【お願い!傘はそのまま乾かさないで!?】傘メーカー"中の人"が教えるその理由に→『知らなかったー!』

  • 2025年04月06日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

突然の雨や強い日差しに欠かせない「傘」。でも、ついコンビニで手ごろな傘を買って、その場をしのいでいませんか?

実は傘って、素材や機能、お手入れの方法まで、知っておくと役立つポイントがいろいろあるんです。

今回は、傘ブランドWpc.を手がける株式会社ワールドパーティーの広報・中村さんに、シーンに合った傘の選び方と長く使うためのお手入れのコツを教えていただきました。

教えてくれたのは…傘ブランド「Wpc.」"中の人"

今回お話を伺ったのは、株式会社ワールドパーティー Wpc.事業本部のセールスプロモーション部で広報を担当されている中村さんです。

株式会社ワールドパーティーは、大阪に本社を構える傘とレイングッズの専門メーカー。

オリジナルブランド「Wpc.(ダブリュピーシー)」をはじめ、雨の日も晴れの日もファッションを楽しめるようなデザイン性の高い傘やレイングッズを多数展開しています。

SDGsの観点からも「長く大切に使える傘づくり」に力を入れており、機能性とデザイン性を両立した商品開発を行っています。

日傘の「色」によって遮光率やUVカット率は変わる?

夏に欠かせない日傘。日傘は「黒い方が紫外線を防ぐ」と思われがちですが、実際には遮光率やUVカット率は「色」ではなく、生地の性能で決まります。

近年では生地の改良が進み、遮光率・UVカット率が100%と記載されている日傘であれば、色による効果の差はありません。

ただし、日傘の「裏地の色」には注意が必要です。

白い裏地は太陽光を反射し、その光が肌に当たることがあります。

一方、黒い裏地は光を吸収するため、反射光による影響を抑えたい場合は、裏地が黒いものを選ぶとより安心です。

ドライヤーをあてると撥水力が復活!

傘の撥水力は、使用するうちに少しずつ弱まっていきます。

その原因は、雨粒に含まれる汚れや空気中の埃、傘を巻くときに付着する手脂、ハンドクリームや日焼け止めクリームなど。これらが生地の表面に残ることで、撥水性が低下してしまいます。

撥水力を復活させたいときは、傘をきれいに洗って乾かし、仕上げにドライヤーで熱を加える方法がおすすめです。このひと手間で、生地表面の撥水効果が戻り、より長く快適に使い続けることができます。

また、傘はコンビニや駅で安価なものをその場しのぎで買ってしまいがちですが、お気に入りの一本を見つけて正しくお手入れしながら長く使うことが大切です。そうした心がけが、SDGsやサステナブルな暮らしにもつながります。

傘を広げて干してまた使う......そんなルーティンだった私はドキリ。長く使いたいお気に入りの傘は、きれいに洗って乾かします!(ヨムーノ編集部)

素材、スペック、大きさ、重さ、デザイン、シルエット……傘には様々な選び方がある

傘にはさまざまな種類があり、素材やスペック、大きさ、重さ、デザイン、シルエットなど、重視するポイントによって選び方が変わります。

傘選びのポイント

素材

傘の生地は、ビニール傘と布傘の2種類があります。

親骨の数(長傘)

7本骨・8本骨・12本骨・16本骨・24本骨などがあり、本数によって耐久性が異なります。

中棒の数(折りたたみ傘)

2段折・3段折・5段折・7段折などがあり、たたんだときのサイズに違いが出ます。

株式会社ワールドパーティーでは、社員のみなさんが普段から用途に合わせてさまざまな傘を使い分けているそうです。

中村さんご自身も、シーンに応じて5種類の傘を使いこなしているとのこと。傘への愛が伝わってきますね。

素敵な傘ライフを♪

今年こそ「なんとなく買った傘」から卒業しませんか?

遮光率やUVカット率は生地の性能で選び、お手入れをしながら大切に長く使うことが、快適でサステナブルな傘ライフにつながります。

自分のライフスタイルにぴったりのお気に入りの1本を見つけて、雨の日も晴れの日も楽しく過ごしましょう。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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