【スーパーのマグロ、醤油つけません!!】"元水産庁"が教える「劇的にウマくなる」食べ方!やらなきゃ損3選

  • 2025年03月30日公開

こんにちは、おうちごはんが大好きな、ヨムーノライターのKanakoです。

お刺身っていつもどのように食べていますか?

筆者は醤油とわさびのワンパターンになってしまいがち。しかし、たくさん食べると味に飽きてしまうことがあります。

そこで、今回はお刺身の定番であるマグロを和洋中にアレンジ!どれも下準備した塩マグロを漬けたり、和えたりするだけなのでとても簡単に作れますよ。

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元漁師、元水産庁職員と異色の経歴を持ち「魚の伝道師」と呼ばれるウエカツこと上田勝彦さん。そんな魚のプロが魚料理のレシピや調理のコツを紹介しています。

レシピ以外にも、下処理のやり方や調理の基本など内容が盛りだくさんで、読みごたえ抜群です。

ウエカツさん「塩マグロの和洋中」の作り方

材料(3人分)

  • マグロ…2サク
  • 塩…ひとにぎり
  • わさび…適量
  • 酢…180ml

【A】

  • たまねぎの薄切り…少々
  • 黒コショウ…少々
  • オリーブ油…少々
  • レモン…少々

【B】

  • 白髪ネギ…少々
  • 豆板醤…少々
  • ごま油…少々
  • ショウガの千切り…少々

今回、レモンはレモン汁で代用、半量の1サクで作ってみました!

作り方①塩マグロを作る

マグロに塩を当て、10分ほど置いておきます。擦ってしまうと、身がボロボロになってしまうため、塩を広げる際は丁寧に行いましょう。

この時点では購入してきたサクのままの状態でOKですが、筆者はバットのサイズの都合上、半分にカットしました。

10分置くと、表面にじんわりと水分が出てきました。

流水で塩を洗い流し、2サクを全部で4等分になるようにカット。

作り方②それぞれの仕上げをする

1つのブロックはそのまま塩マグロとしていただくので、食べやすいように薄く切って盛り付ければ完成。

ほか3つのブロックは和風、洋風、中華風に仕上げていきます。

  • 和風…30分ほど酢に漬けて、取り出したら薄く切る
  • 洋風…薄く切って【A】と和える
  • 中華風…薄く切って【B】と和える

作り方③盛り付ける

お皿に盛り付けます。大きめのお皿に、全種類の切り身を1列に並べるといい感じの仕上がりに。

洋風と中華風は、薬味をトッピングするように盛り付けると、レストランで提供されるような見た目になりますよ。

塩マグロはわさびのみ、和風はわさび醤油(分量外)で、洋風と中華風はそのままいただきます。

【実食】どれだけ食べても飽きないお刺身に!

まずはベーシックな塩マグロからいただきました。塩を当てたことで、旨味がギュッと凝縮されていて、いつものマグロがワンランクアップ!

さっぱりとしたわさびが、より旨味を引き立て、奥深い味わいが楽しめます。

たった10分でプロが仕込んだような味に仕上がっていました。少し手間はかかりますが、とても手軽にできるので、これは毎回やらないと損ですね。

次に食べた和風も驚き!実はマグロを酢に漬けるのはちょっと不安でしたが、いい意味で裏切られました。

身がキュッとしまったことによって、歯応えがあります。また、酸味がいいアクセントになっていて、しめ鯖に近い感じに。

洋風はたまねぎのシャキシャキ感が楽しく、時折香る黒コショウとオリーブ油が癖になります。

最後に食べた中華風は、特にご飯との相性がよく、思わずおかわりしたくなる味わいでした!

まず白髪ネギとショウガの歯応えを楽しんでいると、豆板醤がピリッと。そして芳醇なごま油の香りがやってきて、一気に中華風になります。

白髪ネギが少し辛かったため、和える前に水にさらしておくとより食べやすくなりそうです。

思わずお酒とご飯が進む魚レシピ

同じマグロが味付けだけで和洋中に大変身!「お刺身=醤油とわさびで食べる」という概念を大きく覆されました。

お刺身で食べられる鮮度のいい魚なら、どの魚にも応用できるとのことなので、今後はほかの魚でもチャレンジしてみようと思います。

この記事を書いた人
世界中を旅するグルメ好きwebライター
Kanako

世界中でグルメハンターをしています。国内外を旅しながら、新しい世界や人々との出会いを楽しむwebライター。そんな私がおうちでも大満足できるごはんたちをご紹介します。

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