道の駅や高速道路で使用!スマホカーナビおすすめアプリ『カーナビタイム』と『COCCHi』比較
- 2025年01月12日公開
こんにちは、埼玉県在住18年目に突入したヨムーノ編集部埼玉エリア担当です。
埼玉県の交通事情はぶっちゃけ最悪です(笑)。
週末の関越道、東北道は渋滞や事故が多いです。しかも埼玉県内(花園IC~東松山、羽生IC~岩槻など)がヤバいです。
高速道だけじゃなく、中山道や大宮17号バイパスも自然渋滞が多発します。とくに、大宮や浦和を擁するさいたま市は人口も増えており、カーライフを楽しむ層は増え続けている印象があります。
なので、少しでも運転ストレスを軽減するためにカーナビは必需品。ここでは、自分に合ったスマホカーナビを見つけるべく、アプリ『カーナビタイム』と『COCCHi(コッチ)』を使い比べてみました。
あくまでも実際に使って感じた個人の感想となります。
走行ルートや住んでいるエリアなどで使い勝手は変わってくると思います。ナビの情報は2025年1月11日時点になります。
人気の道の駅は大混雑
家族で週末の楽しみにしている関東道の駅ドライブ。
テレビなどで紹介される頻度が増えてきた道の駅。群馬県『道の駅 川場田園プラザ』千葉県『道の駅 保田小学校』茨城県『道の駅常総』などは大人気で、駐車場も広いですが、週末は足りないほど激混みです。
平日でも駐車場は混雑!キャッシュレスOK!道の駅「川場田園プラザ」おすすめ人気お土産ランキング
平日に行けるなら平日がおすすめです。
スマホカーナビアプリ『カーナビタイム』『COCCHi』を同時に使ってみた感想
そんな知らない道を走って訪問する道の駅。
カーナビは欠かせません。
地図更新や渋滞回避などの性能を考えて、ディーラー純正のカーナビではなくスマホアプリのカーナビをAndroid Autoでつないで使用しています。
過去に一度も行ったことがない茨城県内の道の駅(外環道~常磐道)4か所と、日々通いなれたさいたま市内の一般道での買い物で、スマホカーナビアプリ『カーナビタイム』と『COCCHi』を同時に使ってみました。
- 『カーナビタイム』はAndroid Autoで接続(Google Pixel8)。
『カーナビタイム』月額550円のプラン加入で使用。
- 『COCCHi』はスマホで起動(Google Pixel6)。
『COCCHi』月額350円の1カ月0円体験で使用。
結論:スマホカーナビアプリ『カーナビタイム』がいい
いきなり結論ですが、個人的に使ってみた感想という大前提で『カーナビタイム』を今後も使っていきたいというのが結論です。
カーナビアプリ『カーナビタイム』『COCCHi』の違い
高速道路で『カーナビタイム』の良いところ
- アナウンス「上り坂のため、スピードの低下にご注意ください」
- アナウンス「下り坂のため、スピードの出し過ぎにご注意ください」
このアナウンスは凄くいいです。
『COCCHi』は高速道路での坂道に関するアナウンスはありませんでした。
高速道路でオービスと合流アナウンス
『カーナビタイム』『COCCHi』も左からの合流アナウンスあります。
アナウンスタイミングはほぼ同じです。
『カーナビタイム』は「スピードにご注意ください」と、オービスのアナウンスがありますが、『COCCHi』はアナウンスしませんが、スマホ画面にオービスのアニメーションが出ます。
高速道路でウソをつくときもある『カーナビタイム』『COCCHi』
高速道路を走行していると、『カーナビタイム』は「この先、一時停止です」と恐ろしいアナウンスするエリアがあります(笑)。
『COCCHi』は左からの合流箇所で「右からの合流があります」とアナウンスしたエリアもありました。
走行ルートのチョイスがかなり違う
▲カーナビアプリ『COCCHi』
目的地までの走行ルート案ですが、カーナビアプリ『カーナビタイム』と『COCCHi』ではかなり違います。
道が限られているエリアは同じですが、さいたま市内~県外へ向かうなど交通ルートが複数ある場合はかなり違うので、知らない目的地だと『カーナビタイム』と『COCCHi』どっちが良いのか判断が難しいです。
