【この肉じゃが、酒飲みは食べちゃダメーー!?】「素敵すぎる」「4人前あったのに...」和田明日香さん流に参った

  • 2025年06月10日公開

【家中の大葉がなくなるって!】マツコさんが「美味しい!」と手を叩いて喜んだ「至高の食べ方」豚しゃぶにも!

こんにちは!誰かの胃袋をつかむより、つかまってみたいヨムーノライターのやまだかほるです。

“鉄壁の彼氏メシ”のように語られがちな「肉じゃが」ですが、自分で作るか母親が作ってくれたもの以外はあまり食べた記憶がありません。

究極の家庭料理、ということなのかもしれませんね。

今回ご紹介したいのは、これを肴に女同士でゆるっと飲みたい!と思ってしまった肉じゃがです。

ちょこっと洒落た感じにもぐっと惹かれてしまいました。

“媚びない”肉じゃが!

BSテレ東『和田明日香とゆる宅飲み』で料理研究家・和田明日香さんが作った肉じゃがは、なんとネーミングが「酒飲み肉じゃが」。いいですねぇ。

少し焦がした玉ねぎが味のベースになる、酒飲み仕様にアレンジされた肉じゃがなんですって。

薬味の大人っぽさにもそそられます。早速作っていきましょう。

和田明日香さん「酒飲み肉じゃが」のレシピ

材料(4人分)

  • 牛肉(しゃぶしゃぶ用)…200g
  • じゃがいも(メークイン)…300g
  • 玉ねぎ…大1個
  • 水…1カップ
  • 酒…大さじ2
  • 砂糖…小さじ2
  • みりん…大さじ2
  • しょうゆ…大さじ2+仕上げ用に少々
  • 米油…大さじ1

トッピング薬味

  • せり…2~3茎
  • 大葉…5枚
  • ゆかりふりかけ…少々

テレビでは霜降りの素晴らしい牛肉でしたが、財布と相談のうえ、オーストラリア産の赤身肉を用意しました。仕上がりの顔つきが違っちゃうんだろうなぁ。

作り方①材料の下準備をする

じゃがいもは皮をむき、一口大に切ります。

玉ねぎはくし切りにし、牛肉は冷蔵庫から出しておきましょう。

作り方②野菜を炒め、煮る

鍋に米油を広げて中火にかけ、玉ねぎを炒めます。いい感じじゃないですか。

焦げ色がつくまでしっかり炒めたら、じゃがいもを加え、油がなじんだら水を加えましょう。沸いたらアクをとり、酒と砂糖を加えます。

アルコールの香りが消えたら蓋をして、じゃがいもが柔らかくなるまで煮ましょう。

作り方③味をつけ、肉を加える

みりんとしょうゆを加えて混ぜ、牛肉を広げるようにのせたら30秒ほど加熱します。

火を止めて蓋をして、そのまま10分ほどおいて味を馴染ませます。

みりんとしょうゆは後入れすると煮崩れを防ぎ、コクや風味がつくのだそうですよ。

10分後の様子。何だか肉がぺったりくっついてしまった。

この後、1枚ずつはがす作業をしました。霜降り高級和牛を使うとこうはならないのだと思われます。

作り方④薬味の準備をする

トッピング薬味を作ります。

せりは1〜2cm幅に切り、大葉は刻んでボウルに入れます。ゆかりふりかけを加え、和えておきます。

これだけで食べたいくらい。好きなものが3つ合わさっていて、気持ちが高まります!

作り方⑤仕上げる

肉じゃがの肉をほぐすように混ぜたら、再度中火にかけ、仕上げのしょうゆを加えてさっと混ぜます。

器に盛り付け、薬味をのせたら出来上がりです。

間違いない味が、贅沢すぎる味に

国産のいい牛肉を使わなくても、本当に美味しい。

ほろほろっと崩れるくらいのじゃがいもに、煮汁がほどよく染み込んで、とろとろの玉ねぎと肉を一緒に口に入れたらもうっ(身悶え)。

玉ねぎをじっくり焦げるまで炒めたことで、味に深みが出たのだろうし、火を止めて放置した時間で、材料に味がゆっくりしみ込んだのだろうな。

こういう煮物にシャキッとした香り野菜をのせるところが和田明日香さんならではのアレンジ。

今回は大好物のセリと大葉にゆかりが混ざっているところが超憎い。大人おしゃれな味になってます。

酒飲み肉じゃがだからね、酒を飲まねばね、と言い訳しながら飲みながら、箸が止まらず気づくと4人前のはずなのに、半分くらいが消えてました。おや?

斜め上いく家庭料理

ほっこり家庭的な印象の料理が、何だかおしゃれなやつになってませんか?

こなれた抜け加減と、ゆるみ過ぎていない感じのバランスが絶妙。誰かに食べてもらうなら、茶色いだけの肉じゃがよりも、こういうの、素敵よね。

超絶気に入ってしまった。次に友達と飲む時に、もうちょっといい肉を奮発して作ろうと思います。

おしゃれで間違いない味の肉じゃが、ぜひお試しくださいね。

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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