管理栄養士が教える!「玉ねぎは洗う?洗わない?」タイミング別に洗い方のメリット・デメリットを紹介

  • 2024年02月09日公開

こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターのmihoです。

家庭でよく使う野菜トップ級の「玉ねぎ」。

みなさんは調理する前、玉ねぎを洗っていますか?洗うタイミングは、茶色い皮をむく前?それともむいてから?

今回は、「玉ねぎを洗うメリット・デメリット」、そして「洗うタイミングはいつがいいのか」などをご紹介していきたいと思います。

玉ねぎは「洗う?洗わない?」メリット・デメリット

まず、玉ねぎは洗うか、洗わないか。

我が家は茶色い皮をむいてから洗うのが当たり前...と思っていたのですが、調べてみると、意外と洗わない派の方も多いと知り、びっくりしました。

ここでは、玉ねぎを洗うメリット・デメリットを見てみたいと思います。

玉ねぎを洗うメリット①衛生的に安心

玉ねぎは皮に包まれていますが、土よごれがついていたり、保管状態によってはカビが生えていたりすることがあります。

そのため、しっかり洗ってから食べる方が安心と言えますね。

玉ねぎを洗うメリット②皮が剥きやすくなる

玉ねぎの皮をむく際に、なかなかはがれずにイライラ~なんていう経験はないでしょうか。

玉ねぎを皮のついた状態で洗って濡らす場合、茶色い皮が湿って、手で簡単にむけるようになるんです。

玉ねぎを洗うメリット③切るときに目に沁みにくい

玉ねぎの辛みを取るため、カットした玉ねぎを水にさらすことがありますよね。

同じ原理で、皮をむいた玉ねぎを洗って水に触れさせることで、玉ねぎの辛み成分が抑えられるそうなので、切るとき目に沁みにくくなるんです。

玉ねぎを洗うデメリット①水溶性の栄養素が流れ出る

玉ねぎを洗うデメリットをあげるとすれば、水溶性の栄養素が流れ出てしまう点です。

とはいえ、サッと手短に洗うことを心がければ、このデメリットはある程度抑えられるのではないでしょうか。

玉ねぎを洗うタイミングはいつがいい?

玉ねぎを洗う場合、どのタイミングがいいでしょうか。タイミングによって特徴があるので、ご紹介していきたいと思います。

「茶色い皮をむく前」に洗う

まず、玉ねぎの茶色い皮がついている段階。泥汚れやカビなどは根元や茶色い皮についているので、それを落とすのに有効です。

最初に洗ってしまうことで、まな板に汚れもつきません。また、メリットで記載した通り、皮が剥きやすくなることも上げられます。

「茶色い皮をむいた後」に洗う

玉ねぎは茶色い皮をむいたとき、皮についた汚れが中身についてしまうことも......。茶色い皮をむいた後に洗うことで、実際に食べる部分の汚れを落とせるので、衛生面でも安心です。

また、玉ねぎの表面を覆っている透明な薄皮もむきやすくなりますよ。

「カットした後」に洗う

最後は、玉ねぎをカットした後に洗う方法です。細かい内部まで洗えるので、衛生面が心配な方にはおすすめです。

ただ、デメリットでもあげたように、水溶性の栄養素が一番失われやすいです。ここでも時間をかけずに手短に洗うのがポイントですね。

玉ねぎの洗い方まとめ

今回は、「玉ねぎを洗うメリット・デメリット」、そして「洗うタイミングはいつがいいのか」をご紹介しました。

普段よく使う野菜だからこそ、きちんとした下処理方法を抑えておきたいところ。  

不正解はありませんので、購入した玉ねぎの状態や使う用途によって、ご自身が納得できるやり方を実践してみて下さいね。

この記事を書いた人
田舎暮らしを楽しむフリーランス管理栄養士
miho

子育てをきっかけに都会からUターンし、海も山も近い田舎に住みながら、フリーランスの管理栄養士をしています。毎日の生活に役立つ、アイディアレシピや節約レシピなどを楽しくわかりやすく伝えていければと思います。ぜひご覧くださいね★

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