『カーナビタイム』は高速料金の節約などを加味しながら空いている道路、渋滞予測、道の幅などを考慮したルートという印象。
『COCCHi』はすぐ高速乗せるルートや幹線道路に必死に戻そうとするなど、パイオニアらしい車の純正ナビに近い印象です。
さいたまの地元民目線でみると『カーナビタイム』のルートが妥当なチョイスをします。
『COCCHi』のルートは、そのルートもアリだけど、道がせまいんだよなぁ~……右折レーンないから対向車が多いと曲がりにくいんだよなぁ~……と、地元民は避けがちなルート候補が多い印象。
▲カーナビアプリ『カーナビタイム』
走行ルート候補は『カーナビタイム』が多く、高速道路なら走行したい(走行したくない)高速道路指定や乗りたいインターを編集・指定することもできます。
この『カーナビタイム』の高速道路指定は、埼玉県民には嬉しい機能。
さいたま市にある東北自動車道岩槻ICもその周辺(大宮~岩槻)も混みやすいのです。
なので、比較的混んでいない、上尾道路から圏央道ICをつかって、久喜白岡JCTや関越道に入るルートが選べるので個人的には好きなのです。
▲カーナビアプリ『COCCHi』
『COCCHi』は通りたい・通りたくない道路の編集ができません。
交差点名をアナウンスする『カーナビタイム』
『カーナビタイム』は交差点名をアナウンスします。『COCCHi』は交差点名はアナウンスしません。
- 『カーナビタイム』
「この先桜木町を左方向です」「2つ目の信号を左です」「次の信号を左です」「ここを左です」
- 『COCCHi』
「2つ目の信号を左です」「次の信号を左です」「ここを左です」
みたいなアナウンスです。
YouTubeで『カーナビタイム』『COCCHi』を比較している動画をいくつか見ましたが、一般道のアナウンスは『COCCHi』のほうが分かりやすいとコメントしている動画が多かったです。
(ただし『COCCHi』のルートチョイスはかなりビミョウというコメント多し)
ただ、この動画が投稿されたあとに『カーナビタイム』がバージョンアップしたのか、『カーナビタイム』も『COCCHi』も大差ない印象です。
なので、交差点名をアナウンスする『カーナビタイム』が一歩リード。
よくしゃべる『COCCHi』
カーナビアプリ『カーナビタイム』は「5キロ以上道なりです」とアナウンスしたあとは、ほぼアナウンスありません。
『COCCHi』は「およそ〇分ほど走行します」みたいなアナウンスをちょいちょいしてきます。
ちなみに、『カーナビタイム』で"〇分”という分のアナウンスは聞いたことがありません。「〇キロ」というキロメートルのアナウンスばかりです。
『COCCHi』は"5分”とか"20分”とか分で刻んできます。
分もキロもどちらもピンとこないのですが……まぁ好みですね。
ぶっちゃけ運転していると、"5分”とか"20分”とか言われても「計ってもいないし知らんがな……」という気持ちになるので、『カーナビタイム』の"何キロ”のほうがストレス感じないかも。
右左折専用レーンの案内がいい『カーナビタイム』
『カーナビタイム』は「この先右(左)折専用レーンにご注意ください」というアナウンスをします。
『COCCHi』は右(左)折専用レーンのアナウンスはしません。
『COCCHi』は「左よりの車線がおすすめです」など、「~~より」みたいなアナウンスをしてきます。
「対面走行なのに、なんで左よりの車線をおすすめ」というアナウンスをするのか不思議に思っていると、この先に右折専用レーンがあるから"左より”と言っていることがわかりました。
日本語の難しさもあるのですが、「~~より」って聞きなれないし曖昧な表現なので、「右(左)折専用レーンあるよ」と言ってくれた方が安心感があります。
これは、車線減少も同様に『カーナビタイム』は「この先、右(左)側の車線が減ります」という注意喚起してくれます。 『カーナビタイム』はあいまいな表現はしない印象です。
渋滞に敏感な『COCCHi』
『カーナビタイム』よりも『COCCHi』の方が、「この先渋滞してますよ」アナウンスが多い印象です。
『COCCHi』は、三郷料金所など車のスピードが落ちて車の量が増えている箇所を「この先渋滞してます」とアナウンスしていました。
