【お願い!炊飯器に「この調味料」絶対入れないで!】"炊飯器メーカー"が警告したその正体に→『知らなかったー!』大反響TOP2
- 2025年04月13日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。
お米の価格が値上がりしている今、せっかくなら失敗なく、確実においしくいただきたいですよね。
しかし、お米も炊飯器も日々当たり前のように使っているからこそ、意外と知らない知識があるかもしれません。知らずにやっていたことが、トラブルの原因になることも……。
今回は「プロに聞いた炊飯器とお米の知識」をまとめて紹介します!
【お願い!炊飯器に「この調味料」絶対入れないで!】"炊飯器メーカー"が警告したその正体に→『知らなかったー!』
まずは、タイガー魔法瓶の"中の人"に教えていただいた、炊飯器調理のやってはいけない使い方や、注意すべきポイントを紹介します。
教えてくれたのは...タイガー魔法瓶"中の人"
- タイガー魔法瓶 商品企画第一チーム 炊飯器企画担当 辻本 篤史(つじもと あつし)さん
「調理機能がない炊飯器」はごはんだけ炊いて!
調理機能が付いていない炊飯器を「炊飯以外の用途で使用」すると、様々な危険性があります。(タイガー魔法瓶 辻本さん)
調理機能が付いていない、通常の炊飯(白米)コースしかない炊飯器は、ごはんを炊くために作られているため、水を吸わせて、温度を上げて、炊きあげ、最後に蒸らす、という工程で、お米に合わせた量の水がしっかり蒸発するように設計されています。
そのため、基準と異なる水の量や材料を入れると、水が早く蒸発してしまい、内なべが焦げてしまう恐れがあります。
特に圧力式の炊飯器では、炊いている途中にかかる圧力で、中の材料が通気口(調圧孔)をふさいでしまい、内圧が高くなって中身が吹き出す危険性もあります。
安全のためにも、通常の炊飯(白米)コースしかない炊飯器では、ごはん以外の調理は避けるようにしましょう。
炊飯器を調理にも活用したい場合は、専用の調理メニュー搭載の炊飯器をご活用ください。
調理メニュー搭載の炊飯器「タイガーJPV-S100/180」はこちら!
間違えやすい!炊飯器「NG調理例」
以下は、調理機能が付いている炊飯器でも“NG”の使用例です。
1 「ポリ袋」を使った料理(湯煎)
鍋での湯せんのように、ポリ袋などに具材や調味料を入れて、炊飯器で加熱するのは大変危険です。(タイガー魔法瓶 辻本さん)
お湯が沸騰したときに、ポリ袋がふたの通気口(調圧孔)や内ぶたに貼り付いてしまい、圧力がうまく逃げなくなることがあります。
その結果、中身がふき出して、やけどやケガをするおそれがあります。
また、クッキングシート・アルミホイル・ラップなども同じように、通気口をふさいでしまう危険があるため、使用しないでください。
※レトルトパウチの使用には対応している機種もありますので、取扱説明書をよくご覧ください。
2 多量の「油」を入れる料理
多量の油を炊飯器で使うと、温度が必要以上に高くなってしまい、炊飯器の温度センサーが誤作動を起こす恐れがあります。(タイガー魔法瓶 辻本さん)
その結果、内なべの底が焦げついてしまったり、内なべ自体が傷んでしまったりすることがあり、炊飯器の故障にもつながる恐れがあります。
3 とろみがついた料理(対象:圧力炊飯器)
あんかけなどの「とろみのある料理」は、熱を逃がしにくい性質があるため、炊飯器の温度センサーが誤作動を起こして、内なべの底が焦げついてしまうことがあります。(タイガー魔法瓶 辻本さん)
また、とろみがあるので、沸騰した際にふたの通気口(調圧孔)をふさいだり、蒸気口から吹き出してしまったりすることがあり、非常に危険です。
一度焦げつきができてしまうと、熱がうまく伝わらなくなり、普通のごはんもおいしく炊けなくなる恐れがあります。
4 「葉物野菜」を使った料理(対象:圧力炊飯器)
調圧孔や内ぶたに貼り付きやすいため、葉物野菜の使用は危険です。(タイガー魔法瓶 辻本さん)
トマトなど皮のついた野菜を炊飯器で加熱すると、皮がはがれてふたの通気口(調圧孔)につまってしまうことがあります。
その結果、蒸気の通り道がふさがれて、中の圧力がうまく逃げず、炊飯器の中身が吹き出すことや、ふたが開くなどのリスクがあります。
やけどや、炊飯器の故障の原因になることもあるので、ご注意ください。
5 膨張しやすい・煮炊きで分量が増える食材の料理(対象:圧力炊飯器)
練り物や豆類、麺類など、煮炊きで分量が増える食材を使用すると、吹きこぼれやふたが開く原因になります。(タイガー魔法瓶 辻本さん)
練り物は加熱によって膨張しやすいんです。
豆類は泡が発生して吹きこぼれやすく、豆の皮がはがれて調圧孔や内ぶたに貼りつく恐れがあります。
炊飯器の内なべに絶対に入れてはいけない「調味料」はこれ!
