卵2個とハムが余ってたら【土井善晴先生はこれを作る!】「予想を超える美味しさ」「またすぐに食べたい」

  • 2024年11月05日更新

こんにちは!料理研究家の土井善晴先生を尊敬してやまないヨムーノライター、やまだかほるです。

先日、テレビ朝日『家事ヤロウ!!!』で土井善晴 人生のベストレシピというテーマが特集されていて、思わず釘付けになりました。

紹介されているレシピはどれもこれもおいしそうだったのですが、すぐに試してみようと思ったのがこの「ハムエッグ丼」です。

シンプルなのに激ウマで衝撃

番組の中では作られることなく、バズりレシピとして写真が紹介されただけで、さらっと言葉で作り方を教えてくださったのですが、思わずメモにとり早速作ってみました。

それが本当に簡単で、料理と言っていいのかわからなくなるくらい簡単でしたが、想像を超えるおいしさで絶句。熱くレポートしたいと思います。

土井善晴さん「ハムエッグ丼」の作り方

材料(1人分)

  • 卵…2個
  • ハム…2枚
  • ご飯…1膳分
  • しょう油…適量

材料はこれだけです。なんだか嬉しくなってしまいますね。作るのも超簡単です。

作り方①ハムを焼く

フライパンを中火で温め、油(分量外)を適量なじませてハム2枚を両面焼きます。

温かいご飯をお茶碗もしくは小さめの丼によそっておき、その上に焼いたハムをのせます。

今回は、ご飯も土井先生の炊き方にならって準備しました。

米を十分に洗ったらざるにあげ、40分程度水分を含ませた「洗い米(あらいごめ)」を作ってから炊きあげました。

出典:土井善晴の和食アプリ 特別公開版ムービー「洗い米」

作り方②目玉焼きを作る

同じフライパンに卵を割り入れ、目玉焼きを作ります。ハムと卵は火の通るスピードが違うので、別々に焼くのが大事なんですって。

白身をカリッと焼くのもポイントだそうです。いつもは蓋をするのですけれど、これに関しては蓋をしないで、ということだったのでそのまま焼きました。

白身に火が入るのに少し時間がかかります。じっと見ていると、透明な白身がみるみる白濁してくる瞬間があるのに気づきました。

黄身がかたくなり過ぎないよう、でも、白身がそれなりにかたまるタイミングも見計らって仕上げなくては。端っこのパリパリもちょっと欲しいし、とこだわるとこれがなかなか難しい。

作り方③盛り付けて出来上がり

ハムの上に目玉焼きを2つのせて、出来上がりです。

焦りながら実食!

上からたらりとしょう油をかけて、ご飯も目玉焼きも熱いうちに、いただきましょう。

とろりと流れ出す黄身が目に入り、早く食べねば!となんだか気持ちが焦ります。

ハムをお箸で切って、ねっとりご飯にからんだ黄身と、白身のかけらやパリパリしたところや、しょう油も一緒に口に運ぶと、予想を超える味に思わずにんまり。

写真を撮らなくちゃいけないのはわかってるのに、もう止まりませんって。この絶妙な温度とバランスが失われる前に食べなくっちゃ。

なるほどこれは!!

写真が微妙。こうなっちゃうんですよ。このご飯は!

ほんのり火の入った黄身の味は卵かけご飯とはまた違うし、白身のパリパリの端っこも、形になっていたり、ゆるっとしたところがあったりするのも、しょう油と最高にマッチする味。

ハムの塩気は絶妙なアクセントで、若干感じる油も、きっと欠かせないポイント。

しょう油は、今回甘みの強い九州のものを使いました。我が家では卵かけご飯はこれ、と決まってるのですけれど、この丼にも大正解でした。

ほんのり甘みを感じるしょう油が超絶合ったので、ぜひぜひ試してみてください。

ハムが残っていたら、迷わず作って!ですけれど、これを食べるためだけに、ハムを買ってくるのもありです。ほんと、またすぐに食べたい。

1膳のご飯を大満足で食べ切るには、2個分の卵と2枚のハムが必要なのね、と全部をぴたりと食べ終わって納得。量とバランスが完璧。あぁおいしかった。ごちそうさまでした。

たまんないねぇと画面を見ながら土井先生がおっしゃっていた意味を深く理解しました。

誰かに食べてもらうというより、これは一人でこっそり食べて幸せになるやつ。そういう料理もあるんだなぁと気付くことにもなりました。土井先生、料理ってやっぱり最高ですね。

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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