「お願い!大葉はいきなり野菜室に入れないで」スーパー青果部が教える【シナシナしない】長持ち保存・選び方テク

  • 2024年07月07日公開

こんにちは、八百屋歴10年のヨムーノライター、青髪のテツです。

夏本番で暑い日が続いています。この時期、夕飯のメニューに困っているお客さんとお話するときは、私は「薬味野菜」をおすすめしています。

「薬味野菜」とは、例えばミョウガや生姜、大葉、青ネギなど、料理のアクセントとして使われる香りや風味に特徴のある野菜を指します。

「薬味野菜」の中でもとくにこの時期オススメなのは、爽やかな香りが特徴の「大葉」です。ただ、大葉は葉物野菜なので、足が早く傷みやすいという難点があります。

となると、鮮度の良いものを見分ける方法と、長持ちする保存方法が知りたいですよね。

そこで今回は、「鮮度の良い大葉の選び方」と「大葉が長持ちする保存方法」を紹介します。

売り場でここを見て!鮮度の良い大葉の選び方

まずは「鮮度の良い大葉の選び方」を紹介していきます。大葉は以下のポイントを押さえて選びましょう。

・葉先がピンとしている

・全体的に鮮やかな緑色

・香りが良い

1つずつ簡単に説明していきます。

葉物野菜は、葉先から傷み始めます。

そのため大葉に関わらず、葉物野菜の鮮度を確認するときは、最初に葉先の状態をチェックしましょう。

葉先が萎れていたり、枯れていたりする大葉は傷み始めている証拠なので避けるようにしましょう。

鮮度の良い大葉を選ぶときは、葉先までピンとしているものを選ぶようにしましょう。

次に「大葉の色」に注目します。

大葉は鮮度が悪くなってくると黒ずんできます。特に茎の切り口や茎が黒くなってきているものは傷み始めている証拠です。

茎の切り口まで鮮やかな緑色をしている大葉を選ぶようにしましょう。

また、表の葉が綺麗でも、裏側をみると黒ずんでいることもあるので、裏側が透明な袋に入っている場合は、表裏両方チェックして購入するようにしましょう。

最後に「大葉の香り」を確認しましょう。

包装の形態にもよりますが、鮮度の良い大葉は袋ごしでも大葉特有の良い香りがします。

大葉を選ぶときは「葉先の状態」「全体の色」「香り」で選ぶと良いですよ。

大葉が長持ちする保存方法

次に大葉の冷蔵保存方法を紹介します。

保存法①湿らせたキッチンペーパーでつつむ

保存法②保存袋に入れてしっかり口を閉める

保存法③冷蔵庫の野菜室で保存する

普通に保存すると3日くらいでシナシナしてきますが、この方法だと1〜2週間は長持ちします。

もっと簡単な方法だと、瓶に水を溜めて、大葉の軸が浸かるように瓶に挿すことで軸から水分を吸い上げることができるので、乾燥せず長持ちさせることができます。

ぜひ試してみてくださいね。

大葉の選び方と長持ちする保存方法まとめ

今回は「鮮度の良い大葉の選び方」と「大葉が長持ちする保存方法」を紹介しました。

これからの季節はそうめんなどさっぱりとした料理を食べる機会が増えるので、大葉が大活躍のはず。

選び方や保存方法は一度知っておけば一生使える知識なので、ぜひこの機会に覚えていってくださいね。

この記事を書いた人
野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

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