【ただの豚しゃぶに戻れない!】村田吉弘さん流"幸せになれる食べ方"に「うんまっ!」この食感がいいのだ

  • 2024年05月07日公開

こんにちは、食べることが大好きなヨムーノライターのRitaです。

はやくも夏のような暑さを感じることもあり、さっぱりした食べ物が恋しい日が多くなってきました。

これから迎える夏の暑さに負けない身体を今から作っておきたいですね。

NHK『きょうの料理(2022年3月23日放送)』で、和食料理人・村田吉弘さんが教えてくれたレシピは、旬の食材をたっぷり使ってさっぱり食べられるひと皿です。

定番おかずをさっぱり食べる

春キャベツの葉の柔らかさを活かして作るのは「春キャベツの豚しゃぶ煮」。

やや酸味がある「うまみ酢」でキャベツと豚肉を煮るだけ、フライパンひとつで簡単に手軽にできるひと皿です。

煮汁のうまみ酢は、いろいろなお料理に活躍する万能調味料。

作り置きしても良いですね。

村田吉弘さん「春キャベツの豚しゃぶ煮」の作り方

材料(2人分)

・豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用)…200g
・春キャベツ…300g
・絹さや…15枚
・うまみ酢(※)…カップ1+1/4
・黒こしょう(粗びき)…適量

※【うまみ酢】(つくりやすい分量、完成約450ml)
・しょうゆ…カップ1/2
・みりん…カップ1/2
・酢…カップ1/2
・酒…カップ1
・昆布…10g

作り方①うまみ酢を作る

全ての材料を鍋に入れ、中火にかけます。

ひと煮立ちしたら火を止めて、そのまま冷ましましょう。

冷めたら昆布を取り出して、清潔な保存容器に移し替えます。冷蔵庫で1カ月間保存可能です。

基本の分量は、【しょうゆ:みりん:酢:酒】+昆布=【1:1:1:2】+昆布です。
人数に合わせて作る量を変更する時の参考にしてください。

作り方②材料を切る

絹さやは筋を取り、キャベツは大きめのざく切りにします。

豚肉は7〜8cmの長さに切りましょう。

作り方③うまみ酢で豚肉を煮る

フライパンにうまみ酢と豚肉を入れて、中火にかけます。

煮汁が冷たいうちにお箸で豚肉をほぐすと、お肉がかたまらずにふんわり仕上がります。

フライパンの縁にフツフツと泡が立つくらい(約85℃)の状態を保ちながら豚肉を煮て、火が通ったらお肉を取り出しましょう。

作り方④うまみ酢でキャベツを煮る

フライパンに残ったうまみ酢を強火にかけ、キャベツを加えます。

しんなりしたら絹さやを加え、サッと煮て火を止めましょう。

キャベツと絹さやをお皿に移し、上に豚肉を盛り付けたらフライパンに残ったうまみ酢、黒こしょうをふりかけて完成。

食感のコントラストが楽しい!

キャベツの爽やかな緑色に、ふんわり豚肉が映える春らしいひと皿が完成しました。

食べてみましょう。

口に入れた途端じゅわぁ〜と爽やかな味が広がり、思わず「うんまっ!」と言ってしまうほど。

キャベツにも豚肉にもしっかりうまみ酢が染みています。

やみつきになる味で、食べ始めたらお箸が止まりません!

さっぱりしたうまみ酢のおかげで、豚肉の脂もまったく気にならず、白いご飯のおかずにもバッチリです。

サクッとした食感のキャベツとふんわりやわらかい豚肉に、シャキシャキの絹さやがアクセントになっていて、いっぺんに口に入れて食感を楽しみながら食べるのがオススメ。

口いっぱいに広がる幸せを実感してみてくださいね。

ぴりっと香る黒こしょうがさらに食欲を刺激しつつ、全体の味を引き締めています。

豚肉との相性もバッチリで、おつまみにも最高ですよ!

うまみ酢は、野菜炒めの味付けや野菜のマリネ液として活躍します。

素材の味を活かしつつ、さっぱり仕上げたい時に使うと良いですね。

すっぱすぎないので、酸味が苦手な子どもと一緒に食べる時にもオススメです。

昆布と一緒に煮ることでうまみが抽出されているため、他に出汁を用意しなくていいので手軽に作れて嬉しいですね。
この味がとても気に入った筆者は、冷蔵庫に常備しています。

暑い季節にも!

春キャベツ半分を使ったのに、さくさくと1人でも食べきれてしまうほどうまみたっぷり。

ご飯との相性もよく、お野菜とお肉の量もバランスがちょうど良いので、このひと皿で献立が完成します。

暑い季節に、さっぱり食べたい時にも最適です。ぜひ作ってみてください。

この記事を書いた人
オーケー歴15年!グルメライター
Rita

お得に楽しめる美味しい食材を見つけに、オーケーに通い続けること15年。大好きなワインに合うメニューを考えてお料理している時間に最高の幸せを感じるライター。日本や世界の各地で美味しいものを食べて鍛え抜いたこの味覚で、あなたにピッタリの美味しいものをご紹介します。

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