余った「節分の豆」そのまま食べないで!?【農林水産省】公式「ほぼ待つだけ」レシピ試してみた

  • 2025年02月08日公開

こんにちは。おうち料理愛好家、ヨムーノライターのmamayumiです。

節分の福豆、余っていませんか?
地域によって違いはあるようですが、節分で使用する福豆は炒られた大豆であることが多いようです。

この炒り豆、そのままポリポリ食べても美味しいですが、実はいろいろな料理に使うことができるんです。

毎年、余った福豆を料理に活用するのが楽しみな私。今年は存在すら知らなかった料理に初挑戦してみました♪

「奈良茶飯」とは?

農林水産省のホームページには、次世代に伝えたい味として『うちの郷土料理』というページがあります。

その中から見つけた奈良県の郷土料理。その名も「奈良茶飯」。
なにやらこの料理の原点は、奈良の東大寺でおこなわれている1200年以上の歴史がある「お水取り」の献立にあるとのこと。

当時は庶民に広く普及しなかったものの、旅人がこれを気に入って江戸に持ち帰り、奈良茶飯の店が江戸の浅草寺付近に多くできることになったそう。

米と大豆のバランスのとれた栄養食であり、腹持ちもよかったことから全国各地で広く知られるようになり、明治以降には再び奈良で広まり始めたという歴史があるそうです。

他県の郷土料理って、意外と知らないことがたくさんですね。

節分の福豆があればお手軽に♪

奈良茶飯は、節分の福豆を使用することで、大豆を炒る手間が省けて簡単に作ることができるようです。

今回は、農林水産省に掲載されているレシピを参考にして、お手軽に作ってみたいと思います♪

「奈良茶飯」の作り方

材料(4人分)

  • 米…2カップ
  • 炒り豆…40g
  • ほうじ茶(茶葉)…4g
  • 水…約600ml
  • 塩…4g

作り方① ほうじ茶を煮出す

ほうじ茶を約600mlの水で煮出して冷ましておきます。

今回はティーバッグのほうじ茶を使用し、パッケージ通りに抽出しました。

作り方② 炊飯器に米と①を入れる

洗った米を炊飯器に入れ、①を通常の水加減だけ入れて30分ほどおきます。

作り方③ ②に炒り豆と塩を加える

炊飯器に炒り豆と塩を入れます。

作り方④ 炊飯器で炊く

炊飯器で炊きます。

今回は通常の炊飯ボタンを押しました。

※炊飯器の機種によっては具材を入れる調理に向かない場合があり、思わぬ事故につながることもあります。取り扱い説明書をご確認ください。

ほぼ待つだけで「奈良茶飯」が完成!

炊飯が完了しました。炊きあがりはこんな感じ。

お米がほうじ茶色に染まって美味しそう!大豆の香りもイイ感じ~!

ほぼ待つことぐらいしかしていない「奈良茶飯」。さっそくいただいてみたいと思います。

カリカリだった炒り豆がホクホクに。

ほうじ茶と大豆の風味が口の中いっぱいに広がって、ほどよい塩気が味をまとめています。

う~ん、滋味深くてホッとする味。癒されます。

奈良の郷土料理、リピ確定!

農林水産省が、次世代に伝えたい大切な味として紹介している郷土料理でしたが、確かに子どもにも継承していきたいと思える一品でした。

節分の余った福豆のおかげで出会うことのできたレシピですが、今後も我が家の食卓に取り入れていきたい!
余ってしまった節分の福豆があったら、みなさんもぜひ試してみてくださいね♪

この記事を書いた人
おうち料理愛好家・コラムニスト
mamayumi

福岡在住/夫と小4息子の3人暮らし。 「家族円満こそが一番の家計節約だ」が信条。生活の中心は「食」にあり。朝のうちに夕飯の準備が鉄則。簡単で時間もお金もかけないメニューが得意。食生活アドバイザー2級合格。家事ラクも研究中。 趣味はスーパー巡り。カルディ、100均、3COINS、無印、シャトレーゼ、GUのパトロールは日課。デパ地下、ブランドも好き。話題のコスモスは、かれこれ歴20年。

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