【今大注目】“バケットリスト”で幸せなお金の使い方をしよう!

  • 2025年07月23日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

「バケットリスト」って、聞いたことありますか?

「バケット」とはバケツのことで、英語圏では「kick the bucket」というイディオムがあり、「死ぬ」ことを意味するとか。そこから、「バケットリスト」とは、死ぬ前にやりたいことを書き出したリストのことを指すようになりました。

バケットリストが、幸せなお金の使い方にどのように役立つかを考えてみましょう。

お金は“使わないこと”より、“上手に使うこと”の方が難しい

今さらですが、お金は使うためにあります。でも、お金をせっせと貯めている人の中には、「貯める」こと自体が目的になってしまい、預金残高が増えることに満足している人がいます。

住宅ローンは順調に返済できている、子どもの大学進学資金は用意できた、老後資金もメドがついてきた……にもかかわらず、貯める一方で、お金を使えない。預金残高が減ると不安を感じたり、後ろめたい気持ちになったり。

使うためにあるお金を使って、幸せな気持ちになるのは、貯め続けてきた人には難しいこともあります。

「なんとなく」お金を使うと幸せな気持ちにはなれない

幸せな気持ちになる=満足度の高いお金の使い方をするには、トレーニングが必要です。「自分はどんなときに幸せを感じるか?」を自問して、自分と向き合わなければなりません。なんとなくお金を使っていたら、その答えは見つかりません。

お金を使うときや、使ったあとの自分の気持ちを意識する練習をしないと、お金の使い方は上達しません。

“DIE WITH ZERO(死ぬときにはゼロ)”で、いいんじゃない?

『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』という、お金の「貯め方」ではなく、「使い切り方」に焦点を当てた本がベストセラーになっています。

「お金は墓場までもっていけない」と、よく言います。お金がなくて老後の生活に困るのはイヤですが、節約ばかりして、お金を使わないまま死んでいくのも淋しいものです。

この本がベストセラーになった背景には、今の世の中、お金が上手に使えない人が多くなっていることが関係あるのかもしれません。

やりたいこと、やるべきことをリスト化する

「なんとなく」お金を使わないために、さらに幸せなお金の使い方をするのに役立つのが、バケットリストです。

ノートに「やりたいこと」「行きたい場所」「食べたいもの」「買いたいもの」などを、思いつくままに書き出します。目標は100個。100個全部をいっぺんに書き出さなくてOK。思いついたときに、書き足していきましょう。

「やりたいこと」を書いたら、その横に、それを実現するための予算と、「今年中」「2年後まで」「子どもが小学生のうち」「定年までに」など、期限の目安を書いておくと、現実的になります。

お金の使い道の優先順位が見えてくる

「旅は遠くから行け」と言われます。ヨーロッパ旅行をしようと思ったら、片道12~13時間程度、飛行機に乗ることになります。遠くに旅するには、気力と体力が要るということです。

やりたいことをリスト化して、見比べることで、自分のやりたい度合いが見えてきます。やりたい度合いがそれほど高くないものは削除してもOK。

ホントにやりたいことを見極め、実現にかかるコスト、やる順番などの見通しを立てることが、幸せなお金の使い方につながります。

まとめ

お金を「貯める」ばかりで、使うことに不安や罪悪感を覚えていませんか?「バケットリスト」は、そんなあなたに「幸せなお金の使い方」を教えてくれる最高のツールです。

やりたいことを具体的に書き出し、予算や期限を考えることで、「なんとなく」の浪費がなくなります。お金を使う優先順位が明確になり、限りある時間やお金、体力を、本当に価値ある経験へ計画的に投資できるようになるのです。

バケットリストは、後悔のない豊かな人生を送るための羅針盤。あなただけの「お金の使い方の正解」を見つけ、充実した人生への一歩を踏出しましょう。

【この記事の監修者:ファイナンシャルプランナー・大久保美伽さん】

大久保美伽さん
元銀行員、大手外資系金融機関勤務歴15年。退職後、2021年マネレボ株式会社設立。真に中立な立場で資産運用と保険、家計の見直しをおこない、お金と時間から自由になり自分らしく生きる女性を増やすべくファイナンシャルプランナーとして独立。多くのお客様の資産運用やライフプランニングの悩みを解決すべく尽力している。老後に3000万円差がつく投資講座主宰。
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※一部、AI生成画像を使用しています。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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