サッシでこんなに変わる!同じ部屋が別世界

  • 2021年03月22日更新

サッシを交換すると、今までの部屋が別世界に!すぐれた遮熱・断熱効果が快適な住環境へと導き、省エネにも貢献。高い遮音性で静かな室内を実現。結露の減少によりお掃除もラクに。輸入部材も多く、デザインも多彩でオシャレ度UP。な~んてうれしいことずくめ。リフォームの際は、ぜひサッシ交換を視野に入れてみては。

サッシ選びの基礎知識

サッシを新しくすると暮らしがぐんと快適になります。サッシを選ぶときには、断熱・遮音・防犯などの性能をぜひチェックしたいもの。特に遮音性を重視するなら、二重サッシがオススメです。デザイン的には、スリムなフレームなど各メーカーが多種多様なものを提案しているので、インテリアに合わせてチョイスするといいでしょう。材質としては、アルミ・スチール・樹脂・木製など様々。アルミはごく一般的で、軽くて開閉がラク。スチールは錆びにくく耐火性にすぐれています。熱伝導率が低い樹脂サッシは断熱性が高く、木製サッシはアルミの普及で激減しましたが、質感ゆたかでインテリアに馴染むと、近年再び人気上昇。アルミと木・アルミと樹脂のように、異なる素材を使用したものは、複合サッシと呼ばれます。ガラスは従来の単板ガラスに代わり、2枚のガラスの間に中空層をもたせた複層ガラスが主流に。断熱性が高く、ペアガラス(AGC旭硝子の登録商標)の名前で知られています。遮熱・断熱・UVカットの効果を発揮する省エネタイプのLow-E複層ガラスや防犯ガラスなども。材質とガラスの組合せで価格に幅がでるので、部屋の用途や目的によって選びたいですね。

体験談で知る!サッシの性能

「新しいサッシの性能の良さや特徴を説明されても、なかなかピンとこなかったのですが、体感がなにより。貴重な経験ができました」と話してくださったのは、横浜市にお住まいのIさん。自宅でサッシの交換を体験しました。Iさんの住まいは築40年ほどのマンション。大規模修繕の際、部屋中のサッシを交換し、その後の暮らしは見違えるほど快適に。サッシでこれほど室内環境に違いがでるのかと驚いたそうです。「10年以上暮らしてきたので、部屋の空気感や音について体得していました。交換後はまるで別世界。ピタッと閉まる密閉感とあまりの静かさに、最初は少し戸惑うくらい。近隣の生活音や近くを走る電車の音も気にならなくなりました」。さらに、複層ガラスの効果で断熱性も高まり、冬の寒さや夏の暑さがやわらいだそう。「暑い時期、寝る前にエアコンをOFFにしても朝までなんとなく涼しさが持続しているので、有り難いです。欲を言うと、南側のリビングはUVガラスだともっと良かったのですが(笑)」。また、開閉もスムーズでストレスフリーに。ロック付きのクレセントも使いやすく、補助のものまで搭載されているので、防犯面での安心材料も増えたそうです。

この記事を書いた人
池内祥子

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