【中島らもにも教えたかった】神田屋の"立ち飲みせんべろ"ほぼ飲み放題状態「10杯飲んでも同じ値段!?」
- 2025年07月19日公開

こんにちは。"せんべろ"生みの親の中島らもファン歴25年のヨムーノライターたすくです。
この値上がり時代、外食価格の右肩上がりがお財布に痛すぎますよね。
ちょっと外で飲もうもんなら平気で3000円は飛んでしまいます……。
気軽に一杯、もやりにくいとは世知辛いご時世です。
↑と、思ってるお酒好きなあなた!朗報です!
せんべろ一筋約20年の僕がいい感じの飲み屋を見つけました!
今回の記事では「居酒屋"神田屋"のせんべろ立ち飲みがアツい!」をご紹介します。
【千円でベロベロに酔える=せんべろ】まだ"神田屋"があるよ!
唐突な自分語りで申し訳ないのですが、僕は外飲みが好きです。
それも、安ければ安いほど良い。
ちょっとヤバめの他の客に、多少話しかけられたりウザがらみされても、安い居酒屋はとにかく正義という考えです。
もう約20年ほどその精神で、いわゆる「せんべろ」なお店を飲み歩いています。
ここ近年急速に減っている安い居酒屋
そんなせんべろマニアな僕ですが、ここ近年そういう安い居酒屋がどんどんなくなっているんですよね。
中華一番館(バンカン)や日高屋みたいな中華料理屋さんで飲むのももちろん良いのですが、やっぱり居酒屋で飲みたいじゃないですか。
そんなことを考えつつ、"晩杯屋"や"とりいちず"に"一軒め酒場"などのジワジワした値上がりに憤っていたのですが、ここにきて良いせんべろ店を見つけたんです。
せんべろ期待の星「神田屋」
それがこちら「神田屋」。
「神田屋」は、テンアライド(「天狗」「テング酒場」等の運営企業)が2018年に東京・神田で一号店をオープンした大衆酒場チェーンです。
2018年3月に神田一号店を開業後、関東圏を中心に出店を拡大。
2022年時点で20店舗を展開しており(「神田屋」ブランドはテンアライド全店舗の約3割を占める)、2024年4月には30店舗以上になったとのこと。
(※記事執筆当時2025年7月時点)
神田屋の立ち飲みせんべろシステムが良コスパ
で、その神田屋の「立ち飲みせんべろシステム」がマジでいいよっていうのが今回の記事の趣旨になります。
上記写真は僕が行った中野店のものですが、ほか店舗でもそんなに変わらないとのこと(店員さん談)。
かんたんに神田屋の「立ち飲みせんべろシステム」を説明すると、
- ①店に入る
- ②店員さんに「立ち飲みでorせんべろで」と伝える
- ③案内された席で10点分の点棒をもらう
- ④ワクワクしながらメニューを選ぶ
- ⑤オーダーして商品が来たら商品分の点棒を店員さんに渡す
- ⑥1000円でベロベロになる
という感じ。
点棒は画像の通りで、立ち飲みの席に通されるとこういう感じで渡されます。
こちらは中野店の立ち飲みコーナー。
店内にある立ち飲みコーナーはこんな感じで、端っこの方にちょこんと設けられていることが多いとのこと。
こうしてみるとなんか腰が痛くなりそうなテーブルですが、実際立ち飲みするとこれが意外にスッと馴染むのですよね。
肘をついてスマホいじったり読書したりしながら飲むにはちょうどいい塩梅なのです。
同じく中野店の注意書き。
僕は一人でしか来たことないけど、二人まで立ち飲みできるとのこと。
そういえばたまに二人できているお客さんもいます。
「60分」という時間制限があるところもよくて、ついダラダラと長居してしまう心配もなし。
シュッと1000円でベロベロになったら帰ればいいのです。
もう一度「立ち飲みせんべろメニュー」を見てみましょう。
"税込1,210円"との表記があるので、正確にいうと「1000円でベロベロになる」ではなく「1210円でベロベロになる」ということに。
それじゃせんべろじゃねーじゃんという声も聞こえてきますが、まぁ黙って最後まで聞いてくれ。
10点分の点棒がもらえると言いましたが、ということはつまり「1点=121円」ということです。
メニューをご覧ください。ドリンクもフードも1点から用意されています。
つまり、最低1品121円でお酒もおつまみもオーダー可能ということ。
酎ハイやレモンサワーが121円(税込)、冷奴やカレーポテトフライが121円(税込)ということ。
このコスパはすごいのですよ。
例えば、1点の酒のみに全ツッパすれば10杯飲めるということ。
60分で10杯、ほぼ飲み放題のようなものでしょう。
そう思えば「1210円でベロベロになる」でもいいじゃないですか。
(ちなみに中野店はちょっと前まで税込1100円だったのが値上がりした模様)
神田屋「立ち飲みせんべろ」いざ実食
ということで、前置きが長くなりましたが実際にせんべろってみましょう。
ここからは僕が実際にオーダーした飲食物を実況中継していきます。
たすく「おじさーん、生ビールくださーい」
店員さん「オウヨッ!」
生ビールは3点(税込363円)。
十分安いのですが、神田屋の立ち飲みでは"高級メニュー"になります。
たすく「砂肝の唐揚げくださーい」
店員さん「オウヨッ!」
砂肝の唐揚げ(柚子胡椒マヨ付)も3点(税込363円)。
早くも10点中の6点を失ってしまいましたが、神田屋の立ち飲みせんべろはここからが長い。
1点のレモンサワーを頼む。レモンサワーを飲む。
1点のカレーポテトフライを頼む。
揚げたてたっぷりのこの量で121円はアツい。
壁に貼られたメニューにはなかったポテトサラダも1点。
胡椒のパンチが効いていておいしい。
おかわりでレモンサワーを頼む。これで10点はおしまいです。
この時点で生ビールとレモンサワーをジョッキで飲んでいるので、3杯目のレモンサワー。
まぁまぁいい感じに出来上がってきています。
ドリンク3杯にフード3品で1210円(税込)
というわけで、本日僕が飲食したものが全部でこの通り。
この量で1210円(税込)だったらすごく良いと思いません?
