【ハムの袋を冷蔵庫に貼る】保存法は大丈夫?管理栄養士が教えるハム・ベーコンの正しい保存方法
- 2026年06月21日公開
こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。
最近SNSで「ハムの袋についているテープを冷蔵室にペタッと貼れば、ほかの食材に埋もれないし取り出しやすい」という投稿が話題になっているのを知っていますか?
これは、ハムのパッケージについている粘着テープ部分を使って、未開封のハムを冷蔵室の内側の壁面に貼り付けて保存するというアイデアです。
投稿には「その手がありましたか……」「画期的すぎる」と好意的なコメントがたくさんついていました。
一方で、「温度は大丈夫なの?」と不安に思う人もいる様子。実際のところどうなのか、詳しく解説しますね。
SNSで話題!ペタッと貼る保存法って大丈夫なの?

一見良さそうに思えるこのライフハックですが、実はちょっと注意が必要!
というのも、冷蔵室は詰め込み具合や場所によって冷え方にかなり差が出ます。
一般的なハムやベーコンの保存温度は10℃以下ですが、冷蔵室に食材がパンパンに詰まっていると、すみずみまで冷気が行き渡らず、設定よりも温度が高くなってしまうことも。
さらに、ドアを開け閉めするたびに外の暖かい空気が入り込むので、ドア付近の温度は想像以上に変わりやすいんです。

そのため、この方法を試すときは、冷蔵室の中身を減らして冷気をしっかり循環させるのが鉄則!
ドアを開ける時間は短く、回数もできるだけ少なくするよう意識してみてくださいね。
難しい場合は壁面に貼らず、冷気が当たりやすい棚の奥の方やチルド室で保存しましょう。
ちなみに、この方法は未開封のものだけOK。開封後は傷みやすいので避けましょう。
意外とやりがち!NG保存法

ハムやベーコンの最大の敵は「空気」。
空気に触れると、表面がネバネバしたり、色が抜けて味が落ちたりしてしまいます。
よくやりがちなのが、くるっと丸めてテープで留めたり、パッケージの上にふわっとラップを被せるだけの保存法。
これだと隙間から空気が入ってしまうので、開封後はとにかく「きっちり密閉」しましょう。
おいしさ長持ち!ハム・ベーコンの保存方法

加工肉は種類によって適した保存温度が違うので、まずはパッケージをチェック!
未開封の場合は、それぞれの温度に合った場所に入れておけばOKです。
- ハム・ソーセージ・ベーコン(10℃以下)…冷蔵室
- ローストビーフ・生ハム(4℃以下)…チルド室
開封後はパックから出し、1回分ずつラップで包みます。

チャック付き保存袋や密閉できるケースに入れて、チルド室やパーシャル室など、0℃前後の場所に保存しましょう。
賞味期限にかかわらず、できるだけ早く食べきってくださいね。
出典:伊藤ハム「ハムやソーセージの上手な保存方法を教えて!」
食べきれないときは冷凍もOK!

「賞味期限までに使い切れない!」というときは、冷凍するのがおすすめ!少し風味は落ちますが、衛生的には問題なし。約1か月持ちますよ。
1回に使う分ずつ小分けしてラップで包み、チャック付き保存袋に入れましょう。

金属製のトレイにのせると凍るスピードが速くなり、よりおいしさをキープできます。
食べるときは数時間前に冷蔵室に移して解凍しましょう。
焼いたり、スープに入れたり、加熱調理の際は凍ったままお鍋に入れてもOKです。
知っておきたい保存のコツ
話題のライフハックを試すなら、冷蔵室をすっきり整理して冷気を巡らせるのが絶対!
開封後は、空気に触れないようラップで密閉して、チルド室へ移すか冷凍しましょう。
正しい保存法を知って無駄なく使い切ってくださいね。
趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!
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