1.9%→4.6%は大健闘!?最高視聴率だけで語れない!内容盛り込みすぎは十八番「ラブコメ韓国ドラマTOP5」

  • 2025年07月23日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部韓国ドラマです。

「このドラマ、キャストは地味かも?」
「前半は面白いけど後半失速?」――そんな“正直な声”こそ、あなたの心を掴む隠れた傑作ラブコメのサインです!

巷にあふれる王道ラブコメはもう飽きた韓ドラマニアへ贈る、真の面白さ追求ガイドがここに。今回は、最高視聴率だけでは測れない、「いい意味で期待を裏切る展開」「俳優の意外なギャップ」「見れば見るほどハマる中毒性」が詰まった5作品を厳選しました。

ぶっ飛んだ設定のクレイジーロマンスから、人気俳優の怪演、そして予測不能なストーリーまで。あなたの「ラブコメ沼」をさらに深くする、唯一無二の作品たちを徹底レビュー!

韓国ドラマ『クレイジーラブ』( 크레이지 러브 )

殺人予告を受けた人気講師と、余命を宣告された存在感ゼロの秘書の甘く殺伐としたクレイジーロマンス。

© 2022 Disney and related entities

  • オレ様キャラ「ノ・ゴジン」に振り回されるイ秘書

  • しょっぱなから副代表のおっとり性格が怪しすぎる

  • 余命宣告をうけたイ秘書がノ・ゴジンに復しゅうを決行する

  • 交通事故でノ・ゴジンが記憶喪失になる

  • 記憶喪失に便乗してイ秘書がノ・ゴジンの婚約者だとウソをつく

もう、クレイジーなオモシロ要素モリモリでどんなラストになるのか楽しみでしかない!
と、思ったら全16話またずに第10話までに、上記のネタばらしがどんどん始まってしまう勿体ない展開に!?

前半がハチャメチャ展開に対して、第11話以降はパワハラ問題・復しゅう・妬み・自殺……現代社会というか、ストレス社会というか、思い込み・勘違いからの~サスペンスにもっていっちゃう盛り込みすぎドラマ(笑)。

最低視聴率1.9%から最高視聴率4.6%は健闘!?

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個人的に韓国ドラマ「クレイジーラブ」のキャスティングは、日本でも人気があるドラマ作品に出演しまくっているキャストがそんなにいない印象が強いので、全体的に地味さを感じます。

私がパッと見で、「この人見たことある!」と思ったのは、ノ・ゴジンの元恋人を演じたユ・イニョンさん。

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ユ・イニョンさんの主な出演作「星から来たあなた」「奇皇后」「黄金の私の人生」はすべて鑑賞済みで、奇皇后では女頭領を演じていていい役でした。

なので、最低視聴率1.9%も仕方ないかも!?
ストーリー的には面白いラブコメで、最高視聴率4.6%(最終回)はなかなか健闘したと思います。

キャスティングは気にせず、気負わず気楽に鑑賞できるラブコメをお探しの方にはおすすめです!

韓国ドラマ『流れ星』( 별똥별 )

© STUDIO DRAGON CORPORATION
U-NEXTにて独占配信中

「流れ星」の中で特に印象的なのは、キム・ヨンデさん演じるスター俳優コン・テソンのツンデレなキャラクターです。
テソンがハンビョルを1日見張ったり、ハンビョルに「玉なし」と間違えた記事を書かれた時は、実際にハンビョルの前でズボンを脱ごうとする(なぜ途中で止める!)など、とても笑える場面が満載です。

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U-NEXTにて独占配信中

観ていると、テソンの行動は全て好きな子をいじめている男子の姿であり、全てキュンキュンします。
そして同時に、会社の上層部へのハンビョルへのフォローというギャップに萌えまくります。

主演2人の絶妙な化学反応(ケミストリー)

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U-NEXTにて独占配信中

このドラマの魅力の一つは、主演2人のケミです。
スター俳優テソンは、自分の気持ちに気づかないままヒロインにかまう幼稚で可愛らしい一面を見せます。また、自分の気持ちに気づいた後のアプローチは微妙で、ヒロインにはなかなか伝わらない。
さらに、ハンビョルも昔はテソンが好きだったものの、すれ違いからもどかしい展開が描かれています。

加えて、ライバルであるド・スヒョク(ユン・ジョンフン)が登場し、三角関係を盛り上げます。スヒョクの冷静かつ大人な魅力が、テソンとの対比を際立たせ、物語にさらなる深みを与えています。色々あったあと、スヒョクになつくテソンもまた可愛いのです。

個性的なサブキャラクターの恋愛模様と笑いを誘う展開

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U-NEXTにて独占配信中

「流れ星」には、魅力的なサブキャラクターたちが多数登場します。
同僚たちがテソンの突飛な行動をフォローする場面や、思わず笑ってしまう小さなハプニングが満載です。

また、「ペントハウス」ではシリアスな演技で魅了したキム・ヨンデさん、ユン・ジョンフンさん、ハ・ドグォンさんが、本作ではコミカルな演技を見せてくれます。
特に、悪事しかしなかったハ・ドグォンさんが、良い人を演じるギャップには感動せずにはいられません。

韓国ドラマ『女神降臨』( 여신강림 )

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韓国のみならず、全世界で人気のLINEマンガ「女神降臨」を韓国ドラマ化。

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最大の見どころといえば、この2人の顔天才!!!

