【お願い!ラップかけないでーー!?】絶対やってはいけないスイカのNG行為「もったいないです」管理栄養士が"警告"

  • 2025年08月02日公開

【やってたらすぐやめて!ケチャップの置き方】"食品メーカー"が警告する理由に→「知らなかった」「使用目安、早っ」

こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。

暑い日が続き、スイカがおいしい季節がやってきました。

カットスイカを冷蔵庫に入れていざ食べようと思ったら、なんだかパサパサしてる……なんて経験はありませんか?

水分の多いスイカは意外とデリケート。保存法をちょっと間違えるとすぐに味や食感が落ちてしまうんです。

そこで今回は「やってはいけない保存法」と「長持ちさせるコツ」をご紹介します。

みずみずしさ半減!?“ふわっとラップ”は絶対やめて

カットスイカを冷蔵庫に入れるとき、お皿にのせてふわっとラップをかけていませんか?

実はそのせいで、せっかくのおいしさを無駄にしているかも!

スイカは匂いを吸収しやすいので、ちゃんと密封しないと冷蔵庫のニオイが移ってしまう可能性があるんです。

また、スイカは約90%が水分だから乾燥が大敵。

ラップとお皿にちょっとでも隙間が空いていると、そこから水分が蒸発してスカスカになり、みずみずしさが失われてしまいます。

ちょっとのことで味も鮮度も悪くなってしまうので、次に紹介する保存法を覚えておきましょう。

出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年「果実類/すいか」

食べきれないときの保存法

スイカは1玉まるごとであれば常温保存できますが、一度カットすると鮮度が落ちるので冷蔵保存が必須。

ここからは皮付きと皮なし、それぞれの保存方法をご紹介します。どちらも2〜3日を目安に食べ切ってくださいね。

皮付きは“ラップ&保存袋”で乾燥を防ごう

皮付きのカットスイカを保存するときは、乾燥や冷蔵庫のニオイ移りを防ぐために切り口にぴったりとラップを密着させて包みます。

包んでからチャック付き保存袋に入れると、より水分の蒸発をおさえられますよ。

冷蔵庫に入れるときの注意点は、冷気の吹き出し口付近には置かないこと!吹き出し口の近くは温度が低いので、水分の多い食品は凍ってしまう場合があるんです。

中途半端に凍ると水っぽくフニャフニャの食感になるので、置き場所には注意してくださいね。

皮なしは“ラップ”か“保存容器”が◎

皮なしのカットスイカは包丁、まな板なしでサクッと食べられる反面、空気に触れる面積が大きくて乾燥しやすいのがデメリット。

買ってきたその日のうちに食べるならパックのままでOKですが、鮮度をキープしたいならラップでしっかりと密封しましょう。

2〜3個ずつ隙間ができないようにぴったりと包み、チャック付き保存袋に入れて冷蔵庫へ。

包むのが面倒なときは、密閉できる容器に入れて冷蔵庫に入れるのもおすすめです。

隙間なく詰めてしっかりフタを閉めておけば、冷蔵庫のニオイ移りや乾燥の心配もありません。

冷凍保存で1か月長持ち!

どうしても食べきれない場合は冷凍保存もあり!約1か月保存できます。

冷やしすぎると甘みを感じにくくなるので、ちょっと物足りないかもしれませんが、傷んで無駄になるよりは良いですよね。

まずは皮を剥いて食べやすい大きさに切り、種を取り除きます。チャック付きの保存袋に入れ、空気を抜いてぴったりと口を閉じて冷凍庫に移しましょう。

甘みをプラスしたい方は、砂糖をまぶしてから凍らせると良いですよ。

食べるときは半解凍にするのがポイント!完全に解凍すると食感がフニャフニャになって味も落ちてしまうので要注意です。

冷凍庫から出して2〜3分置き、シャリシャリのシャーベット状になってから食べましょう。

汗だくで帰ってきたときのおやつや、お風呂上がりにサッパリしたものが食べたいときにおすすめです。

ミキサーを持っている方は、冷凍スイカとヨーグルト、砂糖を入れてスムージーにするのも◎。

氷を使わないので水っぽくならず、濃厚な風味が楽しめます。

カットスイカは“乾燥”が大敵!

切る手間が省けて便利なカットスイカですが、水分が蒸発しやすいのが難点。

食べきれないときはぴったりとラップをして袋に入れたり、保存容器を使ったりして乾燥や冷蔵庫のニオイ移りを防ぎましょう!

この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

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