【こんな豚肉は、買ってはダメ!?】こっそり教える「おいしい豚肉パックの選び方」→そこ見ればいいのね!失敗回避テク

  • 2025年08月24日公開

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こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。

お好み焼きや野菜炒め、角煮にサムギョプサルなど、いろんな料理に大活躍な豚バラ肉。

パックから出してみると「脂身ばっかりだった……」とガッカリした経験はありませんか?

せっかくなら、新鮮でおいしいものを買いたいですよね。今回は、豚バラ肉の失敗しない選び方を伝授します!

5秒で見抜く!新鮮な豚バラ肉の選び方

「どれを買おう」と迷ったときは、まず色とツヤをチェックしましょう!

豚肉の赤身は、少し灰色がかった淡いピンク色。「ちょっと色薄くない?」と感じるくらいが新鮮な証拠です。逆に濃い赤色や黒っぽいものは避けましょう。

脂身は白か乳白色のものを選ぶのがおすすめ。くすんだり黄色っぽくなったりした脂身は、臭みや雑味の原因になるので買わないようにしてくださいね。

そして意外と見落としがちなのがツヤ。新鮮な肉は表面がみずみずしくツヤツヤしていますが、鮮度が落ちるとパサついてきます。

【新鮮な豚バラ肉を見分けるチェックリスト】

  • 赤身が淡いピンク色
  • 脂身は白か乳白色
  • 表面にツヤがありみずみずしい

旨みが流出!?赤い液体に注意

パックの底に赤い液体(ドリップ)が溜まっているものは要注意です!

これは冷凍や解凍の過程で肉の細胞が壊れ、水分と一緒に旨みや栄養が流れ出してしまった状態。ドリップが多い肉は、どうしてもパサつきやすくなります。

さらにこのドリップが空気に触れると、臭みや雑味の原因に。細菌が繁殖しやすくなり、食中毒のリスクも高まってしまいます。

もし気づかずに買ってしまったときは、キッチンペーパーで拭き取ってから調理するのがおすすめ。臭みが取れておいしく食べられますよ。

最難関!「脂身」と「赤身」のバランスの見極め方

豚バラ肉選びで一番難しいのが「脂身多すぎ問題」。ちゃんと選んで買ったつもりなのに、いざ開けてみたら失敗……というトラップが意外と多いんです。

スライス肉とブロック肉にわけて、それぞれの見極め方をご紹介します!

スライス肉は「赤身多め」で失敗回避

まずはパック全体をざっと見て、脂身と赤身の割合が1:1くらいのものを探しましょう。

とはいえ、こま切れや切り落としなどは、重なって見えない部分のほとんどが脂身だったなんてことも。

判断が難しいときは、迷わず赤身多めをチョイスするのがおすすめ!脂身ばっかりでガッカリするリスクを減らせます。

きれいに並べられているものは、一番上に見えている肉の断面をよく見てみるのもポイント。

赤身と脂身がしっかり層になっていれば、下の肉も同じようなバランスで入っている確率が高いですよ。

出典:ハイライフポーク「豚肉の部位を学ぼう!豚肉のプロが特徴を解説」

ブロック肉はいろんな角度からチェック!

数年前、ほぼ赤身部分がない豚バラブロック肉の写真がSNSに投稿され、大きな話題になったのを知っていますか?

25万を超えるいいねが付き「同じことがありました」「パックに入ってて見えないようになってて、案外気付かないですよね」と共感のコメントが続出していました。

悲しいことにパック詰めの仕方によっては、上から見ただけでは判断が難しい場合があるんです。

脂身の部分が下に隠れている場合もあるので、横からも観察するのがおすすめ。

「脂身→赤身→脂身→赤身」と層になっているかをしっかりと確認してくださいね。

家に帰って開けてみてあまりにも脂身が多かった場合は、スーパーに連絡して返品や交換をしてもらいましょう。

「もう一回スーパーに行くのは面倒くさい」「交換するほどでもない」なんてときは、うまく活用する方法もあります。

脂身を細かく刻んでじっくり炒めれば、自家製ラードに大変身。このラードで野菜炒めやチャーハンを作ると、いつもの料理がワンランクアップしますよ。

豚バラ肉選びのプロに

見分け方のコツを知っていれば、ガッカリすることは少なくなるはず。

スーパーで選ぶときは「色」「ドリップ」「赤身と脂身のバランス」の3つをチェックしてみてください!

この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

管理栄養士

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