「子どもが寝静まった夜に家計簿」←これって正解?不正解?【年72万円減に成功したマニアが喝!】無理なく貯まる5大節約習慣

  • 2024年11月03日公開

こんにちは、ヨムーノライターで節約が得意な整理収納アドバイザーの海老原 葉月です。

浪費家時代の私の生活は、とにもかくにも荒んでいました。引っ越した戸建てはどの部屋もものだらけ。リビングとダイニングは汚部屋で足の踏み場もありませんでした。

そこから、片付けに目覚めて生活が一新!当たり前だと思っていたことを少しずつ見直し、楽しく節約できるようになりました。

今回は私がしている節約習慣をご紹介します。小さな習慣も、続けることで大きな変化につながりますよ。

【節約習慣1】天気予報をチェック

みなさんの家には、傘は何本ありますか?実は汚部屋の片付けをした時、家族の人数×3倍の傘を処分しました。当時は時間も心にもゆとりがなく、天気予報のチェックすら全くしていませんでした。

出先で雨に降られたら、コンビニでビニール傘を買うのが当たり前。家には使い切れないほどの傘があるのに……もったいない!

今はこまめに天気予報を確認するようになりました。最近はゲリラ豪雨も多いので、出かける前は雨雲レーダーも要チェック。雲行きが怪しい時は洗濯物を取り込んでから出発したり、念の為に折りたたみ傘を持ち歩いたりしています。

スマホのホーム画面に天気予報のウィジェットを設定しておけば、手間をかけずにチェックできますよ。

【節約習慣2】マイボトルを準備

出かけるときは必ず水筒を準備しています。以前は水筒の準備すらめんどうに感じてしまい、自販機やコンビニで買うのが当たり前でした。ですが飲み物の単価を考えたときに、その金額にゾッとしてすぐにやめました。

500mlの飲み物を下記で用意すると、違いは明確です。

  • 自販機の場合→約160円
  • コンビニの場合→約130円
  • スーパーの場合→約80円
  • マイボトルの場合→約25円(2ℓ分を100円の麦茶パックを使用した場合)

私の分だけではなく、子ども2人分もマイボトルにしたら、さらに節約につながります。新たに水筒を買ったとしても、あっという間にもとが取れますよね。

【節約習慣3】なるべく自炊する

浪費家時代は週に3回〜多い時で7回以上、外食をしていました。なるべく安く済ませるべく、ファストフードやフードコートを利用していました。

これも単価を考えたら、当然ながら自炊の方が安くすみますよね。でも私はあまり料理が得意ではないので、自炊のハードルが高く、毎日自炊なんてできないと思っていました。

そこで、どうしても頑張れない時のために、“お助けストック”を作ることに。例えば、冷凍した白米や炊き込みごはん、インスタント味噌汁や一食ごとにカップに入ったもずく酢、豆腐など。即席でもお腹を満たせますよね。

また、防災備蓄としてストックしている早ゆでパスタとパスタソースも活用しています。5分もあれば作れるので、手間も負担もかかりません。

【節約習慣4】夜に家計簿をつけない

節約をするうえで、やはり家計簿はかかせません。何にどれくらいお金をかけているのか把握しないと、どこにムダがあるのかわからないため、今でも継続して続けています。

以前は子どもたちが寝静まった夜につけていたのですが、デメリットが多いのでやめました。

人は夜になるとセロトニンが減って、不安になったりネガティブな思考になったりするのだとか。私の場合、夜に家計簿をつけると、「また今月も赤字だ……どうしたらいいの(涙)」「なんでこんなに頑張っているのに……」と、どんどん落ち込むように……。ベッドに入っても延々と悩んでしまい、寝られなくなってしまうこともありました。

現在は毎週土曜日の午前中に家計簿をつけています。平日よりしっかりと睡眠が取れた土曜の朝は、頭もすっきりしているし、気持ちにゆとりもあります。また、午前中は集中力もアップするのだとか。面倒な家計簿も、短い時間で集中してつければ、長続きしますよ。

【節約習慣5】自分の時間をつくる

仕事や家事、子育てに追われていると、なかなか自分の時間が作りにくいですよね。あれこれやりたいことはたくさんあるのに、達成できなくて落ち込むことも……。そんなストレスから衝動買いをすること、ありますよね。私の場合はスーパーのアイスやカフェでの散財でした。たとえそれが300円だったとしても、塵も積もれば山となり、長期で見るとかなりの支出になることも。

そこで、1日3分でもいいので自分の時間を作るようにしたところ、満足度がぐっと上がって、衝動買いをしなくなりました。

例えば、いつものスキンケアをちょっと丁寧にしてみたり、朝淹れたてのコーヒーをじっくりと味わってみたりと、小さなことでOK。ポイントは“◯◯のためだけの時間”と思って集中すること!子どもがテレビを見ている時、お昼寝した時などの隙間時間に取り入れるようにしています。

お金をセーブすることだけが節約ではない

今回は私がしている節約習慣をご紹介しました。節約というと支出を抑えることばかりに意識が向いてしまいますよね。もちろん、それも大事なことですが、そればかりでは長続きしません。

節約しながらも、暮らしや心を満たすこともとても大切。これがあってこそ、長年節約生活をしていても苦に感じず、楽しく続けられているのだと思います。

この記事を書いた人
暮らし整えアドバイザー
海老原葉月

整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。

カインズ 収納 節約 整理収納アドバイザー

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