【トウモロコシは茹でる前に"皮"むかないで〜!】農学部卒の"野菜ソムリエプロ"が教える「正しい茹で方」

  • 2025年08月22日公開

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こんにちは、おいしいものが食べたいという一心で、気づいたら調理師免許まで取ってしまった男、ヨムーノライターのだいきです。

今回は、野菜ソムリエプロが教える「とうもろこしの正しい茹で方」をご紹介します!

「え~でも、とうもろこしなんて、茹で方でそんなに変わらないでしょ~」と、リモコン片手にごろ寝しながらスマホを見ているあなた!
最初は筆者も同じことを考えていました。しかし、これが意外と奥が深い。
侮ってはいけないくらい違いが出るんですよ。

「そんなわけあらへんやろ~」と思った方もぜひ最後まで読んでみてください。
自分の好みに合った茹で方が見つかりますよ!

野菜ソムリエプロが教える「とうもろこしの正しい茹で方」

今回参考にさせていただいたYouTubeチャンネルは、「農Pro」さんです。

農学部を卒業した、野菜ソムリエプロ・宮崎隆至さんが運営するチャンネルで、野菜の一番正しい基本の使い方をレクチャーするというテーマで発信されています。

農Proさん「とうもろこしの正しい茹で方」

今回紹介する「とうもろこしの正しい茹で方」を、ポイント別に6個紹介してくれています。

  • ポイント①新鮮なとうもろこしを選ぶ
  • ポイント②買ってきたらすぐに茹でる
  • ポイント③薄皮を残す
  • ポイント④水から茹でる
  • ポイント⑤茹で時間は3分
  • ポイント⑥電子レンジで作ってもOK

それでは、実践していきます!

ポイント①新鮮なとうもろこしを選ぶ

とうもろこしは鮮度が命。

とうもろこしは「ルパンなのか?」ってくらい、あっという間に甘みや鮮度が逃げていきます。

なるべく穫れたてのものを選ぶようにしましょう。

ポイント②買ってきたらすぐに茹でる

とうもろこしを買ってきたら、なるべく早く茹でるようにします。

可能であれば、買ってきてお家に着いたら即茹でる、くらいにしましょう。
理由は、先ほどと同じで、どんどん鮮度が落ちてしまうからです。

ポイント③薄皮を残す

とうもろこしを茹でる直前に、皮をむきます。

この時、最後の薄皮を1~2枚残した状態がベスト。
中の粒が見えない程度にむきましょう。

ひげと茎の部分は包丁で落としておきます。

ポイント④水から茹でる

とうもろこしは、水から茹でるのがポイントとのこと。
僕も初めて知りました(笑)。

ちなみに、お湯が沸くまでは、強火です。

適度にとうもろこしを回しつつ、

沸いてきたら、

火加減を中火にします。

ポイント⑤茹で時間は3分

沸いたら、とうもろこしを定期的に回しつつ、ここから3分茹でます。

今回は、沸騰したところに入れたとうもろこしと比べるために、ここで新しいとうもろこしを入れています。

皮をむかずに10分くらい冷ましたら、完成です。

ポイント⑥電子レンジで作ってもOK

最後のポイントとして、電子レンジで作ってもおいしいとのこと。

作り方は、薄皮を残してひげと茎を落とすところまでは、一緒です。

そして、電子レンジで500W5分で加熱します。

ここも同じで、薄皮を残し、10分放置したら完成です。

"水から"と"お湯から"で状態を比較【とうもろこしの正しい茹で方】

ちなみに、

  • 上:水から
  • 下:お湯から

です。

まずは見た目ですが、水から茹でた方が「若干、黄色味が強いかな?」と感じます。
ただ、その差はごくわずかです。

寄って見ても、その差はほとんどありません。

正直、どっちもおいしい!

まずは水から茹でたほうを食べてみます。
「甘くて、つぶがしっかりしている!」.

瑞々しい印象を受けます。
新鮮なとうもろこしを使うと、ここまで違うものなのですね。

今までは、買ってきたら少し放置してから食べていたので、違いに驚きます。
食感といいますか、新鮮さが違うのがわかります。

続いて、沸騰してから茹でたとうもろこしです。

う~ん……正直、大きな差は感じませんでしたが、どちらも本当においしい!
やはり新鮮だからか、どちらも負けず劣らずの味わいです。

筆者にははっきりとした優劣はつけられませんが、点数をつけるなら87点と85点くらい。
「好みで選べばOK」と思えるほど、どちらも魅力的でした。

続いて、電子レンジで加熱したものも食べ比べていきます。

香りや甘みの電子レンジ、食感は水から茹でたほう

もうこの時点で、かなりの違いを実感できます。
それが「香り」。

電子レンジで加熱した方は、もう「ほわわわ~っ」と、とうもろこし特有の甘い香りが凄いです。

そして、薄皮をむいてみても、違いを感じます。

寄ってみると、違うのがわかると思います。
電子レンジの方は、なんだか「しわしわ」している感じがしますよね。
水から茹でたほうは「水風船か?」ってくらい水分があるような見た目。

それとは対照的に、電子レンジの方は「あらら…玉手箱開けちゃった…?」というくらいに水分が抜けている感があります。

食べてみると、

「甘い!」
水分が抜けているゆえか、水から茹でたほうよりも、甘く感じます。

ジュースを沸騰させたら、もっと甘くなるように、濃縮されたんでしょうか?
口の中がスイートコーン。

そのかわり、水から茹でた方みたいな、瑞々しい食感は失われています。

「食感や瑞々しさ」を重視するなら水から、「甘みや香り」を楽しみたいなら電子レンジと、分けたらいいかもですね。

正しい茹で方と合わせて知りたい「とうもろこしの保存方法」

最後に、とうもろこしの保存方法をご紹介します。

とうもろこしは、薄皮を残したまま、ラップをして、

ジッパー付きの保存袋に入れます。
そして、冷凍がおすすめです。

参考にしてください。

加熱の仕方で味が変化する「とうもろこしの正しい茹で方」

この記事では、YouTubeチャンネル「農Pro」さんで紹介されていた「とうもろこしの正しい茹で方」をご紹介しました。

実際にやる前は「とうもろこしの茹で方?結局茹でちゃえば、一緒でしょ?」なんて考えていました。
しかし、実際に、色々な茹で方を試してみると「確かに違うな~」と、心変わり。

結局、何が言いたいかと言いますと「自分の好みに合わせて、茹で方を変えてみてね」ということです。
自分の好みで、とうもろこしの茹で方を変えることで、よりおいしく楽しむことができます。

そして、なにより大切なのが、新鮮なとうもろこしを使うこと。
「今まで、放置してた……」という、筆者と同じ方は、ぜひ新鮮なうちに、茹でてみてください。

違いにびっくりすること、間違いなしですよ!

この記事を書いた人
常にダイエット中の調理師webライター
だいき

ホテルで4年間洋食を学び、介護施設の調理師として働いていました。脂っこい料理が大好物で、日々ダイエット中。自分も楽しみつつ、面白いレシピやアイディア、調理のコツなどを紹介していきます。

料理 調理師

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