合衆国はアメリカだけじゃない?世界に2つの意外な国名と「日本」の由来雑学

  • 2026年03月07日公開

日本で一番古い桜の木は?【知っておきたい豆知識】「え、そんなの知っている人いる!?」→意外と常識でした…

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

世界に2つしかない「合衆国」を冠する国名を知っていますか?
アメリカ以外のもう一つの正解や、ブラジルがかつて「合衆国」だった驚きの歴史を紐解きます。

さらに「合衆国」の漢字に込められた幕末の知恵、「日本」の読み方の境界線、そして「君が代」が実は誕生日のお祝いソングだったという意外なルーツまで徹底解説。
明日誰かに話したくなる、奥深い国名と歴史の雑学をたっぷりお届けします!

問題

世界には、名前に「合衆国(United States)」とつく国が現在2つあります。
1つはおなじみの「アメリカ合衆国」ですが、では、もう1つの「合衆国」は?

ノーヒントでお答えください!

正解

正解は… メキシコ です。

意外な正式名称「メキシコ合衆国」

メキシコの正式な国名は、スペイン語で "Estados Unidos Mexicanos"。これを日本語に訳すと「メキシコ合衆国」となります。

アメリカ(United States of America)と同じく、複数の州が合わさって一つの国を作っている「連邦制」をとっているため、この名前がついているんです。

昔はもっと「合衆国」があった?

実はかつては他にも「合衆国」を名乗る国がありました。

  • ブラジル: 以前は「ブラジル合衆国」という名称でしたが、現在は「ブラジル連邦共和国」に変更されています。

ブラジルは「アメリカをお手本にする(合衆国)」という時代を経て、「自分たち独自の連邦制(連邦共和国)」へと名前を変えることで、国のアイデンティティを再定義しました。

  • インドネシア: 独立直後のごく短い期間(1949年〜1950年)、「インドネシア合衆国」だった時代があります。

豆知識:なぜ「合州国」ではなく「合衆国」なの?

「州が合わさるなら『合州国』じゃないの?」と疑問に思ったことはありませんか?
ここに面白い歴史の境界線があります。

翻訳のミステリー:

江戸時代末期、アメリカの "United States" をどう訳すか当時の知識人たちは悩みました。
当時、アメリカには「王様(主)」がいなかったため、「多くの衆(民)が合わさってできた国」という意味を込めて、あえて「州」ではなく「衆」の字を当てたといわれています。

「日本(ひのもと・にっぽん)」という国名

中国(当時の「隋」など)から「倭(わ)」と呼ばれていた日本が、対等な関係を築こうと名乗ったのが始まりです。
聖徳太子が送った有名な親書に「日出づる処(ひいづるところ)の天子……」という一節があります。これは、「太陽が昇る東の端にある国」という意味。

中国(西)から見て太陽が昇る方向、つまり「日の本(ひのもと)」にある国、という意味を込めて「日本」という漢字が選ばれました。

※注:「日本」の国名がいつから確立したかについては、飛鳥時代から奈良時代にかけて徐々に定着したという歴史的見解に基づいています。遣隋使や遣唐使の記録、また『古事記』『日本書紀』の編纂時期などにより、諸説ある点にご留意ください。

7世紀後半に「正式決定」

その後、701年の「大宝律令」によって、国名として「日本」が正式に定められたといわれています。

豆知識:読み方は「ニッポン」?「ニホン」?

実はこれ、「どちらでも正解」という面白いルール(境界線)があります。

呼び名の境界線:

日本政府は2009年に「どちらの読み方も広く普及しているため、どちらを使っても良い」という閣議決定をしています。

  • ニッポン(Nippon): 響きが強く、スポーツの応援や切手、通貨などでよく使われます。

  • ニホン(Nihon): 日常生活や、やわらかい表現の際によく使われます。

ちなみに、世界中で呼ばれる「Japan(ジャパン)」は、当時「日本」をマルコ・ポーロが中国語の発音(ジパング)で聞いたことがきっかけだといわれています。

豆知識:「君が代」と『古今和歌集』

現在「君が代」として歌われている歌詞の原型は、平安時代の『古今和歌集』(905年編纂)に収録されています。

この頃には、すでに国名としての「日本」は正式に定着(701年の大宝律令など)していました。
つまり、「日本」という名前が先にあり、その後に「君が代」の歌詞が生まれたことになります。

しかし、今私たちが歌っている「メロディ」がついたのは、ずっと後の明治時代です。
それまでの1000年近く、この歌詞は「歌」というよりは、お祝いの席で唱える「めでたい言葉(和歌)」として愛されてきました。

君が代は「永遠の幸せ」を願っている

歌詞を現代語に訳すと、驚くほどシンプルで温かい願いが込められています。

「あなたの命(代)が、小さな石が長い年月をかけて巨大な岩になり、さらにそこに苔が生えるまで、いつまでもいつまでも長く続きますように」

つまり、「愛する人や大切な人の長寿と繁栄」を最大級の比喩で祝っている歌なのです。
「さざれ石が巌(いわお)になる」というのは、気の遠くなるような長い時間を表しており、「それくらい長く幸せでいてね!」という、これ以上ないお祝いの言葉なんです。

もともとは「誕生日」や「宴会」の歌だった

『古今和歌集』では、この歌は「賀の歌(お祝いの歌)」というカテゴリーに入っています。

  • 長寿のお祝い: 当時は40歳、50歳といった節目の誕生日に、親戚や友人が集まってこの歌を贈り、長生きを祝いました。

  • 新年の挨拶: 今の「あけましておめでとう」のように、新しい年の始まりに「今年もあなたの命が続きますように」と唱えられました。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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