【再現度99%】笠原将弘さん直伝!白ワインでつくる“ほぼ〇野屋”牛丼レシピ

  • 2025年09月04日公開

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こんにちは、自分で作る牛丼がちょっと物足りないヨムーノライターの安達春香です。

子どものころからチェーン店の味に慣れ親しんでいるからでしょうか。何度作っても納得のいく仕上がりにたどり着けません。

そんな中、あるお店にそっくりだという牛丼のレシピを見つけました!

白ワインが決め手!チェーン店の再現レシピ

料理人・笠原将弘さんのYouTube『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』で紹介されていた「笠野家の牛丼」。

修業時代から親しんでいた某チェーン店(〇野屋)の牛丼を、自宅でも再現できるようにと考案されたレシピです。

牛肉と玉ねぎ、醤油、砂糖と王道の材料が並ぶ中、ちょっと気になったのが「白ワイン」。

和食なのに?と思いながら動画を観てみると、笠原さんがお店の牛丼を食べたときに「絶対ワインが入っている」と直感したのだそうです。

一体どんな味がするのか、さっそく作っていきましょう!

笠原将弘さん「笠野家の牛丼」のレシピ

材料(3~4人前)

  • 牛切り落とし肉(薄め)…400g
  • 玉ねぎ…1個
  • ご飯…適量
  • 卵…1個
  • 紅生姜…適量

【A】

  • 水…600ml
  • 酒…60ml
  • みりん…100ml
  • 醤油…100ml
  • 薄口醤油…50ml
  • 砂糖…大さじ2
  • 白ワイン…40ml
  • おろし生姜…10g
  • だし昆布…3g

※写真は半量分です。

作り方①玉ねぎを切る

玉ねぎは繊維に沿って薄切りにします。

作り方②生姜をすりおろす

生姜は皮をむいてすりおろします。チューブでも代用可能ですよ。

作り方③牛肉を切る

牛肉は包丁の背で叩いて伸ばし、3cm幅ぐらいにカットします。叩くことで繊維が壊れてさらに薄くなり、食べやすくなるそうです。

作り方④牛肉のアクを取る

熱湯に牛肉をくぐらせてアクを落とし、ザルに上げます。

この工程が笠原さん流。牛肉の臭みやアク、余分な脂を落とすことで、すっきりとおいしく仕上がりますよ。

作り方⑤玉ねぎを煮る

鍋に【A】を入れて火にかけ、玉ねぎを加えて沸いたら弱火で10分ほど煮ます。

作り方⑥牛肉を加えて煮る

牛肉を加えて味が染みるようにしっかりほぐし、落とし蓋をして10分ほど煮ます。煮物は一度冷ますと味が染み込むので、火を止めて時間を置きましょう。

食べる直前にもう一度火にかけて温めてくださいね。

作り方⑦盛り付け

丼にご飯を盛って⑥をのせます。卵、紅生姜を入れたお皿を添えたら完成です。

再現度99%!ほぼ〇野屋の牛丼が完成

煮込んでいるときの香りからして、すでにお店みたい!わくわくしながら豪快に頬張ってみると、玉ねぎの優しい甘さと牛肉の旨みがブワッと溢れ出します。

これはすごい……。かなりの再現度の高さです。

とろっとした食感の玉ねぎに、薄くて口当たりの良い牛肉。味付けは甘すぎず、塩味も強すぎず、牛肉と玉ねぎの良さが前面に出ています。

白ワインの風味は正直わからなかったのですが、どことなくスッキリしつつ上品なお味。いままで自分で作ってきた牛丼とはまったく違う出来です。

卵をのせて食べてみると、コクとまろやかさが加わってより贅沢な味わいに。

ときどき紅生姜を挟めばシャキシャキ感と酸味で口がリセットされて、あっという間に丼ぶりが空っぽになりました。

【笠原さんおすすめ】肉豆腐にアレンジ

動画内で「余った牛丼は肉豆腐にアレンジできる」と言っていたので試してみました。

お鍋に牛丼の具と煮汁、水切りした焼き豆腐、糸こんにゃくを入れてじっくり煮込んだら完成。

ありとあらゆる旨みが焼き豆腐に染み込んでいて、ホッとするおいしさです。

一生このレシピで作ります

笠原将弘さんの「笠野家の牛丼」は、有名店の味を一流和食シェフが再現するというなんともスペシャルなレシピでした。作り方はそこまで難しくないのに、ちょっとの手間と白ワインでここまで変わるとは……。

牛丼はこのレシピでちょっと多めに作って、次の日は肉豆腐にするという流れが定番化しそうです。

この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

管理栄養士

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