最後のレモンサワーが終わる頃、ちょうど時間も50分くらい経過しています。
お会計を済ませれば……はい、1210円(税込)。
小一時間ゆっくりしたところで、家に帰りましょう。
神田屋の「立ち飲みせんべろ」ぜひお試しを!
今回の記事では、せんべろマニアの僕が「神田屋の立ち飲みせんべろ」をご紹介しました。
"せんべろ"という言葉の生みの親「中島らも」にも知ってほしかったな〜。
もし令和にヘルハウス時代の中島らもがいたら、どこかの神田屋でエスやカドくんと飲んでただろうな〜、と妄想。
実際、1000円ちょっとで軽く飲める居酒屋って結構レアになりつつあるんですよね。
色々なものが値上がりしている世の中で、神田屋の立ち飲みせんべろはちょうどいい感じなのです。
「2000円は出したくないけど、ちょっと飲んで帰りたいな〜」という時は、ぜひ近所に神田屋がないか探してみてください。
ちなみに、店舗によって立ち飲みせんべろの値段も若干違うようです。
また、立ち飲みせんべろコーナーがない店舗もあるとかないとか。
その辺り詳しくは、お近くの神田屋でチェックしてみてください。
立ち飲みだけじゃないよ【座り飲みもリーズナブル】
そうそう、もちろん立ち飲み意外にもメニューはあります。
座り飲みでもこんな感じでお財布にやさしいお値段設定です。
初回は普通に店内で座り飲みでもいいかもしれませんね。
僕のおすすめは「ピーマンポテサラ」と「エレベーター」です。
これを読んでいる皆さんも「こんな安い居酒屋あるぜ」という情報ご存知でしたら僕に教えてください。
都内なら飲みに行ってみます。
それではまた!
※記事執筆当時(2025年7月)の情報です。
※店員さんに許可をいただき撮影を行っています。
※商品価格は購入時のレシートを参考にしてます。
※価格などの情報は記事公開当時のもので、変更となる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。

会社員とWebライターを両立させる「たすく」です。ヨムーノでは、毎日の中で見つけた「生活を楽しむネタ」を皆さんと共有できたら嬉しいと思ってます(^^)/仕事は常に”楽しみながら面白く”を心がけています。どこまででも取材に行くフットワークの軽さが自慢です。お仕事依頼のメール募集中です!tasukusan1984@yahoo.co.jp
こちらもどうぞ
人気記事ランキング
24時間PV集計
東京都
-
昔はどの店舗でも売ってたけど…【不二家】神楽坂でしか買えない幻のスイーツ「ペコちゃん焼」!2025/04/18
-
"人気No.1"は売り切れ!?「友人への手土産」でも大好評!【葛飾区青戸】行ったらコレ買って!激ウマ3選2025/01/25
-
10人以上並んでいても、絶対食べたい!【東京・浅草】「合計900円以内」で大満喫!食べ歩き4選2025/01/27
-
孤独のグルメに出たお店【グルメレポ】東京・清瀬市「みゆき食堂」おすすめメニュー2025/06/22
-
【マツコの知らない世界】で紹介されたおすすめ東京グルメ3選2025/06/08
-
【浅草】行くなら絶対食べて!【マツコの知らない世界】で話題!店前に並ぶほど人気!究極の「翁そば」2025/04/24
-
マツコの知らない世界」【銀座ランチの世界】「いしだや」おすすめメニュー2025/05/30
-
東京で唯一の道の駅は「八王子滝山」!東京近郊ドライブに人気の道の駅も厳選2025/07/17
-
お肉屋さん【ジャンプ】知ってる?「雑誌名じゃなくて?」高円寺の”行列ができる”有名精肉店行ってみた!2024/02/03
-
【ニノさん】京本大我さんが"気になるもの”で登場!東京「てん家わん屋」串カツメニュー2024/09/20
特集記事
-
2025年04月24日
-
2025年04月18日
-
2024年08月09日PR
-
2024年05月02日
連載記事
-
2019年08月21日
-
2019年05月28日