【コーヒー豆、常温で置かないで!!】珈琲店"店長"が教える「まさかの保存法」→その理由に『今すぐやる』

  • 2025年09月28日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

コーヒー豆を買ったけど、日に日に風味が落ちていってしまう……なんてことはありませんか?

プロによると、コーヒー豆のおいしさを長持ちさせるためには、最適な保存方法があるそうなんです。

今回は「コーヒー豆の正しい保存方法と、おすすめコーヒーアレンジ」をまとめて紹介します!

【コーヒー豆、常温で置かないで!!】珈琲店"店長"が教える「まさかの保存法」

まずは、山喜珈琲店さんに教えてもらった「コーヒー豆を長期間おいしく楽しむための最適な保存方法」を紹介します。

教えてくれたのは、コーヒーのプロ「山喜珈琲店」

今回、コーヒーの保存方法について教えていただいたのは、長野県にある「山喜珈琲店」の店長・井沢さんです。

井沢さんは、三重県御浜ファームで乳牛に関する業務を経験した後、山喜珈琲店に転職。2年間の経験を積み、その実力を認められ店長に昇進しました。

さらに、プロフェッショナルとしての知識と技術を磨くため、コーヒーマイスターの資格も取得。長年の経験と知識に基づいた、コーヒー豆の保存に関するアドバイスは必見です!

【山喜珈琲店】の公式サイトはこちら

コーヒーのおいしさを保つための最適な保存方法

コーヒー豆を長期間おいしく保存するには「冷凍庫」で保存することが大切です。

コーヒー豆は冷凍庫で保存するのがベスト

コーヒー豆は焙煎後に急激に酸化を始め、その影響を強く受けます。

酸化の原因となる要素は主に「熱」「光」「酸素」の3つ。これらにより、コーヒーは風味が劣化し、時間とともに香りや味わいが失われていきます。

そのため、最も効果的な保存方法は冷凍庫での保存です。冷凍庫は、酸化の進行を遅らせ、コーヒー豆を新鮮な状態で長期間保つことが可能に。

冷凍庫保存により酸化の3大要素から保護され、酸化の影響を限りなく遅らせることができます。

冷凍庫で保存する際の注意点

冷凍庫は最適な保存場所ですが、注意すべき点もいくつかあります。

コーヒーは他の食品からの匂い移りに非常に敏感。冷凍庫内の他の食品の匂いがコーヒーに移ってしまうと、風味が損なわれる可能性があります。

そのため、冷凍庫で保存する際には、密閉容器を使用することが非常に重要です。

おすすめの保存方法は、専用のコーヒー保存缶やチャック付き保存袋、瓶などで、しっかりと密封すること。

このように保存すれば、他の食品の匂いからコーヒーを守り、長期間おいしい風味を楽しむことができます。

コーヒー豆の冷凍保存におすすめの容器

コーヒー豆を冷凍保存するときにおすすめなのは、専用の保存缶です。

※画像提供:山喜珈琲店

チャック付き保存袋もおすすめです。

※画像提供:山喜珈琲店

瓶でも保存可能です。

※画像提供:山喜珈琲店

粉の場合でも冷凍庫で保存しよう

コーヒーを粉の状態で購入した場合でも、冷凍庫で保存することを強くおすすめします。

粉の状態だと豆に比べて酸化が速く進みます。そこで、粉の状態でも冷凍庫での保存が最も効果的。保存方法は豆と同様に、密封容器に入れて冷凍庫に保管します。

粉にすることで風味が失われやすいですが、冷凍庫保存でその劣化を最小限に抑えることができます。

また、必要な分だけを取り出して使うことで、残りの粉は常に新鮮な状態で楽しめます。

冷凍保存後の抽出までの注意点

冷凍庫から取り出したコーヒー豆や粉は、正しい取り扱いをしないと風味が損なわれる可能性があります。以下の点に注意して、最高の一杯を楽しんでください。

必要な分だけ取り出す

冷凍庫から取り出したコーヒーは、再び冷凍することは避けましょう。何度も冷凍と解凍を繰り返すと、風味がどんどん損なわれてしまいます。

したがって、コーヒーを抽出する際には、必要な分量だけを取り出すようにしましょう。小分けにして保存することで、必要な分だけ取り出せるようにすると便利です。

チャック付き保存袋や密封容器にある程度小分けして保存するのが一番効果的です。

冷凍保存後のコーヒー粉は素早く使用する

冷凍保存することで酸化の進行が遅くなるものの、豆よりも粉の方が風味が落ちやすくなります。

粉の状態では、一度冷凍しても風味の保持が難しいため、なるべくすぐに飲みきるようにしましょう。

抽出方法に一工夫

冷凍保存したコーヒーは、香りや味わいが通常よりも感じにくくなることがあります。そのため、抽出時に若干の調整が必要になる場合があります。

特にドリップコーヒーを淹れる場合、少し多めのコーヒー粉を使用したり、お湯の温度を少し高めに設定したりすることで、風味を補うことができます。

  • 普段よりも若干多めにコーヒー粉を使ってみる(例:1g〜2g程度)