『カーナビタイム』は三郷料金所付近の混雑は渋滞と認定していないのか、渋滞アナウンスはしませんでした。
一般道でも『COCCHi』のほうが、この先渋滞してますよアナウンス多め。
実際に走行してみると「渋滞してた?」と思うので、『カーナビタイム』との"渋滞判定”はかなり違うと感じました。
目的地を最初にアナウンスするのは『COCCHi』
カーナビアプリ『カーナビタイム』は目的地が数キロに近づいてくると、「その先、目的地周辺です」とアナウンスします。
『COCCHi』はよほどの右折・左折が無い限り、このまま走行すれば目的地に着くルートであれば「あと〇分で目的地です」と『カーナビタイム』よりも常に一番早く目的地に触れます。
オフラインモードがあるのは『カーナビタイム』
▲カーナビアプリ『カーナビタイム』
今後のアップデート次第ですが、使い比べた時は『COCCHi』にオフラインモードはありません。
オフラインモードとは、スマホ通信圏外でもナビが案内してくれるという機能です。
端末に保存する地図データ(オフラインデータ)をダウンロードすると、通信圏外でもルート検索、ナビゲーションが可能です。
長いトンネルのほかに、山奥にある道の駅だと、たま~にスマホ圏外(ポケットWi-Fiも圏外)になるエリアがあります。
『COCCHi』は通信できない状態だと、目的地検索はもちろんナビ自体が使えません。
昔は、車走行しているのに、スマホナビは圏外でナビが止まってしまい、トンネルを出ると通信再開して急にスマホカーナビがぎゅい~んと動き出す……という経験が何度かありました。
『カーナビタイム』は圏外でも、自宅登録や検索履歴などで目的地が残っていると案内開始したり、走行中にスマホナビが止まることはありません(バグによるナビ停止を除く)。
通信が勝手に切れたり、知らない道を走行したり、複雑な車線変更が続く都内や千葉県内のトンネル内など、運転が苦手な人にはオフライン機能は無いよりあったほうが安心です。
月額550円『カーナビタイム』の機能
月額350円『COCCHi』よりも200円高い『カーナビタイム』ですが、細かい機能が嬉しい。
▲カーナビアプリ『カーナビタイム』
『カーナビタイム』を使って走行すると、ドライブログが残ります。
あの道どのへんだったっけ?とか、あの通りすぎたお店はどのへんだったっけ?とか、走行したドライブログから振り返ることができます。
通った道を振り返りたい人、地図とか好きな人にはあると嬉しい機能かもです。
▲カーナビアプリ『カーナビタイム』
給油による燃費記録や、洗車した日などをメモできる機能が『カーナビタイム』にあります。
忘れずにメモっておくと「いつ洗車したっけ?」など振り返ることができます。
「Android Auto」のデメリット
充電しながらナビしてくれるスマホのカーナビアプリ。
「Android Auto」の唯一のデメリットと感じるのは、ケーブルとのスマホ端子の相性です。
走行前や走行中にスマホ端子とケーブルの接触不具合で「Android Auto」が切れるときがあります。
車やケーブルの問題ではなく、スマホ側の端子(タイプC)部分が怪しいと感じます。
「Android Auto」接続中はスマホやケーブルに触らないように気を付けています。
新しいスマホになればスマホ端子とケーブルの接続も気にしなくて済むのかな……と日々思っています。
駐車場など安全な場所に車を止めてから、ケーブルを抜き差ししたりすると「Android Auto」が認識します。
助手席にだれか座っていると、こういう接続不具合が発生したときは対応してくれるので運転に集中できますね。
ちなみに、アクセサリーソケットでは「Android Auto」は反応しないことを最近知りました(汗)。充電のみでした。
車とつなげばどこでも「Android Auto」は反応するのでは?……と、勝手に思い込んでいたのですが、車内のUSB端子しか「Android Auto」は反応しないようです。
「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。
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