内なべに「酢」を入れて炊いたり、保温したりするのは避けてください。(タイガー魔法瓶 辻本さん)
内なべは酢や塩分などによって腐食しやすいため、炊飯器の寿命に影響します。
酢飯を作る際は、ごはんが炊きあがってから、別のボウルなどに移して、そこで酢を混ぜてくださいね。
お米マイスターに聞いた!お米の「正しい保存方法」「おいしい炊き方」NG例も!
続いては、ヨムーノライターのたすくさんが、五つ星お米マイスターの金子真人さんに聞いた「正しいお米の保存方法」や「お米のおいしい炊き方」などを紹介します!
やってはいけない「お米の保存方法」お米マイスターに聞いてみた
今回お話を伺ったのは、五つ星お米マイスター厳選のお米販売サイト「金子商店(結の蔵)」代表取締役社長の、金子真人さん。
“お米のプロ”である金子さんが提唱する「正しいお米の保存方法」についてご紹介します!
おすすめするお米の保存方法を教えてください!
金子さん:まずは「絶対に避けてほしい保存方法」をご説明しますね。
絶対やってほしくないことがありまして、「蒸れる場所や暑い場所で保存・濡れた手でお米を触る」、これらは絶対に避けてほしいです。
特に、料理中などに濡れた手で米びつからすくうのはやらないでほしい。
お米にはデンプンがたくさん含まれているので、水分が付着するとカビが発生しやすくなるんです。蒸れる場所も同じ理由ですね。温度が激しく上下する場所だと結露が生じてしまい、その水分で同様のリスクが高まるんです。
おすすめは「冷蔵庫の野菜室に密閉式保存袋で小分けにして保存」
金子さん:それを踏まえて「おすすめの保存方法」ですが、結論「冷蔵庫の野菜室に密閉式保存袋で小分けにして保存」が良いと思います。
まず、温度が20度以下の場所が保存に適していて、これは23度くらいから虫の発生リスクがあるためです。そして乾燥のしすぎもお米にとってよろしくありません。
これらの条件を家庭内で一番満たしているのは、冷蔵庫の野菜室になります。野菜がたくさんある中で邪魔になってしまうと思うので、密閉式保存袋のようなもので小分けにしておくとよいでしょう。
小分け1袋の目安は「1週間に使うお米の量」
金子さん:密閉式保存袋に入れる分量は、1週間に使う量のお米を目安にするといいでしょう。
例えば、お米を5kg買ったら4週分に分けて考えて、1袋1キロちょっとで分けるなどですね。
1週目、2週目、のような形で分けておけば、月の後半のお米でも空気に触れる機会も少なく新鮮なまま保存できます。お米を冬眠させるようなイメージですね。
開封したお米はどのくらいで食べきるのがベスト?
金子さん:例えば「5キロのお米1袋を買った場合の常温保存」だとすると、平均的な気温の時期であれば1か月を目安に食べきってほしいですね。
気温が高い夏場や湿気が多い梅雨の場合は、2週間くらいが理想です。
そのくらいからお米の酸化も進んでしまうし、保存時の劣化リスクもありますからね。前述のおすすめの保存方法の場合でも、やはりおおよそ1か月程度を一つの目安にしていただければなと思います。
古くなってしまったお米をおいしく食べるには?
金子さん:簡単な方法では、冷たいお水で炊くとよいでしょう。
低い温度から急速に沸騰させることで、お米をおいしく炊くコツとしてよくいわれる「はじめちょろちょろ中パッパ」ができるのです。
冷蔵庫に入れておいた5~8℃くらいのお水で炊くことをおすすめします。
お米を洗って炊く直前のお釜を冷蔵庫に入れておくでもいいでしょう。
火力の強い炊飯器を選ぶことも◎
金子さん:あとは、火力の強い炊飯器を選ぶこともお米をおいしく炊く方法の一つですね。
冷たいお水を一気に沸騰させるために火力がいるので、炊飯器選びは重要です。かまどで炊いたご飯がおいしいのは、火力が高いことも理由の一つなんです。
象印から発売されている「炎舞炊き」シリーズはおすすめですよ。
かまどの炊きあがりを追求した、高火力かつ独自のこだわりが詰まった”おいしくご飯が炊ける”炊飯器です。
様々な価格帯やモデルが販売されているので、ぜひご覧になってみてください。
お米に関する「やりがちだけど実はNG」なことはありますか?
金子さん:洗米を長めにしてしまう方がいますが、洗いすぎはNGです。洗米は3分程度で終わりにしてほしいですね。
5分くらい洗うとお米が11%くらい水分を吸ってしまうんです。3分程度であれば5%ほどしか吸いません。洗いすぎのお米と適切な洗米をしたお米、この2つを同じ条件で炊飯すると差が出るんです。
水分を吸い過ぎていないお米をきれいで冷たいお水で炊くとおいしく仕上がるので、洗米が面倒な人は1回だけにしておいてもいいでしょう。
炊飯器とお米の知識を覚えておこう!
今回は「プロに聞いた炊飯器とお米の知識」をまとめて紹介しました。
炊飯器とお米は、毎日のように扱うものだからこそ、正しい知識をしっかり頭に入れておきたいですね。
さっそく今日から知識を活用してみましょう!
※この記事は過去にヨムーノで人気だった記事を再編集したものです。

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