【スーパーで買った枝豆、そのまま食べちゃダメ!】野菜のプロ「"アレ"入れて茹でてください」→塩じゃないの!?
- 2025年10月29日更新
こんにちは、八百屋歴10年でヨムーノライターの青髪のテツです。
すっかり真夏の気候になってきましたね。夏のおつまみといえば、何を思い浮かべますか?
枝豆を挙げる方が多いのではないでしょうか。
ご存知のとおり、枝豆はこれからが旬の野菜です。暑い季節にはビールとの相性も抜群ですよね。
ただ、スーパーで販売されている枝豆は収穫から時間が経ち、本来の美味しさが失われている場合が多いんです。
そこで登場するのが砂糖水です。
枝豆に砂糖水と言われても「どういうこと?」となる方が多いと思います。
そこで今回は「枝豆を砂糖水で茹でると美味しくなる理由」と「枝豆を美味しく食べるための茹で方」を紹介していきます。
枝豆を砂糖水で茹でると美味しくなる理由

「枝豆は湯を沸かしてから収穫しに行け」と言われるほど、枝豆は鮮度が命の野菜です。
なぜなら、枝豆は鮮度が落ちるにつれて糖度も低下し、みるみるうちに味が落ちてしまうから。
通常の流通では手元に届くまで時間がかかる
通常、野菜は
「収穫 → 市場 → 卸売業者 → 小売店に納品 → 小売店のバックヤード → 売り場に陳列 → 消費者の手元へ」
という長い流通経路をたどってスーパーに並びます。
そのため、皆さんの食卓に届く頃には、残念ながら収穫から時間が経ってしまい、採れたての味からはほど遠い状態になっていることがほとんどです。
砂糖水で茹でると枝豆の甘みが増す
そこで砂糖水を使います。
鮮度が落ちた枝豆を砂糖水で茹でると砂糖で甘みを加えたとは思えないほど、自然な甘みが増して美味しくなるんですよ。
ぜひ多くの方に試していただきたいと思っています。
それでは枝豆を最高に美味しく食べるための茹で方をご紹介しますね。
枝豆を美味しく食べるための茹で方

材料
- 枝豆:1袋(250g)
- 水:1リットル
- 塩:40g
- 砂糖:30g
手順
- 枝豆の先端部分をはさみで少し切る
- 用意した塩の半分を枝豆にかけて塩もみ
- 鍋に水と残りの塩、砂糖を入れて沸騰するまで加熱
- 塩がついたままの枝豆を鍋に入れる。ボウルに残った塩も、茹で湯をボウルに少量入れて溶かしてから、すべて鍋に入れる
- お好みの硬さになるまで、4〜6分茹でる
これだけで、たとえ鮮度が落ちた枝豆でも、驚くほど美味しくいただけます。
枝豆はもともと砂糖と同じショ糖を含んでいるため、砂糖水で茹でても不自然な甘みにはならず、採れたての味が再現できるんです。
採れたてで鮮度抜群の枝豆であれば、砂糖水で茹でる必要はありません。
でも、スーパーなどで枝豆を購入した際は、ぜひこの方法を試してみてくださいね。
スーパーで買った枝豆は「砂糖水で茹でる」とおいしくなる!

今回は、鮮度が落ちた枝豆を美味しく茹でる方法をご紹介しました。
この裏ワザを使えば、多少鮮度が落ちた枝豆でもグンと美味しくなります。
これからの季節、ぜひこの方法で旬の枝豆を存分に味わっていただけると嬉しいです。
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