「牛乳を1個買ってきて。卵があったら6個お願い」【雑学コラム】優秀なプログラマーは何を買って帰る?

  • 2026年05月22日公開

「どうりで」と「どおりで」…正しいのはどっち?【小学校で習ったっけ!?】→「自信満々に答えたら間違った!」社会人なのに恥ずかしい…

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

「スーパーで牛乳を1個買ってきて。卵があったら6個お願い」。
このお使いを頼まれた時、あなたは何を買って帰りますか?

実はこの問題、受け取り手の「論理的思考」によって答えが激変するのです!
本記事では、世界中で大人気の「プログラマーの買い物ジョーク」をベースにした論理クイズを出題。

言葉の省略が生むすれ違いや、日本語の助詞が持つ魔法のような力について分かりやすく解説します。

りんごのイラスト/タワシ

問題

ある日、妻が夫に下記のようなお使いを頼みました。

「スーパーで牛乳を1個買ってきて。卵があったら6個お願い」

さて、夫の買い物袋に入っていたものは、次のうちどれでしょう?

  1. 牛乳 1個と卵 6個
  2. 卵 6個
  3. 牛乳 6個

※スーパーには牛乳も卵も豊富に陳列されています。

正解

正解は… 1~3 すべての可能性がある です!

「目的語」を補えないコンピューターの悲劇

この問題は、受け取り手の「思考回路」によって結果が激変します。

  • 1番(牛乳 1個と卵 6個)になる場合

一般的な「常識」で判断したケースです。「(追加で)卵を6個買ってきて」と文脈を補完して解釈しています。

  • 2番(卵 6個)になる場合

「卵があったら」以降の指示が、最初の「牛乳を1個買う」というタスクを完全に上書きしてしまったケースです。
※「卵を6個」という印象が強すぎて、最初の牛乳の存在が消去されてしまった状態!?

  • 3番(牛乳 6個)になる場合

プログラマー的な「論理」で判断したケースです。「6個買ってきて」の対象が明示されていないため、直前の目的語である「牛乳」を引き継ぎ、「卵があったから、(牛乳の注文数を上書きして)牛乳を6個買ってきたよ」という行動になります。

※プログラマー的な論理では、解釈の仕方によって「最初の1個」に「6個」が上書きされて計6個になるパターンと、追加の命令と捉えて計7個の牛乳を買ってきてしまうという、さらなる重層的なバグの可能性も秘めています。

お使いを頼んだ人の「思惑」が、実行する人の「アルゴリズム」によって書き換わってしまう。言葉の境界線の恐ろしさですね。

おまけ:じゃあ、どう頼めばよかったの?

バグ(誤作動)を防ぐためには、指示を出す側が省略をせず、「目的語(対象物)」を明確にする必要があります。

正しい指示の出し方

「牛乳を1個買ってきて。卵があったら、卵も6個買ってきて」

マニアック豆知識:日本語の「も」という魔法

「卵も」という日本語。
この「も」という一文字は、日本語において「前の条件を生かしたまま、新しい条件を追加する」という非常に強力なプログラムコード(添加の助詞)の役割を果たしています。
助詞一つで致命的なバグが防げるなんて、日本語って面白い境界線を持っていますよね。

ここまで言えば、人間の夫も、もしかしたらAIも、完璧な買い物をしてくれるはずです(たぶん!?)。

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この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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