粗大ゴミ200kg出して身についた!【元汚部屋→整理収納アドバイザー1級】「毎日20分でいい!?」家がすっきりしている人の黄金ルール
- 2024年05月06日公開
こんにちは、ヨムーノライターで整理収納アドバイザー1級の海老原 葉月です。
様々な資格がある中でも、整理収納アドバイザーに興味を持たれている方は多いのではないでしょうか?
今回は元汚部屋だった私が、整理収納アドバイザー2級を取得し、3歳、0歳の子どもを育てながらしていた整理方法や時間術、そこからどのくらいのペースで汚部屋を卒業できたかをご紹介します。
実は今、引っ越しをしたばかりで絶賛カオス中のわが家。それでも、ノウハウや時間の使い方を知っているので、効率的に片付けが進んでいます。
資格を取得するだけでは“片付けの黄金ルール”は身につかない!?
整理収納アドバイザー2級の資格は、家庭でのお片付けのノウハウの基礎を学びます。当然ながら、学んだだけでは身につきません。ノウハウを活かしたアウトプットを繰り返すことで、家の中が整い、リバウンドしない空間が完成します。
当時は、3歳の長男と0歳の次男の子育ての最中で、24時間ずっと3人で自宅で過ごしていました。小さな子どもがいると、なかなか自由な時間が確保できないですよね。それでも、時間を見つけては片付けをしていました。
【汚部屋脱出ルール1】子どものルーティンに片付け時間を当てはめる
わが子の場合、朝は割と機嫌良く過ごしてくれることが多かったです。朝のこども番組に夢中になっているほんの10〜20分が私の片付け時間でした。
リビングで過ごす子どもたちを見守りながら、キッチンやリビングの引き出し1段など、小さなスペースでも整理するようにしていました。
実は、人間の集中力は20分ほどしかもたないそう。また、なにかを習慣として身につけるには、20日ほどかかるんだとか。つまり、朝のこども番組の時間=整理する時間にすることは、片付け慣れしていない私にとって、ちょうどいい加減だったのです。
【汚部屋脱出ルール2】“テレビ番組のような激変”を目指さない!重要なのは「リバウンドしないこと」
よく、汚部屋を片付けて整った家にする、といった企画のテレビ番組を目にしますよね。たった1日で激変する様子は衝撃的ですし、「私もやってみたい!」と思う方も多いと思います。そうは思っても、「そんな時間、とれないし……」と諦めていませんか?
実際、わが家が汚部屋を卒業できたのは、整理収納アドバイザー2級を取得してから約6年かかりました。
テレビ番組の場合、何人ものプロやスタッフの手があるので、あっという間に片付くんです。それと引き換えによくあるのが“リバウンド”。せっかく片付けてもらってもリバウンドしてしまい、汚部屋に逆戻りするパターンをよく目にします。
【汚部屋脱出ルール3】捨てるときのことを想像して「安易にものを増やさない!」
私の経験からすると、自分の手でものを減らすことが、リバウンドしない一番の近道だと思います。
過去200kg以上の粗大ゴミを自己搬入で処分したときは、処分するものの量の多さと重さとで、相当な体力が削られました。
やってもやっても片づかず、これだけのものを増やしてしまった過去の自分を恨んだときもありました。
でも、この経験があるからこそ【もう2度と、安易にものを増やさない!】と思えるようになり、新たにものを取り入れることに高い壁を作るようになりました。
なんとなく“片付けたつもり”になっていない?
何年もの時を経て増えたものは、同じく何年もかけて減らすしかありません。
少しずつ、時間をかけながらでも、コツコツと続けることで、整理する習慣がついたり、ものに対する考え方が変わったりします。
資格を取る前は、なんとなく“片付けたつもり”になっているだけで、物量は一向に減りませんでした。“整理収納の基本”を整理収納アドバイザー2級の講座で学んだことで、要る・要らないの判断や、使い勝手のいい収納方法がわかり、より効率的に家の片付けが進みました。
私にとって、整理収納アドバイザー2級の資格取得は、自分ではどうしようもできなかった汚部屋から卒業するきっかけとなり、まさに人生を180度変えてくれた機会となりました。
整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。
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