ、そのキャベツ、おいしいに違いない。早速作っていきたいと思います。 

大原千鶴さん「鶏肉のゆずこしょう焼き」のレシピ

材料(2人分)

  • 鶏もも肉…1枚(300g)
  • キャベツ…2~3枚(150g)
  • レモン (くし形に切る)…適量
  • 柚子こしょう…小さじ1
  • 塩…適量
  • こしょう…適量

作り方①材料の下準備をする

鶏肉は身のほうに塩・こしょう各少々をふっておきましょう。

キャベツは2cm幅に切っておきます。

作り方②鶏肉を焼く

表面加工のしてあるフライパンに鶏肉の身を下にして入れ、皮側に柚子こしょうをスプーンの背で塗り広げます。こんな感じでしょうか。

ふたをして中火にかけ、7分間焼いていきます。

7分経ったところです。7割方火が通っている印象。

ふたを取って上下を返し、へらで少し押さえながら、皮がカリッとするまで3分間焼きましょう。今回はへらの代わりにトングを使っています。

皮側の焼き具合が均一になるように、へらで押さえてフライパンに密着させるのがポイントなのだそうなので、しっかり押さえているところです。

作り方③鶏肉を休ませる

鶏肉に火が通ったらフライパンから取り出してバットに移し、約2分間そのままおいておきます。3分程度で皮に焼き目がつくのか不安でしたが、いい感じに焼けました。

焼いてすぐに切ると肉汁が流れ出てしまうので、鶏肉を休ませて肉汁を落ち着かせましょう。

作り方④キャベツを炒める

鶏を焼いたままのフライパンにキャベツを入れ、塩1つまみをふってしんなりするまで中火で炒めます。

途中でバットに出てきた肉汁を加えましょう。これ?と思いつつ加えました。休ませている間に出てきた鶏肉の肉汁も加えることで、うまみをキャベツにまとわせるのですって。

器にキャベツを盛り、鶏肉を食べやすく切ってのせ、レモンを添えたら出来上がりです!

ガツン、とくる鶏肉と、それをふわっと包みこむキャベツと

焼いた鶏肉のいい香りがします。口に入れると、辛っ!柚子こしょうが結構辛い!けどいいっ!パンチのしっかり効いた味に身体が喜ぶ感じがします。

キャベツにはうまみもきちんとついていて、ほんのり甘みを感じる味。一緒に食べると鶏肉の強さをやわらげてくれます。この組み合わせ、最高じゃないか。

焼き方は、料理に合わせて

上手に焼けると塩で食べるだけでも、上等のおかずになる鶏もも肉ですが、今回のこの焼き方、食べ方は、とても良い勉強になりました。

鶏は皮から焼くべし、という固定観念があったのですが、身から焼いても、肉はふっくら、皮はパリッと仕上がるもんだと目から鱗。

皮がいい感じに焼けたのは、柚子こしょうを塗っていたからですね。3分以上焼いたらきっと焦げていたに違いありません。レシピ通りに作っただけですが、我ながらなんだか上手に焼けて嬉しかったです。

フライパンには油を引かなかったのに、鶏から出た油で、キャベツは十分に焼けましたし、 肉汁をまとわせることで、味わい深くなりました。

こういう調理法は本当に素敵。料理上手になった気分になります。

シンプルな材料、シンプルな手順で、短い時間で作れましたが、完成度の高い一皿でした。今日も1日忙しかった、そんな日にサクッと作れる夕食になりそう。ぜひお試しくださいね。

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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