【非常食は最後!?】災害時に食べるべき食品の正しい順番|冷蔵庫・冷凍庫・常温・非常食の消費ガイド

  • 2025年07月05日公開

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こんにちは!防災士の資格を持つ、ヨムーノライターのおおにしりおです。
突然ですが、おうちの中にいるときに災害が起こってしまった場合、みなさんは何の食品から消費していきますか?

「えっ、非常食じゃないの?」と思われた、そこのあなた。
残念ながら、不正解です!

では、何から食べていくのか?今回は、災害時の食品消費の正しい順番をお伝えします。参考になればうれしいです。

災害時に消費する食品①冷蔵庫

最初に私たちが消費すべきものは、冷蔵庫の中の食べ物です!
「災害が起こる=非常時」つまり非常食では?と思いがちですが、冷静に考えてみてください。災害によって電気が止まる可能性が出てきますよね。つまり、いつも使用している冷蔵庫が使えなくなります。

だからこそ、一番最初に食品を消費してほしいのです!冷蔵庫の食品が傷む前に食べてしまいましょう。

災害時に消費する食品②冷凍庫

次は冷凍庫の中身。
冷凍庫の中には冷凍食品、作り置き、氷など色々あると思います。それらを消費していきましょう。

お弁当に入れる冷凍食品に関してはパッケージを見てみると、「自然解凍可能」の表示がある商品もあります。普段から自然解凍可能な冷凍食品を購入していると、そのまま食べることができるので、今後購入するときに意識してみてください。スーパーなどでも自然解凍できる冷凍食品は沢山販売されていますよ。

ハンディパックの飲み物なども、普段から冷凍庫の中に入れて凍らせておくと、熱中症対策や保冷剤代わりにもなります。

あと、おうちの中にクーラーボックスや保冷バッグがあれば、ぜひご活用いただきたい!保冷剤を入れると簡易冷蔵庫になります。

簡易冷蔵庫のポイントは1つ!冷気は空気よりも重いので、食品を入れてから一番上に保冷剤を乗せましょう。そうすることで冷たい状態を長く保つことができます。

災害時に消費する食品③常温の食品

冷蔵食品、冷凍食品の次に、常温の食べ物になります。
常温の食品とは、普段から常温でストックしている食品になります。

例えば、おかしやパン、カップ麺、粉のスープ、レトルト食品、パックごはん、お餅、シリアル、ペットボトル飲料など。ここに挙げただけでも、沢山の種類があります。普段から食品ストックを多めに購入しておくことも、防災対策につながります。

災害時に消費する食品④非常食

そして最後に、ようやく非常食の出番です!
非常食なので、ほとんどのものが3~6年ほど長期保存できる食品です。

ただし、万が一の賞味期限切れを起こさないためにも、年に数回一つひとつ非常食の確認をすることをおすすめします。

ポイント

普段から災害が起こったときの想像をしておくことは、立派な防災です!今回は食べ物の消費の順番についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

消費の順番を知っておくだけでも、いざという時に安心して、正しい行動をすることができると思います。ぜひ、知っておいてください!記事をご覧いただき、ありがとうございました。

この記事を書いた人
香川県ご当地アンバサダー / 防災士
おおにしりお

夫の転勤で香川県へやってきて10年目。
食べ物や自然、アート作品など素敵なところが盛りだくさん!
うどんだけじゃない香川県の魅力を広くお届けします。

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