専門店が教える【だし巻き卵をふわふわ】にする「3つの裏ワザ」

  • 2022年10月28日更新

こんにちは、調理師でヨムーノライターのだいきです。

朝食やお弁当にあると嬉しいだし巻き卵。でも上手く作れずに失敗することも...。

今回はテレビ番組「くりぃむしちゅーのハナタカ優越館!」で紹介されていた【だし巻き卵がふわふわになる3つの裏ワザ】を紹介します!

この方法を使うと、だし巻き卵を"ふわっと美味しく"作ることが出来るようになりますよ!

番組内でだし巻き卵の作り方を紹介していたのは、東京西多摩郡にある「だしまき玉子専門店 卵道(ランウェイ)」です。水と卵にこだわってだし巻き卵を作っていて、行列ができる人気店です。

ふわふわだし巻き卵①卵を常温にもどして使う

卵は冷蔵室から出して、常温に戻しましょう。

常温に戻して使うことで、短時間で卵に火が通るようになり、だし汁が蒸発せずに、ふわふわ食感の玉子焼きが作れるようになるんだとか!

ふわふわだし巻き卵②卵とだしの黄金比率

卵とだしの黄金比率は、

  • 卵...4つ
  • だし汁...100㏄

が最適な比率です。これ以上だしが多いと上手く固まらず、少なすぎるとふわふわ食感にならずに固くなってしまいます。

だしまき玉子専門店 卵道では、削り節・煮干し・椎茸・昆布を使ってだしを取っているそうですが、「だしから作るのはちょっと…」という方も多いかと思います。

そこで今回は、和風顆粒だしを使っただしの分量を紹介します。

和風顆粒だしを使ったおだしの作り方

  • 水...100cc
  • 和風顆粒だし...小さじ2/3
  • 砂糖...小さじ1/2

使う和風顆粒だしによっても少し味が変化しますので、調整してみて下さいね。

ふわふわだし巻き卵③卵は2回に分けて入れる

卵は2回に分けて、ちょうど半分ずつ入れて焼きます。
「え、そんなに一度に入れたらダメなんじゃない?」と心配になりますが、問題ありません。

焼く前はたっぷりの油をフライパンにひき、キッチンペーパーでふき取ることがコツです。フライパンの側面にもしっかりと油を塗るのも忘れずに。

1回目は巻かないで焼く  

卵道流の作り方では、1回目の卵を入れた時には、卵を巻かずに菜箸などで混ぜながら、「強火」で一気に焼き上げます。

卵を強火で一気に焼き上げることにより、だし汁を卵の中に閉じ込めることができます。

ある程度固まってきたら、一度手前に返し、再び多めの油をフライパンにしきます。

残りの卵を加え、「強火」のまま、一気に焼き上げます。

巻きすで形を整える

焼きあがった玉子焼きを巻きすを使って、形を整えましょう。

巻きすがない場合は、ラップやアルミホイルなどで代用可能ですが、卵焼きが熱くなっているので、やけどに注意しながら形を整えましょう。

ふわふわ食感!絶妙なバランスが最高

まず思ったのが、作り慣れるのに、少し時間がかかりそうということです。

最初は「卵を2回焼くだけでいいなんて、簡単そうでいいじゃん♪」なんて考えていたのですが、作ってみたら、全くそんなことありませんでした。

「強火」で焼くため、あまり迷っている時間がなく、もたもたしていると卵がすぐに固まってきてしまいます。

1回で入れる量も多いので、上手くひっくり返すのも難しかったです。「作ることに慣れるまでは、少し難易度が高いのかな~」と感じました。

味は文句なしに凄く美味しかったです!食感はふわふわ、玉子焼きを噛んだ瞬間に、だし汁がじゅわっと口の中に溢れてきて、たまりません!

卵とだしの絶妙な分量はさすがの一言!ちょっと難易度は高いですが、試してみる価値は十分あると思います。

作るのは難しい!でも美味しいので試してみて

ちょっとずつ巻いていく従来の作り方と比べると、圧倒的に早く焼くことが出来ます。

簡単に作るには、少し慣れが必要ですが、美味しく作れるのは間違いありません。

「強火」で作ることに慣れれば、「ふわふわ」食感のとても美味しいだし巻き卵が作れます。専門店の味をおうちで味わってみましょう。


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この記事を書いた人
常にダイエット中の調理師webライター
だいき

ホテルで4年間洋食を学び、介護施設の調理師として働いていました。脂っこい料理が大好物で、日々ダイエット中。自分も楽しみつつ、面白いレシピやアイディア、調理のコツなどを紹介していきます。

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