【“開封済みバター”賞味期限までおいてたらダメなの!?】「油断してた」「知らなかった」そんな人に見てほしい“賢い保存術”
- 2025年03月15日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。
バターは日持ちのする食材ですが、一度開封すると酸化し、風味も落ちるので、2週間程度で食べきる必要があります。また、酸化しやすく、冷蔵保存するとニオイ移りが気になる場合も。
でも実は、バターは冷凍保存すると長持ちし、ニオイ移りを防ぐことが可能だと知っていましたか?
今回は、冷凍生活アドバイザー・根本早苗先生に「便利なバターの冷凍保存方法」と「保存用にバターを上手にカットする方法」を教えてもらいました。
【バターの冷凍①】ブロックのまま冷凍可!凍ったままカットする方法も
バターは開封前ならそのまま冷蔵保存でOK!数カ月と日持ちすることが多いですよ。
ただし、開封済みのバターは、賞味期限に関係なくなるべく早めに食べきるのが基本です。すぐに食べきれない場合は、酸化を防いで冷凍しましょう。
冷凍方法①バターを銀紙の上からラップで包む
紙は空気を通すので、その上からラップで包んで、なるべく酸化を防ぐようにしましょう。
冷凍方法②冷凍用保存袋に入れて冷凍する
冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍します。半年程度保存可能です。
POINT:銀紙とラップに加え、冷凍用保存袋に入れることで、ニオイ移りと酸化を防ぐ効果がアップしますよ。
【解凍方法/使い方】
冷蔵庫で自然解凍してから使いましょう。
一度、冷蔵庫で自然解凍したバターは、再冷凍できないので、2週間以内を目安に使いきるようにしてくださいね。
3日以内に使いきらない場合は、ラップをしてバターケースなどの保存容器に入れた方が酸化を防げますよ。
もしくは、凍ったままのバターを熱湯などで温めた包丁でカットすれば、使いたい分だけ使用できて便利です。使わない分はすぐに銀紙、ラップの両方でぴったり包んで、冷凍用保存袋に入れて冷凍しましょう。
バターを少量ずつ補充するスタイルもおすすめ!
一度、冷蔵庫で自然解凍したバターは、再冷凍できないので、なるべく早めに使いきるのが基本です。
難しい場合は、凍ったまま使いやすい量(50g程度が目安)だけカットして、冷蔵庫で自然解凍し、使用しましょう。
残りは冷凍しておいて、解凍したバターを使いきったら、再度、冷凍しておいたバターから補充するといいですよ。
【バターの冷凍②】カットしてから小分け冷凍なら、使い勝手抜群!
調理時のことを考えるなら、カットしてから小分け冷凍がおすすめ。あらかじめ計量しておくことで使いやすさもアップしますよ。
使用頻度の高い切り方も解説します。
冷凍方法①バターを食べやすい大きさにカットする
用途に合わせて、バターを切りましょう。特に使い道が決まっていない場合は、グラム数を変えて数種類保存しておくと便利!
使用頻度の高い切り方は以下の3つです。
- 5g:パンに塗ったり、料理の仕上げにコク出しで加えたりするのにぴったり
- 10g:炒め物やシチューなどのベースにおすすめ
- 50g:ケーキやクッキーなどのお菓子作りに便利
バターはキッチンペーパーを使うと切りやすい!
バターを切るとき、包丁にべったりとくっついて切りにくい場合は、キッチンペーパーを使うのがおすすめです。
キッチンペーパーを半分に折って、包丁の刃先を挟んでからバターを切ると、包丁や手にバターがベトベトくっつくことなく、スムーズにカットできますよ。
冷凍方法②ラップで小分けに包む
1個ずつラップで小分けに包みます。
5gと小さくカットしたバターは、広げたラップの上に間隔をあけて並べて包み、すき間を人差し指で押して、空気を抜きましょう。
冷凍方法③アルミホイルで包んでから冷凍用保存袋に入れ、冷凍する
アルミホイルで包んでから冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍します。半年程度保存可能です。
POINT:バターは空気だけでなく、光によっても酸化しやすいので、ラップの上からアルミホイルで包むことで、劣化を防ぎます。
【解凍方法/使い方】
凍ったままトーストにのせたり、フライパンに入れて溶かしたりして使いましょう。
お菓子作りに使う場合は、50gにつき室温で30分ほどおくと夏場はやわらかくなりますよ。
寒い時期は、長時間室温でおいてもやわらかくならないので、アルミホイルを外し、ラップをしたまま電子レンジ(200W)で、10秒ずつ様子を見ながら加熱し、解凍してください。
POINT:ラップとアルミホイルでまとめて包んだバターは、アルミホイルごとハサミで切ると、1個ずつ取り出せます。使わなかった分はすぐに冷凍庫に戻してくださいね。
バターをのせるだけで簡単アレンジ!「甘じょっぱさがクセになる!『今川焼』あずきバター」
取材協力:ニチレイフーズ ほほえみごはん「バターは冷凍保存が便利!プロのテクニックと上手にカットする方法も」

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