ポットのお湯でも作れる?カップラーメンの温度と味の違い【管理栄養士が検証】

  • 2026年05月09日公開

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こんにちは。カップヌードルのトムヤムクン味が大好きな管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。

カップラーメンのパッケージに「熱湯を注いでください」って書いてあるけど、あれって何度くらい?鍋やケトルで沸騰させないとダメなの?と気になったことはありませんか?

ポットやウォーターサーバーのちょっと低い温度のお湯でも問題ないなら、正直そっちの方が楽ちんですよね。

今回は、沸騰していないお湯でカップラーメンを作るとどうなるのか、安全面と味の両方から詳しく解説します!

ポットのお湯でも作れる!「待ち時間長め」がコツ

カップラーメンの作り方に書かれている「熱湯」は、ボコボコに沸騰させた100℃のお湯のこと。

カップヌードルでお馴染み「日清食品グループ」の公式サイトでは、次のように説明されています。

商品の調理方法に記載されています「熱湯」は沸騰しているお湯を指します。ポットの保温湯(95℃以下設定)では、めんがうまく湯戻りしません。

「湯戻りしないってことはめんが生のままなの?」と心配になるかもしれませんが、そこは気にしなくても大丈夫!

カップラーメンのめんは一度火を通してから乾燥させているので、低い温度のお湯でも時間をかければ食べられる状態になります。

その証拠に「警視庁警備部災害対策課」のサイトでは、カップラーメンを水で戻して食べる方法が紹介されています。

ただし、おいしさについてはまた別の話。

沸騰していないお湯で作ると、どうしてもめんに少し芯が残ったような食感になってしまいます。

そんなときは待ち時間を1〜2分くらい長めにするのがコツ。少し時間を置くとちょうどいいやわらかさになりますよ。

出典:日清食品「調理方法の「熱湯」とは?」

出典:警視庁「インスタントめん」

出典:日清食品「めんのギモン|カップヌードル」

カップ焼きそば・カップうどんも時間をのばせばOK!

カップうどんやカップ焼きそばも火を通してから乾燥させているため、カップラーメンと同じように水やぬるいお湯でも食べられます。

ただ、カップうどんはめんが太いぶん、低い温度だと戻りにくくなります。ラーメン以上に「ちょっとかたいかも」「芯が残ってる?」と感じやすいかもしれません。

こちらも長く置けばやわらかくなるので、様子を見ながら時間を調整しましょう。

【検証】80℃のお湯でカップヌードルを作ってみた!

「理屈はわかったけど肝心の味はどうなの?」と気になりますよね。

一般的なウォーターサーバーの設定温度に近い80℃のお湯で、カップヌードルを作ってみました。

規定通り3分待ってフタを開けると、香りの立ち方がいつもと違う!

アツアツのラーメンは開けた瞬間にふわ〜っと良い香りが広がりますよね。香り成分は温度が高いほど揮発しやすいため、80℃だとなんだかちょっと物足りない……。

具材は、たまごとネギはしっかり戻っているものの、えびと謎肉(加工肉)はほんの少し歯ごたえが残っています。

食べている途中でだんだんやわらかくなったので、個人的にはあまり気になりませんでした。

肝心のめんは、やや芯が残っていてかため。もっと待てばやわらかくなるけれど、時間を置きすぎるとスープが冷めてしまいそうです。

めんかため派で猫舌の私としては80℃3分でちょうど良かったですが、アツアツが好きな人には正直イマイチかもしれません。

Xでも「80℃でカップラーメンを作るとよりおいしく感じる」「ぬるくて食べる気がしない」といろんな意見があったので、かなり好みがわかれそうです。

ぬるいお湯を入れちゃった!失敗した時の「リカバリー術」

「熱いのが好きなのに間違えてぬるいお湯を入れてしまった……」なんてときは、お鍋に移して軽く火にかけるか、耐熱のお椀に入れて電子レンジで温めましょう。

このとき絶対に避けてほしいのが、カップラーメンの容器のまま火にかけたりレンジに入れたりすること。

容器が溶けてしまう可能性があるので、必ず移してから温めてくださいね。

めんのかたさがちょうどいいなら、スープだけを温めるのも◎。めんがやわらかくなりすぎるのを防げます。

※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。

好みの温度で楽しもう!

カップラーメンは、沸騰していないお湯でも問題なく食べられます。

めんが少しかたくてスープの香りも控えめですが、猫舌さんやかため派にとってはむしろアリかも。お湯を沸かすのが面倒なときに、ぜひ一度試してみてくださいね。

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この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

管理栄養士

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