名古屋市西区に恐怖の「首なしトンネル」がある！？岡崎市ではたい焼きは揚げるのが、一宮市ではモーニングをはしごするのがあたりまえ！？

2023年02月09日公開

愛知県民でもほとんど知らない＆知らなきゃ損する『地元のあたりまえ』を大公開！
「千原ジュニアの愛知あたりまえワールド」は得する、行きたくなる、誰かに話したくなる、明日からあたりまえにしたくなる新仰天間違いナシの県民特化型バラエティ番組です。

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所変われば品変わる。同じ愛知県の中でも市区町村ごとに全然違う仰天の風習やサービス、グルメ、スポットがたくさん！名古屋市西区で近隣住民にも恐れられている「首なしトンネル」とは？岡崎市では「たい焼きを揚げる」、一宮市では「モーニングをハシゴする」という街の人たちにとってはあたりまえなウワサを徹底調査しました

近隣住人も恐怖におびえる！？名古屋市西区にある「首なしトンネル」とは？

近隣住民も恐怖におびえるという「首なしトンネル」があるというウワサがあるのは名古屋市西区。実際に現地付近へ赴き聞き込みをしてみると「ただ単純に怖い」「夜は絶対に通らない」「なんとなく嫌やなぁ」と、確かに住民の間で恐れられているようです。

ウワサを検証すべく実際にロケ車に乗って現地を訪れてみると、早速恐怖のトンネルを発見します。

そのトンネルは高さ制限1.5mの超激低トンネル。ワンボックスのロケ車ではとても通ることができません。

さらに聞き込みをしてみると「屋根をこすったことがある」「屋根の残骸が落ちていることもある」と次々と新情報を発見。確かにトンネルの入り口にはこれまでの豊富な“戦績”が刻み込まれていました。

車高の低いタクシーなら通れるかもしれないと地元のタクシーに協力してもらったものの、屋根まではギリギリ余裕があるものの表示灯が引っかかってしまい通過できません。軽自動車などの小型車でもギリギリ通れるかどうかという低さ。うっかりアンテナを出したままで通ってしまうと折れてしまうこともあるといいます。

このトンネルがとても低く作られている理由は「上に国道22号が通っているため」。堤防からの下り坂の途中にあるので高さが確保出来ず、激低トンネルとなってしまったそうです。

これだけ低いトンネルなので、徒歩や自転車、バイクなどにも首を傾けなければ通ることは不可能。首を前に倒して通る姿を後ろから見るとまるで首がないように見えることから通称「首なしトンネル」と呼ばれているそうです。

車高の低い車しか通れない首なしトンネルですが、通過できる車にとっては国道をショートカットできるため交通量は意外にも多いとのこと。とはいえ、通過するときには安全第一。ゆっくり徐行があたりまえです。

実は揚げ物大好きな街！？岡崎市ではたい焼きを揚げるのがあたりまえ！

全国どこでも鉄板の上で焼かれるのがあたりまえの「たい焼き」。しかし、岡崎市ではたい焼きは「揚げる」のがあたりまえなんだそうです。

岡崎市民がこぞって買い物に訪れるという「揚げたい焼き」を提供しているのは「平太郎」。平日でも行列が出来る大人気のお店です。

10個、15個と大量買いする人も多いという「揚げたい焼き」は、その名の通り出来上がったたい焼きを揚げたもの。冷めたたい焼きを低温の油で揚げて温めて提供ことから始まったという「揚げたい焼き」が予想以上の好評を得て、今では岡崎市民のあたりまえになったそうです。

揚げたい焼きスペシャルはサクサクに揚がった皮の中からあんこと共にチーズがトローリ。「揚げた方が好き」というお客さんのも多く、「普通のたい焼きは食べられないけど、揚げたい焼きなら食べられる」という方もいるほどです。

実は岡崎は隠れた「揚げ物」文化エリア。揚げたい焼き意外にも、創業50年以上の老舗うどん店「一よし」では、八丁味噌を利かせた味噌うどんにボリューム満点のとんかつをドーンと載せた「とんかつ八丁味噌うどん」がお店の看板メニューです。

他にも揚げ餅が載った「力八丁味噌うどん」も大人気。「揚げてあるから美味しい」と岡崎市民のお客さんも大満足です。

岡崎市と言えば徳川家康のお膝元。もしかすると、晩年は天ぷらが好物だったという徳川家康のDNAが今も名を引き継がれているのかも知れません。

一宮市では「モーニングのハシゴ」をする市民がいるのはあたりまえ！？

モーニング発祥の地としても知られている一宮市。喫茶店に限らず、多くの飲食店が様々に工夫を凝らしたお値打ちなモーニングを朝から提供しています。

例えば、「喫茶愛」はまだ日も昇っていない早朝5時からモーニングを提供している喫茶店。朝早くにもかかわらずお客さんが美味しい和食モーニングに舌鼓を打っています。コーヒーにご飯に味噌汁、目玉焼きがついて値段はコーヒー代450円のみ。これぞ一宮が誇るモーニングです。

この「喫茶愛」に来店していたお客さんに話を聞いて見ると「家の掃除や買い物を済ませて、別の喫茶店に行く」とのお話が。確かに一宮市には「モーニングをハシゴ」する人がいらっしゃいました。

他のお店でもモーニングをハシゴするお客さんを発見。そうした「モーニングハシゴ族」のお客さんの財布には各店舗のコーヒーチケットがびっしり。モーニングハシゴ族にとっては、行きつけのお店のチケットを持っているのがあたりまえです。

さらに別のお店でも調査してみると、1日で3～5軒をハシゴするという男性を発見。お休みの日を利用して一宮市のモーニングをハシゴしているそうです。

「一宮中のモーニングを回りたい」と話す男性は、最初の「BEN'S MORNING CAFE」で看板のモーニングである「うきうき尾張の卵かけご飯セット」を堪能。

実はこのお店のモーニング、「薬味」以外の卵・ご飯・お味噌汁は食べ放題という超お値打ちセット。しかし、この後モーニングをハシゴすることを考え、お代わりはガマンして次のお店へ向かいます。

和食モーニングの次に訪問した古民家風の佇まいが素敵な「cafeえんがわ」ではサンドイッチをメインとした洋風モーニングをチョイス。

そしてこの日の最後、3軒目にハシゴした「茶房迎賓館住吉店」は〆の甘い物系モーニングのお店として訪問。モーニングタイムに食べ放題になるトースト・フレンチトースト・サンドイッチを楽しみながら、生クリームを目の前で好きなだけモリモリに盛り付けてくれるドリンク「モクモクさん」を頂いていました。

一宮市のモーニングの達人は、バランスを考えながら予定を組んでモーニングをハシゴするのがあたりまえでした。

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【放送局】テレビ愛知　
【番組HP】https://tv-aichi.co.jp/atarimaeAICHI/

※記事の内容は放送当時のものです。