【お願い!じゃがいも余ってたら絶対コレ作ってー!】女将さんが教える「腹ペコさん絶賛!」「つまみながら飲める」レシピ

  • 2025年12月14日公開

【鶏手羽買っても、焼かないで!?】生のままドボ〜ンが大正解!「やわらかっ…」「味付け“ポン酢だけ”ってマジ?」家族爆食の旨さ

こんにちは!同じ料理でも、作る人の数だけ、その料理にはバリエーションがあることに気づいたヨムーノライターのやまだかほるです。

え?今さら?と思われるかもしれませんが……本当に今、気づいたんです。

今までは無意識に、自分にとっての正解レシピを探し続けてきたのですが、そんなものはどこにもないことにも同時に気づきました。

正解レシピは、自分で作るしかないのだとようやく気づいたといいますかね。

様々な作り方を試してみて、一番しっくりくる方法や味を探すこと。一生かかりそうですが、これがまた楽しいんですよ。ということで、今回は肉じゃがです。ふふふ。

素材を活かした王道の肉じゃがだ

以前「栗の渋皮煮」を作ってすっかりファンになってしまったYouTubeチャンネル『UMAMITable /女将のおうちご飯』。

ここで紹介されている肉じゃがが、それはそれは、おいしそうなんですよ。シンプルながら、こっくりといかにもぎゅーっと味が入っている感じの肉じゃが。

"具材を少なくし、厳選された素材の味を楽しむストロングスタイルの肉じゃがです"と紹介されています。ストロングスタイルって何?気になるー。

旨味を逃さない特別な工程で作るそうです。わくわくしてきました。どんな感じに仕上がったか、どうぞご覧ください!

UMAMITable /女将のおうちご飯さん「女将の肉じゃが」のレシピ

材料(作りやすい分量)

  • 牛小間切れ肉…200g
  • じゃがいも…420g(Mサイズ4個)
  • 玉ねぎ…150g(1/2個)
  • 絹さや…15g(8個くらい)

【調味料】

  • だし汁…400ml(市販のだしパックを基本の濃さで煮出したもの)
  • しょうゆ…70ml
  • みりん…70ml
  • 酒…70ml
  • 砂糖…50g

とてもシンプルな材料です。作ってみた後の感想ですが、じゃがいも4個分なので、おそらく4人分くらいの材料かと思います。

作り方①材料の下準備をする

じゃがいもの皮をむき、半分にカットして水でさっと洗います。じゃがいもはごろっと使いたいので、皮をむいて半分に切るだけです。水気を切っておきましょう。

玉ねぎ1/2個は5mm幅にスライスし、絹さやは全ての筋を取っておきます。絹さやは最後の方でさっとゆでて使います。

牛小間切れ肉200gはざっと一口大にカットしておきましょう。

作り方②肉と玉ねぎをフライパンで炒める

フライパンに油適量(分量外)をひき、中火で肉を炒めます。

ある程度焼けてきたら玉ねぎを投入し、全体に絡ませながら炒めていきます。これくらい火が通ったら、一度火を止めるか弱火に落としておきましょう。

作り方③じゃがいもを炒め、材料を全て合わせて調味する

次に別の鍋に油適量(分量外)をひいてじゃがいもを中火で炒めます。油でじゃがいもをコーティングするようなイメージでコロコロ転がすように炒めましょう。

じゃがいもにある程度油が馴染んだら、肉と玉ねぎを炒めたフライパンにだし汁400mlを入れます。

フライパン内で全体にだし汁を馴染ませたら、じゃがいもを炒めている鍋にフライパンの中身を全て投入しましょう。

こんな感じです。酒、みりん、しょうゆ、砂糖を加えて味を入れていきます。

作り方④煮込んでいく

中火にかけ、ふつふつと煮立ってきたらアクを取り、アルミホイルで落とし蓋をし、火加減はふつふつするくらいを保ちながら、25分程度煮込んでいきましょう。

フライパンに一旦だし汁を入れるのは、玉ねぎとお肉のおいしい脂なども全部一緒に入れたいからなのですって。

じゃがいもはフライパンでは炒めづらいし、鍋の底の方にじゃがいもを置き、上から肉と玉ねぎで蓋をする感じで煮汁にひたるようにする方が味がしみやすいからこういう方法で煮ているそうです。

この間に絹さやを沸騰したお湯で30秒ほどゆで、斜め半分に切っておきましょう。ひとパック分まとめてゆでました。

25分くらいたったところで火を止めて20分放置。その後、もう一度10分火を入れたら完成です。一旦放置することで、中に味が入っていくのだろうと思われます。なるほど。

器に盛りつけたら、上から煮汁をかけるのも忘れずに、最後に用意した絹さやを散らして、召し上がれ!

ストロングスタイルの肉じゃがだ!

なるほどー。すごい。すごいです。このごろりと大きなじゃがいもの中までしっかり味が入っています。

味付けもガツンとパワフル。健康に配慮した薄味や、大人っぽくさらりとした味わいに仕上げたという感じは全くありません。

こういう味が食べたかったんだよ、と頭でイメージする肉じゃがの味そのものがしっかりとついています。なるほどこれはストロングスタイルだわ。

腹ペコなら白いご飯がもりもりいけるし、この濃い味のじゃがいも、肉、とろとろの玉ねぎをちびちびつまみながら飲むというのも、また最高です(←やった)。

濃い味系マイベストレシピ発見

肉や玉ねぎとじゃがいもを別々に炒めて合わせる方法や、じゃがいもを下に置いて上から他の具材をのせて蓋をする方法、ぐつぐつ煮て、一旦休ませ、また煮る方式など、めちゃめちゃ勉強になりました。

これは小料理屋なら、人気メニューになりそうなやつです。そして、残ったら次の日の弁当が最高に楽しみになりそう(残るかな)なやつでもあります。

しっかり味のついた系肉じゃがとしては、ベストに近いかも、と感じました。いやぁ、今回も作るのが楽しかった!

皆様も、ぜひぜひ。少し時間はかかりますし、味はね、濃いですけどね、それが好きな人には最高です。お試しくださいね!

協力/「UMAMITable /女将のおうちご飯」さん

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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