【夏場のバナナは、常温NG!】スーパー青果部「1か月長持ちする保存方法」「めっちゃ美味しい食べ方」伝授

  • 2023年06月18日公開

こんにちは!八百屋歴10年、くふうLiveライターの青髪のテツです。

本格的に暑くなってきましたね。気温が高いと、野菜や果物が長持ちしなくて困っている方も多いのではないでしょうか。

特にバナナは常温で保存する方が多い果物なので、室温が高いとすぐに真っ黒になってグニャグニャして食べられなくなりますよね。

そんなバナナですが、本当に1年中常温で保存するのが正しいのでしょうか?

そこで今回は「夏にバナナを長持ちさせる方法」と「この夏おすすめ!バナナの食べ方」を紹介していきます。

夏場のバナナ「常温保存」するのは避けて

一般的に、バナナを保存する際の基本は「常温で保存すること」と言われています。

常温保存が一般的になった理由は、おそらくバナナを冷やすことで、低温障害が起こり皮が黒くなるからだと考えられます。

たしかに、冷蔵室でバナナを保存すると皮が黒くなるのですが、それでも私は気温が高い時期は冷蔵室で保存することをおすすめしています。

それは低温障害によってバナナの皮が黒くなってしまっても、中の果肉は無事だからです。

真夏に常温でバナナを保存すると3日と持たないですが、冷蔵室で保存すると「1ヶ月近く」長持ちすることもあります。※元のバナナの状態により多少異なります。

1ヶ月保存可能!?バナナの冷蔵保存方法

夏のバナナは店頭でも劣化が早く、半日もおいておけば斑点ができ始めることもあります。

買って帰ってからも2〜3日程度しか長持ちしないので、夏は野菜室での保存をおすすめします。

バナナを冷蔵保存する際は、以下の手順で保存しましょう。

①打身や傷がないバナナを購入する

②皮はむかずに1本ずつバラす

③それぞれラップを巻く

④冷蔵室の中の「野菜室」に入れる

この方法で冷蔵保存したバナナの保存期間はおよそ1ヶ月(目安)です。

元のバナナの状態に左右されるので、なるべく早めに使い切ってくださいね。

知らなかった!バナナの冷凍保存方法

バナナは冷凍保存も可能です。購入した時点で熟れているバナナは、冷凍するのがイイでしょう。

①バナナの皮をむく

②輪切りにする

③重ならないようにラップをし、保存袋に入れる

④空気を抜き「冷凍室」に入れる

この方法で冷凍保存したバナナの保存期間も、およそ1ヵ月間(目安)です。

ただし、ご家庭の冷凍室は開け閉めが頻繁に行われるので、冷凍しても長持ちしない場合があります。冷凍しているからと油断せず、早めに食べきることをおすすめします。

夏におすすめ「バナナスムージー」の作り方

冷凍したバナナを使った、夏にピッタリなスムージーを紹介します。

「バナナスムージー」材料(2人分)

・冷凍したバナナ...2本分
・牛乳...200cc

材料はこれだけです。

作り方は、ミキサーにすべて材料を入れてスイッチを押すだけ!滑らかになったらコップに注ぎましょう。

冷凍したバナナをそのまま使うので、氷無しでも冷たいスムージーを作ることができます。冷凍した小松菜やにんじんを使って野菜スムージーにアレンジしてもおいしくできますよ。

夏もバナナをたくさん食べて

今回は「正しいバナナの保存方法」と「この夏おすすめの食べ方」を紹介しました。

コストコなど大きい小売店では、お買い得なバナナの房売りをしているのをたまに見かけます。房売りバナナを買い、野菜室や冷凍室で保存すれば、腐らせずに毎日1本ずつでもおいしく最後まで食べることができますよ。

ぜひ一度今回紹介した方法を実践してみてくださいね。

この記事を書いた人
野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

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