「言うとおり」と「言うとうり」…正しいのはどっち?【大人でも間違えがち!】→「ずっと逆だと思ってた…」「恥ずかしすぎる!」

  • 2026年04月08日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

「言うとおりにやってみて」「思ったとおりだった」——会話でもメールでも当たり前のように使うこの表現。でも、いざ文字で書くとなると「とおり」と「とうり」、どちらが正しいか自信を持って答えられますか?

さっそくクイズ形式でチェックしてみましょう!

クイズ:正しい表記はどっち?

Q.「思った○○○にうまくいった」のように、ある状態と同じであることを表すとき、正しいのは次のうちどちら?

①言うとうり
②言うとおり

さあ、どちらだと思いますか?

正解は…

正解は……②言うとおり です!

「言うとうり」と書いてしまう人はかなり多いのですが、正しくは「言うとおり」。漢字で書けば「言う通り」で、「通る(とおる)」が元になっている言葉です。

なぜ「とおり」が正しいの?

「とおり」は「通る(とおる)」の連用形からできた言葉です。発音すると「とーり」のように聞こえるため、つい「とうり」と書きたくなりますが、これは間違いです。

1986年(昭和61年)に内閣告示された「現代仮名遣い」では、オ列の長音の書き方についてルールが定められています。そこでは「とおる(通)」のような語は、オ列の仮名に「お」を添えて書くとされています。

つまり「通る」は「とうる」ではなく「とおる」、「通り」は「とうり」ではなく「とおり」が正しい表記です。

なぜ「お」で書くの?「う」じゃダメ?

現代仮名遣いでは、オ列の長音は原則として「う」を添えて書きます。「王様(おうさま)」「灯台(とうだい)」など。

一方で、「通り(とおり)」「氷(こおり)」は「お」になります。

実はここにポイントがあります。オ列の長音は基本的に「う」で書きますが、歴史的仮名遣いで「ほ」や「を」が続いていた語については例外的に「お」を使うのがルールなんです。

「通る」の歴史的仮名遣いは「とほる」。「ほ」が続いているので、現代仮名遣いでは「とおる」と書きます。同じ理由で「氷(こほり→こおり)」「覆う(おほふ→おおう)」なども「お」を使います。

参照:文化庁「現代仮名遣い 本文 第2(表記の慣習による特例)」

同じルールで間違えやすい言葉

「とおり」と同じルール(歴史的仮名遣いで「ほ」「を」→現代仮名遣いで「お」)が適用される言葉は、ほかにもたくさんあります。

間違えやすいものとして、「こおり(氷)」を「こうり」としたり、「おおきい(大きい)」を「おうきい」としたりするケースがあります。また「いきどおる(憤る)」「しおおせる」なども同じパターンです。

まとめ

「言うとおり」と「言うとうり」、正しいのは「言うとおり」でした。発音では区別しにくいため間違えやすいですが、漢字にしたときに「通り=とおり」であると覚えておけば、もう迷いませんね!

メールや企画書で「〇〇のとうり」と書いてしまうと、読む人によっては気になるポイント。ぜひこの機会に覚えておいてくださいね!

りんごのイラスト/タワシ

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