知らないとやりがち?「NGなお酒の飲み方」とは【管理栄養士が解説】
- 2026年01月13日公開
みなさんこんにちは!管理栄養士でヨムーノライターのmihoです。
仕事終わりやお風呂上がり飲む一杯のビールなどのアルコール飲料。
「これがやめられない……!」という方は多いはず。
でも、実はビールやお酒は、飲み方によって身体にかかる負担が変わってくることをご存じでしょうか?
今回は、管理栄養士の視点で、「やってはいけないお酒の飲み方」について解説していきたいと思います。
知らないと危ない「お酒のNGな飲み方」日常に潜む落とし穴!
お酒を飲む方にとって、ビールなどをごくごくと流し込む瞬間はたまらないですよね。
しかし欲望のままお酒を楽しんでしまうと、その代償として体に負担をかけてしまうことも。
不適切な飲酒は健康障害につながるため、量(純アルコール量)とペースの管理が重要です。
そこで今回は、つい見落としがちな飲酒のリスクについてお話しします。
やってはダメな飲み方①お風呂上がりのビールなど一気飲み

お風呂上がりは、冷たいビールや缶チューハイがよりおいしく感じますよね。
ただ、思うがままに一気に飲むのは注意が必要です。
入浴後は汗で体の水分・塩分が減り、軽い脱水状態になりやすいタイミング。
そこへ利尿作用のあるアルコール飲料を一気に流し込むと、さらに脱水が進み、血圧が急激に変動するなど身体に負担がかかるリスクが高まるといわれています。
湯上がりのほてった身体に冷たいお酒を流し込みたい気持ちは、いったんグッと堪えたいところ。
入浴前の水分補給や、飲酒後の入浴を避けることは、消費者庁や自治体など公的機関も注意喚起しています。
まずは水で補水してから、飲むなら少量をゆっくり楽しみましょう。
参考:新潟県「冬場、高齢者の入浴中の事故に御注意ください~ヒートショック防止のために~」
参考:日本排尿機能学会/日本泌尿器科学「夜間頻尿 診療ガイドライン」
やってはダメな飲み方②色々なお酒をちゃんぽんする

血中アルコール濃度の上がり方は、空腹か食後か、飲むペース、アルコール度数などで変わるといわれています。
居酒屋などで長く飲んでいると、ビール→サワー→日本酒……と種類が増え、いわゆる「ちゃんぽん」になってしまうこともありますよね。
「ちゃんぽんすると悪酔いする」と言われがちですが、問題の中心は“種類が混ざること”というより、結果的に総アルコール量が増えやすいことです。
ちゃんぽんでは、
- 味や飲み口が変わることで、飲んだ量を把握しにくい
- 度数の違うお酒が重なり、ペースが崩れやすい
- 分解処理が続き、肝臓の負担が増えやすい
といった理由から、気づかないうちに摂取量が積み上がり、悪酔い→翌日ダウンにつながりやすくなります。
だからこそ、飲酒量は「杯数」ではなく、純アルコール量(総アルコール量)で意識して管理するのがポイント。
長時間の飲み会では、途中で水やノンアルコール飲料を挟み、ペースと量をリセットしながら調整しましょう。
参考:厚生労働省「健康に配慮した飲酒に関するガイドラインについて」
お水を一緒に飲みながらお酒を飲めば平気?

「お水などチェイサー飲んでるから大丈夫!」と思いがちですが、実は万能ではありません。
チェイサー(水)は脱水や飲み過ぎの抑制に有効ですが、酔いが早く覚めるわけではありません。
代謝は主に肝臓まかせ。『水を飲んでいるから大丈夫』とはいえないのです。
また、アルコール自体の肝臓での処理スピードは変わりません。お酒そのものを飲みすぎれば当然、体には負担がかかってしまいます。
水を飲んでるからいくらでも飲んでOK!ではありません。
あくまで補助的な役割だということを覚えておきましょう。
賢く飲んで翌日も気持ちよく【NGなお酒の飲み方避けて】

お酒は決して悪者ではありません。
私たちが、飲むタイミングや組み合わせ、飲み方のクセなどを変えることで、体にかかる負担も大きく変えていくことができるのです。
一気飲みを避ける、純アルコール量を見える化して総量を減らす、連続多量飲酒を避ける(飲まない日を設ける等)、水を挟んでペースを落とす——といった工夫で、翌日への負担を減らせます。
今日から無理なく続けられる飲み方で、健康と楽しさのバランスをとっていきましょう。
子育てをきっかけに都会からUターンし、海も山も近い田舎に住みながら、フリーランスの管理栄養士をしています。毎日の生活に役立つ、アイディアレシピや節約レシピなどを楽しくわかりやすく伝えていければと思います。ぜひご覧くださいね★
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