【マグロの刺身、そのまま食べないで】"寿司屋の大将"が教える「"あの液体"にドボン」で美味しい!人生史上一番キタ…
- 2025年01月29日公開
こんにちは、ツナさえあれば何とかなると思っているヨムーノライターの安達春香です。
サラダにのせたり、おにぎりに入れたりといろんな料理に大活躍のツナ。買うのが当たり前になっていますが、実は手作りできるんです。
今回は、レモンの酸味と爽やかな香りが楽しめる手作りツナに挑戦しました。
レモン香るさっぱりツナ
NHK『きょうの料理』で寿司屋の三代目兼料理研究家・野本やすゆきさんが紹介していた「レモンツナ」。
レモンのフルーティーな風味と、市販品にはないしっとりとした食感を楽しめます。
記事の後半ではおすすめアレンジ「レモンツナサンド」も作ってみました。
野本やすゆきさん「レモンツナ」の作り方
材料(作りやすい分量)
- まぐろ (刺身用/さく)…2さく(400g)
- 塩…小さじ1+1/3(8g) *まぐろの重量に対して2%
- レモン (国産/輪切り)…1/2個分
【A】
- オリーブ油…1カップ
- サラダ油…1カップ
- 黒こしょう (粒)…10粒
今回は半分の1さく分で作ってみました。
野本さんによると、筋っぽいまぐろはツナにするのがおすすめなのだそう。
刺身で食べるなら、つややかな赤色で繊維や筋の少ないものを選びましょう。
作り方①まぐろに塩をまぶす
まぐろをバットに入れて全体に塩をまぶし、指で優しくなじませます。
バットにぴっちりとラップをし、冷蔵庫に入れて20分間置きます。
時間が経ったらしっかりと水気を拭き取りましょう。塩は残っていて大丈夫です。水気が残っていると傷みやすくなるので注意してくださいね。
作り方②鍋に材料を入れて火にかける
厚手の鍋に①のまぐろと【A】を入れて中火にかけます。まぐろの色が変わったら上下を返しましょう。
全体の色が変わったら弱火にし、レモンを加えて火が通るまで15〜20分間煮ます。火を止めてそのまま粗熱を取ります。
レモンは崩れやすいので、あとから加えて弱火で煮るのがポイント!
作り方③まぐろをほぐす
まぐろを取り出してほぐします。好みの大きさにできるのが手作りの醍醐味。私は食感が残るようあえて大きめにほぐしました。
清潔な保存容器に入れて鍋に残った油とレモンを加えます。まぐろが油に完全に浸らない場合は、オリーブ油適量(分量外)を加えましょう。
保存期間は油に浸った状態で冷蔵庫で2週間。
出来上がったものはすぐに食べられますよ。
まぐろの旨みが押し寄せる!
まずはサラダにのせて食べてみました。口に運ぶとオリーブ油の爽快な香りが鼻に抜け、レモンの酸味がガツンときます。
そしてあとからジワジワとやってくる旨み。味付けがシンプルな分、まぐろの濃厚な風味がしっかりわかります。
親しみやすいツナのイメージが一変。
レモンとオリーブ油の豊かな風味で、いつものツナサラダが地中海料理のような一皿に生まれ変わりました。
おすすめアレンジ「レモンツナサンド」の作り方
材料(2人分)
- レモンツナ…120g
- 食パン (10枚切り)…4枚
- きゅうり (縦に6等分に切る)…1/2本分
- バター (常温に戻す)…適量
- 練りがらし…適量
- マヨネーズ…大さじ2
作り方①レモンツナとマヨネーズを合わせる
ボウルにレモンツナを入れてフォークなどで細かくほぐし、マヨネーズを加えて混ぜ合わせます。
作り方②具材を挟んで4等分に切る
食パンの片面にバターと練りがらしを塗ります。2枚にきゅうりを均等に並べ、①をのせましょう。
残りの2枚でそれぞれ挟んでしっかり押さえ、パンのみみを切り落として4等分に切ります。
さっぱりイケる!究極のツナサンド
マヨネーズやバターを使っているのに、レモンのおかげでスッキリとした味わい。バターのコクと練りがらしのツーンとした風味も良いアクセントになっています。
ふわふわのパンにしっとりとしたレモンツナ、きゅうりのシャキシャキと、3つの食感を楽しめて、食べる手が止まりません。
オリーブ油の風味も効いていて、とにかく後味が爽やか。クドさがない分いくらでも入ります。
人生史上一番のツナサンドに出会えました。
騙されたと思って作ってみて!
塩をまぶして、お鍋で煮て、ほぐして、と手間はかかるのですが、その面倒さを上回る美味しさでした。
まぐろが安いときや時間に余裕があるときは、ぜひ作ってみてください。
趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!
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