豪雪地帯!真冬に“ハフハフ”【青森県民“大絶賛”ソウルフード】汁にドボン「こんなウマいって知らなかった〜!」関東でも売って
- 2025年01月30日更新
 
こんにちは!青森県南部地方で生まれ育ち、15歳から青森県津軽地方で暮らす生粋の青森県民、ヨムーノ公認ご当地アンバサダーのlovekuma_emilyです。
青森県のB級グルメはなにか?と聞かれたら、たくさんあり過ぎてコレ!と言い切ることが難しいですが、県民のほとんどが知ってる代表的なB級グルメをご紹介します。
全国的にも有名な今回ご紹介するB級グルメですが、実は中学2年生の時一度食べて以降、30年間口にしたことが無かったんです……。娘に聞くと、給食でよく食べていたそうで好物であると衝撃の告白を受けました。
久しぶりに食べた私の新鮮な感想も含めて、ぜひ最後までご覧ください!
みんな知ってる?「せんべい汁」
こちらは、スーパーのおせんべいコーナーに一緒に並べて売られている、青森市にある渋川せんべいの【せんべい汁】のおせんべいです。

- 商品名:せんべい汁
 - 価格:376円(税込)
 - 重量(内容量):10枚
 - エネルギー:36kcal(1枚あたり)
 
青森県の「せんべい汁」とは、甘くない小麦由来の「せんべい」が入った汁物のことです。
B級グルメの祭典『B-1グランプリ』で優勝経験もある、全国的にも「聞いたことあるかも」という青森グルメではないでしょうか。
せんべいが野菜や鶏肉たっぷりのスープを吸って、すいとんのようになるんです。寒い寒い青森の冬にぴったりの料理。
初めて「せんべい汁」と耳にした30年前
筆者が南部地方に住んでいた中学生の頃、学校行事でカレーとせんべい汁を作るという行事がありました。
先生から「せんべい汁」と聞いた瞬間から、クラス中から「気持ち悪い!そんなの食べれない!」と声が上がりました。
当時はB級グルメとしても売り出されておらず、ほとんどの子供たちが知らない郷土料理だったんですよね。
実はそれ以来30年、その時の記憶が残り食べずに生きてきました。今では、青森県を代表する郷土料理となったせんべい汁。
友人達にも聞き取りをしたところ、みんな好きだと言うので夕食に使ってみることにしました。
実際に作ってみよう!

皆さんが想像する「せんべい」と言ったら、お米でできていて醤油味だったり胡麻がのってあったり味がついているものだと思いますが、先述した通り、せんべい汁のせんべいは「小麦粉・塩」のみで作られたものです。
この時点では、甘くもしょっぱくもない食べ物。

せんべい汁の袋に入っている枚数は10枚。
青森県では「南部せんべい」という、おやつに食べるせんべいがあるのですが、見た目はそちらとそっくり。
ただ、少し南部せんべいより、耳の部分が厚いようです。

鍋のスープは醤油ベースにしたかったので、麺つゆで味付けし煮立たせます。
各家庭によって味や具材は違いますが、ベースの汁も味噌が入るなど家庭によって変わります。
汁ものというよりは鍋に近く、かなり具沢山なのも特徴です!
【我が家のスープレシピ 】
- 水 鍋の半分
 - 麺つゆ 適量
 - 鰹節顆粒だし 5g
 - 中華スープの素 5g
 - 生姜チューブ 適量
 - 人参の飾り切りで出た余分な人参 適量
 

人参を久しぶりに花の形にカットしたので、余分に出た人参はスープの出汁としてスープと共に先に煮立たせました。

好きな鍋の具材きのこを多めに準備しました。今回は鶏鍋風にしましたよ。

具材を鍋に入れ、せんべいを4つ割りくらいの大きさに割り入れ、やわらかくなるまでグツグツ煮込んで出来上がりです。

お箸で持ち上げてるのは、やわらかくなったせんべいです。
あんなにガチガチだったのに、汁がしみるとトロトロ〜!見た目はお麩によく似ていますね。
せんべいはやわらかくなっても煮崩れしないので、鍋がグチャグチャにならず最後まできれいに食べ切ることが出来ました。
・今回の味評価 ★★★★★
理由:お麩が好きなので「せんべい汁」も好物過ぎました。せんべい汁を私の母が作ってくれることはありませんでしたが、好物のすいとんはよく作ってくれたんです。せんべい汁はそのすいとんに似ていて、とても心がほっこりしました。今更ですが、我が家の定番になること間違いありません。
全国の人に食べてほしい!

今回30年ぶりに食べたせんべい汁は、こんな美味しいものを食べずに生きてきたのかと損をした気分になってしまうほど美味しかったです。
これからは汁物なら、かなりの頻度でせんべいを入れていきます!全国のスーパーでも「せんべい汁用のせんべい」を売って欲しいですね。
皆さんも、もし「せんべい汁」を見かけたら、ぜひ食べてみてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ヨムーノライターで木工作家の活動をしながらや100円ショップのオススメアイテムもご紹介しています。また地元青森県のご当地情報や、かなりマニアックな全国的ではない青森の魅力もご紹介していきます。
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