【そのまま焼いちゃダメ!?】すき焼き専門店調理長が教える「激安肉が劇的にウマくなる」裏技“すぐ作れる液体”で「こんなに違う!?」驚愕

  • 2025年09月15日公開

調味料をドバドバかける夫。「私の料理、口に合わないの…?」→遊びに来た義母の言葉に絶句…まさかの展開!

こんにちは!お肉を愛してやまない、調理師でヨムーノライターのmomoです。

献立を考えるときは肉料理ばかり考えてしまうくらいお肉が大好きな筆者ですが、みなさんもきっと同じですよね♡

スーパーで選ぶとき、お正月やパーティーではちょっといいものを……と奮発することもありますが、毎回高いお肉を買うわけにはいかないのが現実です(笑)。

そこで今回は、スーパーでお手頃価格のお肉が、あっというまに美味しくなる裏ワザをご紹介します。

材料もほとんどキッチンにあるものでできる魔法のようなテクニックなので、お肉好きの方はぜひ参考にしてみてくださいね♡

安いお肉が大変身!?「塩糖水」って知ってる?

今回紹介するのは、NHK『あさイチ』ですき焼き専門店調理長・福田二志雄さんが伝授してくれたお肉をやわらかくする裏ワザ。

肉のプロが教えてくれる裏ワザなら、試してみない選択肢はありませんよね♪

福田二志雄さんが教えてくれたのは、お肉を塩・砂糖・酒・水のたった4種類の調味料を混ぜ合わせた「塩糖水」に漬け込んでやわらかくするテクニック。

安いものでも、塩糖水の効果でしっとりやわらかくしてくれるんだそう!

調味料は家にあるものばかりなので、思い立ったらすぐに試せるのもありがたいポイントです。

今回は、「塩糖水」に漬けたものとそうでないものを分けて食べ比べしながら検証していきますよ〜!

福田二志雄さん「お肉をやわらかくする塩糖水」のレシピ

材料(2人分)

  • 砂糖・・・大さじ2
  • 塩・・・小さじ2
  • 酒・・・大さじ1/2
  • 水・・・1カップ

※今回、筆者は牛すき焼き肉200g+豚こま肉200gで作りました。

作り方①材料を全て混ぜ合わせる

材料をボウルや大きめの計量カップに入れて、混ぜ合わせます。

砂糖や塩がなかなか溶け切らないので、透明になるまでよく混ぜましょう!

混ぜ合わせたらあっというまに「塩糖水」の完成です。

気になるので味見してみたのですが、塩気を結構感じる味でした。

作り方②お肉を漬ける

あとはお肉を作った塩糖水に漬けるだけ。

今回用意したのは、スーパーで安かった牛すき焼き肉400gと、いつもリーズナブルな価格で献立の登場率が高い豚こま肉を200g♪

牛すき焼き肉は400gのうち半分の200gを漬け込み、豚こま肉は200gすべて漬け込みました。

ポリ袋などに入れて漬けるか迷ったのですが、今回は保存容器にお肉を入れてから塩糖水を流し入れました。

今回は牛すき焼き肉200g、豚こま肉200gの合計400gを漬けるのにちょうどいい分量だったので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

このあと冷蔵庫に入れ、1時間半じっくりと漬け込みます。

作り方③いつものように調理する

1時間半漬け込んだら冷蔵庫から取り出し、いつものように調理するだけ。

写真は向かって左が塩糖水に漬けていないすき焼き肉、右が塩糖水に漬けたすき焼き肉です。

見比べても色の変化などはありませんが、塩糖水に漬けて潤っている分、右のすき焼き肉の方が美味しそうです(笑)。

牛すき焼き肉はすき焼きに、豚こま肉は肉野菜炒めにしてみました。

なんだか塩糖水からお肉を菜箸で取り出すだけで、お肉がふわっとやわらかいような……!

塩糖水に漬けたあとは特に拭き取ることはせずに、軽く塩糖水を切るくらいで調理しました。

すき焼きの味付けは少し甘めにし、肉野菜炒めは炒めているうちにいい匂いがしてきたので醤油をちょろっと足すだけで完成♪

すき焼き肉と豚こま肉で検証!気になる美味しさは……!

すき焼き肉

左がそのままの状態のすき焼き肉、そして右が塩糖水に漬けておいたすき焼き肉です。

どちらも同じ3枚ですが、よ〜く見ると塩糖水につけていた右の方がボリューミーな気がします!

まずは、何もせずそのままの状態のすき焼きを食べてみました。

いつもの美味しいすき焼きですが、ちょっぴり噛みきれない部分が。

この部分は高級なお肉でない限りあるあるだとは思うので、気にはなりますが許容範囲です(笑)。

続いて、塩糖水に漬けていた方のすき焼きにトライしたのですが、食べた瞬間に思わず笑ってしまうほどのやわらかさ!

見た目がそこまで変わらなかったので、違いを感じられるかな?と少し心配していたのですが、食べた後は"こんなに違うの!?"と驚いています。

先ほどのお肉と同じように筋の部分ももちろんあるのですが、噛みきれないことがないだけでなく、ずっと食べていたいくらいのふわふわ食感。

ダイレクトにお肉の味や食感を感じやすいすき焼きでこの結果なので、塩糖水おそるべし!

豚こま肉

続いて、塩糖水で漬けた豚こま肉で作った肉野菜炒め。

豚こま肉は火を通すとかたくパサパサになってしまうことが多く、酒につけたり下味をつけたりしても、劇的に変わることはなかなかありませんでした。

そんな豚こま肉も、炒めるところからいつもと違うお肉のやわらかさを感じることができたので期待大!

まず、箸で持った感覚がいつもと違うことにびっくりしてしまいました(笑)。

例えるならぷるぷると音がしそうなくらい、やわらかい弾力をしっかりと感じられます。

食べてみると想像以上のやわらかさで、いつものリーズナブルな豚こま肉だとは思えない極上の味♪

驚くことに箸で切れるくらいやわらかいので、口の中でおおげさでなくとろけるような食感なんです。

そして塩糖水に漬けていることでバッチリ下味がついているので、プラスする調味料が少なくてすむのが楽ちんで助かりました!

しょっぱすぎるということはなかったのですが、味見をしながら調整してみてくださいね。

最後に、すき焼きも肉野菜炒めのどちらも完全に冷めてしまうとかたくなってしまったので、出来立てを食べることをおすすめします♪

安いお肉を格上げ!絶対試して欲しい簡単最強裏ワザ♡

今回は、スーパーの安い肉でも「塩糖水」でしっとりやわらかくなる裏ワザを実際に検証してみました。

特別な調味料は使わず、漬け込んで待つだけでこのやわらかさ・美味しさが手に入るなんてかなりの衝撃でした!

たまに奮発したお肉もいいけれど、安いお肉でもちょっとの工夫でグレードアップできるなんて歓喜です。

お肉好きのみなさんに試して欲しい裏ワザなので、ぜひともチャレンジしてみてくださいね。

この記事を書いた人
プチプラで可愛く♡がモットーのWEBライター
momo

お買い物は「プチプラでかわいく、便利」がモットー!の子育て主婦です。お料理も大好きで時短・簡単料理レシピが得意です☺︎ヨムーノでは、みなさんの役に立つ情報をお届けできるように発信していきます!

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