正統派のイケメンか、クールなイケメンか「私がイム・ジュギョンなら…」と妄想するのが、とっても楽しい(笑)。目の保養をこれでもかというくらいできちゃいます。

容姿が原因でいじめられたり、親友だと信じていた子に裏切られたりと辛い場面もたくさんあります。

でもそれだけではなく、ありのままを好きになってくれる人や家族の大切さなどもひしひしと感じ、まるでヒューマンドラマのよう。

何よりイム・ジュギョンがとても明るくていい子なので、そんな姿にも癒されてポジティブな気持ちになれます♪

韓国ドラマ『ドクタースランプ』( 닥터 슬럼프 )

▲Netflixシリーズ「ドクタースランプ」独占配信中

将来を有望視された二人が、社会人になってどん底に突き落とされるストーリー。
家族の応援で新たな人生を歩みだすという内容です。

三枚目俳優パク・ヒョンシク

▲Netflixシリーズ「ドクタースランプ」独占配信中

セジャ役などまじめな役柄が多い印象があるパク・ヒョンシク。
韓国ドラマ『ドクタースランプ』では、その殻をぶち破って、陽気なキャラを演じています。

パク・ヒョンシクは1991年11月生まれでアラサーなのですが、20代みたいなハイテンションです(笑)。

後半は面白くない?序盤の勢いがなくなる"ゆる~い”展開へ

▲Netflixシリーズ「ドクタースランプ」独占配信中

初回視聴率4%から第10話で最高視聴率8%を記録します。
序盤は韓国ドラマらしく、医療事故による裁判や真犯人捜しなどサスペンス要素もあり面白いスタートでした。

が……っ!

▲Netflixシリーズ「ドクタースランプ」独占配信中

第11話~最終話にかけて視聴率は5%~6%台で推移します。
視聴率が後半失速したのもうなずけます。

医療事故が解決し、ジョンウとハヌルのラブコメディがだらだらと、続きます(笑)。
そして、韓国ドラマあるあるで欠かせない、もう1組のカップル誕生も!!

全12話でもいいんじゃないか?と思えるくらいゆる~い展開に。

▲Netflixシリーズ「ドクタースランプ」独占配信中

そして、ラストは家族とのヒューマン要素を盛り込み涙腺崩壊に誘ってきます!!

韓国ドラマ『損するのは嫌だから』( 손해 보기 싫어서 )

韓国ドラマ『損するのは嫌だから』全12話の平均視聴率は3.821%でした。
最高視聴率は第6話の4.967%。
最低視聴率は第7話の2.631%でした。

▲Amazon Original『損するのは嫌だから』

作品タイトル『損するのは嫌だから』通り、計算高いソン・ヘヨン。
ご祝儀を渡した友人が、高齢化や海外へ移住したりすると回収できなくなると判断し、偽装結婚を早々に実行する展開はTHEコメディで面白いスタート!

全12話見終わって感じたことは第3話が一番よかったです。

1話:3.67%
2話:3.8%
3話:3.75%
4話:3.86%
5話:4.1%
6話:4.96%(過去最高)
7話:2.6%(過去最低)
8話:2.9%
9話:3.56%
10話:3.88%
11話:3.89%
最終話:4.76%

おすすめの第3話をキッカケに第6話まで連続して視聴率(ニールセン・コリア全国)が上昇したのも納得できます。
第3話が最終回じゃなかったらラストはどんな感動が待っている……となりますね。

全体的にキャストが地味すぎたか

韓国ドラマは主演以外のカップル誕生も鉄板あるあるです。
偽装結婚したメインキャストのソン・ヘヨン(演:シン・ミナ)とキム・ジウク(演:キム・ヨンデ)。

それ以外のキャストで胸キュンのラブストーリーはあるっちゃあるんですが……地味すぎて中盤視聴率が伸び悩んだのも納得できるかも。

韓国ドラマ『ペントハウス』は先に見るべきか否か

主演のイケメン俳優キム・ヨンデ。
キム・ヨンデ出演の代表作といえば『ペントハウス』だと思います。

Ⓒ SBS ペントハウス

『ペントハウス』と同じ冷静沈着でクールなイケメンというキャラ設定が被っているので、『ペントハウス』を先に見ている、見ていないでキム・ヨンデの演技力の見え方も変わってくると思います。
また、韓国ドラマ『完璧な家族』にも似たような役でキム・ヨンデは出演しています。

Ⓒ SBS ペントハウス

ちなみに、韓国ドラマ『ペントハウス』にはハン・ジヒョンも出演しています。
キム・ヨンデが兄役で、ハン・ジヒョンはその妹役でした。

『ペントハウス』でのハン・ジヒョンはいじめっ子キャラ役でした。
今回の『損するのは嫌だから』では、180度違う役なので、両作品の演技力の見比べもおすすめです。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部 韓国ドラマチーム

ステイホーム(stay home)をキッカケに、ヨムーノ編集部の中から抜擢された韓国ドラマチーム(女性2名、男性1名)。実際に全話視聴して、おすすめの韓国ドラマはもちろん、マニアックな視点や見どころをご紹介します。Netflix・U-NEXTはもちろん、ディズニープラスやアマプラ、レミノなど多岐にわたる独占配信をほぼ毎日鑑賞中。独自視点と視聴率を元に「次、なに観る?」の参考になれば嬉しいです。

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