【雑学クイズ】しらすは成長すると何の魚になる?ちりめんじゃことの違いも解説
- 2026年03月21日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
ご飯のお供に欠かせない、白くて小さな魚「しらす」。
実は「しらす」という名前の魚が存在しないことをご存知ですか?
本記事では、しらすが成長すると何の魚になるのかというクイズをはじめ、乾燥度合いで変わる「ちりめんじゃこ」等との名前の違いや語源など、明日誰かに話したくなる雑学を分かりやすく解説します。パックの中に潜む「チリメンモンスター」の秘密も必見です!
りんごのイラスト/タワシ
問題

ご飯に乗せると美味しい、白くて小さな魚「しらす」。
実は「しらす」という名前の魚がいるわけではありません。
では、スーパーで売られている一般的な「しらす」がそのまま成長すると、何の魚になるでしょう?
- ワカサギ
- サケ
- イワシ
正解

正解は… 3. イワシ です!
「透明な赤ちゃん」から「青魚」への境界線
しらすとは、体に色素がなく白い色をした「稚魚(魚の赤ちゃん)」の総称です。
ウナギやアユの赤ちゃんも「しらす(シラスウナギなど)」と呼ばれますが、私たちが普段食べているしらすのほとんどは、「イワシ(カタクチイワシやマイワシなど)」の稚魚です。
透明で白っぽかった赤ちゃんが、成長するとあの銀色に光る立派な「青魚(イワシ)」になるなんて、見た目のギャップがすごいですよね!
乾燥度合いで変わる「名前の境界線」
さらに面白いのが、しらすは成長しなくても、「茹でた後の乾燥具合(水分量)」によって名前がコロコロ変わるという点です。いわば「加工の出世魚」ですね。
生しらす: 水揚げされたままの、生の透明な状態。
釜揚げしらす: サッと塩茹でして、乾燥させていないもの(水分量80%前後)。フワフワの食感!
しらす干し: 茹でた後、少し天日干ししたもの(水分量50〜60%)。しっとりした食感!
ちりめんじゃこ: しっかり天日干しして、カリカリにしたもの(水分量30%以下)。
同じ魚なのに、水分の境界線だけでこれだけ名前が変わるのは、魚を美味しく保存しようとした日本独自の食文化ならではです。
豆知識:しらすの「旬」は年に2回ある?
実はしらすの旬は春(3〜5月)と秋(9〜10月)の2回。
春のしらすは「身が柔らかくて甘い」、秋のしらすは「脂が乗ってコクがある」と言われています。
同じしらすでも、季節によって微妙に味が違う「季節の境界線」があるんですよ。
豆知識:「ちりめんじゃこ」の優雅な由来
ところで「ちりめんじゃこ」という名前、なんだか不思議な響きですよね。
漢字で書くと「縮緬雑魚」となります。
小さな魚(雑魚)を平らに広げて干している様子が、高級な絹織物である「縮緬(ちりめん)」のシワシワとした美しい模様に似ていたことから名付けられました。
小さな魚の干物を、優雅な着物の生地に例えるなんて、昔の日本人の感性はとても風流ですね。
おまけ:チリメンモンスター(チリモン)を探せ!
しらすを買うと、たまに小さなエビやカニ、タツノオトシゴの赤ちゃんが混ざっていることがありますよね。
これらは最近「チリメンモンスター(通称:チリモン)」と呼ばれ、子供たちの間で宝探しのように楽しまれています。
「しらすの群れ」という境界線の中に迷い込んだ、小さな海のモンスターたち。食べる前に探してみると、ちょっとした発掘気分が味わえますよ。
ウエカツさん「炒りしらす」の作り方

今回は、書籍『ウエカツさん直伝!子どもが食いつく 魚レシピとヒミツ』に載っていた「炒りしらす」に挑戦してみました。
さすがは魚のプロが考案したレシピだけあり、しらすの旨みを最大限に楽しめたリピ必至の一品でした。お手軽なので、皆さんもぜひ作ってみてくださいね!
材料(子ども4人分)
- にんじん…30g
- 小松菜…50g
- オリーブ油…大さじ1
- しらす…50g
- こしょう…少々
- レモン…1/4個
レモンは、市販のレモン汁を使ってもOKです!
作り方①野菜を切る

にんじんは千切りに、小松菜はみじん切りにしましょう。
作り方②にんじんを炒める

フライパンにオリーブ油を入れて熱し、にんじんを入れて炒めます。中火で、油が回るまで炒めましょう。
作り方③しらすと小松菜を加える

作り方②のフライパンに、しらすを入れます。しらすがパチパチとはぜだしたら、小松菜を加えましょう。
少し炒めて小松菜の緑色が濃くなったら、こしょうを一振りしてください。
作り方④レモン汁を絞る

火を止めて、レモン汁を絞ったら完成です。お好みで、ご飯にのせてくださいね。
【実食】見た目と味のギャップがすごい!絶品炒りしらすを食べてみた

まずは、そのまま食べてみましょう。
ひと口食べてまず広がるのは、しらすの濃厚な旨み。ふわっとやわらかく、噛むたびに海の風味が追いかけてきます。
見た目は完全に「和」なのですが、オリーブ油×レモン×しらすの塩気が組み合わさることで、脳裏には「地中海」の景色が。目をつぶると、シチリア島の風を感じます……。
レモンの酸味とにんじんの甘みがよく合い、見た目以上におしゃれな味わいです。
ご飯にのせていただきましょう。

ホカホカのご飯にのせたことで、炒めたしらすの香ばしさやレモンの風味、オリーブ油の香りが、湯気とともにふわっと立ち上がります。
そのまま食べるよりも、美味しさ倍増。いつか、炊飯釜ごといきたいです。
さすがは幼保育園向けに開発された料理。たっぷりかけてもしょっぱくならず、子どもも食べやすそうですよ!
納豆のトッピングにも

いろいろなものに合いそう!と思い、アレンジしてみました。
納豆+炒りしらす+うずらの卵、これ最高です。
納豆のネバネバ食感としらすのふわっとした軽やかさ、小松菜のシャキシャキ感、全ての食感が対照的で、楽しみながら食べ進められました。
付属のタレは使わずちょうど良い塩梅だったのですが、納豆ご飯にする場合には、タレをかけても良いかもしれません。
卵焼きに混ぜてみた!

しらすの塩気が効いているので、味付けも不要です。にんじんと小松菜が入っていることで彩りもよく、お弁当のおかずにも良さそう。
とても美味しいのですが、とんでもないことに気付いてしまいました。
……レモンが消えた!!!先ほど確かに感じた、シチリア島の風はいずこ?ただいま、日本。
加熱したことで、レモンの風味が完全に飛んでしまったようです。火を止めてからレモンを絞ったことには、ちゃんと意味があったんですね。
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