  • 普段よりお湯の温度を上げてみる(例:3〜5度程度)

正しい取り扱いをすれば、冷凍保存したコーヒーでも長期間おいしい風味を楽しむことができます。

【ペットボトルコーヒー】"あの粉"を入れたら「まるで魔法?」消費量爆増レシピ

続いては、コーヒーが大好きなヨムーノライターのmamayumiさんが「ペットボトルコーヒーのアレンジレシピ」を紹介します。

まるで手品!?「ペットボトルのアイスコーヒー」驚きのアレンジ術

今回ご紹介するのは、昨年の夏ごろにもSNSを中心に話題になった、ペットボトルコーヒーのアレンジ。コーヒーをペットボトルのままコーヒーゼリーに大変身させるんです。

なんだか手品のような話でしょ(笑)?興味本位で試してみた私は、それ以来すっかりトリコになりました♡

SNSではいろいろな作り方が出回っているようですが、今回はいつもの私の作り方をご紹介します!

「ペットボトルコーヒーゼリー」のレシピ

材料

  • ペットボトルコーヒー(無糖)…1本(500ml)
  • 粉ゼラチン…8~10g

ペットボトルコーヒーは常温にしておきましょう。粉ゼラチンはふやかす必要のない森永製菓のクックゼラチンを使用します。

作り方①コーヒーにゼラチンを溶かす

ペットボトルのコーヒーを100mlほど、電子レンジ対応の耐熱容器に移します。

電子レンジ500Wで50秒ほど加熱します。

温度は50℃程度になるように。それ以上温めるとゼラチンがかたまりにくくなるので気をつけくださいね!

※電子レンジで液体を加熱するとき、沸点に達していても、沸騰しないことがごくまれにあります。この状態の液体が、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあります。(=突沸現象)。やけどの原因になりますので、ご注意ください。

ゼラチンを入れて混ぜます。

ゼラチンの分量は8~10gがおすすめです。分量が増えるほどゼリーがかたくなるので、お好みの分量で試してみてください!今回は9gにしました。

ゼラチンが底に溜まっていることもあるので、しっかり確認しながら溶かしましょう!

作り方② ①をペットボトルに戻す

①をペットボトルの中に戻します。

作り方③ペットボトルを振る

ペットボトルのキャップを閉め、ペットボトルをゆっくりとひっくり返しながら振ります。

私はいつも10回ほど振っています。全体にゼラチンが行き渡るようにイメージしながら振りましょう!

作り方④冷蔵庫で冷やす

このまま冷蔵庫で3時間以上冷やします。

作り方⑤器に移す

中身がかたまっていたら、コーヒーゼリーの完成です!

ペットボトルを軽く押すと中身が出てきます。お好みの器に移してくださいね♪

食べるペットボトルコーヒーが至福〜!

ペットボトルの中で完成した、ぷるんぷるんのコーヒーゼリー。さっそくいただきまーす。

スプーンですくってみると……

こんな感じ。ちゃんとゼリーになっています。

今回は無糖のブラックコーヒで作ったので甘みはゼロ。たとえ500ml分のコーヒーゼリーを食べたとしても罪悪感がないのは……嬉しすぎる!!

もちろん、微糖や甘みたっぷりのコーヒーで作ってもOKですよ~。

いろいろなペットボトルコーヒーで試してみたり、ゼラチンの分量を変えてみると違った味わいや食感が楽しめます。

「ペットボトルコーヒーゼリー」カフェ風アレンジも♪

そのまま食べても美味しいコーヒーゼリーですが、アレンジするとカフェ風のスイーツにも大変身します。

練乳ミルクをかけてみたり……

バニラアイスをのせてみたり……

随分とカロリーがアップしてしまいますが、これは子どもも大喜びすること間違いなしです。

簡単でコスパよく楽しめるので、はっきり言ってやらなきゃ損〜!!もしかすると、カフェに行く必要がなくなるかもしれませんよ(笑)。

ちょっとした豆知識で、おうちコーヒーがもっと楽しく

お気に入りのコーヒー豆も、冷凍庫と密閉容器を上手に使うことで、より長くおいしさを楽しめます!

ぜひ今日から取り入れて、おうちでのコーヒータイムをたっぷり満喫してくださいね。

※この記事は過去にヨムーノで人気だった記事を再編集したものです。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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