食べなきゃ後悔するよ……。「アド街ック天国」「ワカコ酒」に登場!行列覚悟の「釜あげうどん」

  • 2024年07月09日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

東京都心にありながら昔ながらの風景が所々に残り、落ち着いた雰囲気を持つ江戸川橋。その魅力はテレビや雑誌などのメディアで取り上げられています。

今回は、有楽町線「江戸川橋」1b出口から徒歩3分にある、釜あげうどんの名店「はつとみ」を訪れました。東京都内では珍しい「宮崎うどん」を提供しています。

※価格などの情報は記事公開当時のもので、店舗やエリアによって異なる場合があります。また店舗により在庫の状況も異なりますのでご了承ください。

著名人も足を運ぶ名店、釜あげうどんの「はつとみ」

「出没!アド街ック天国」(2024年3月2日(土)放送)の江戸川橋の放送回で第15位に登場!
「ワカコ酒」(第10夜)でも取り上げられた同店は、大通りから1本外れたところにあり隠れ家的雰囲気。

この日は18時頃伺い、スムーズに席に着くことができましたが、行列ができることもしばしばだそう。麺やつゆが切れてしまうほど盛況な日もあるようです。

店内はモダンで温かい雰囲気、まったり落ち着いて食事ができそうです。お子さんを連れたご家族の姿もありました。カウンター席からは透明の仕切り越しに厨房を見ることができます。湯がかれる麺、湯気、天ぷらと思しきものが揚がっていく様子に、食欲が刺激されます。

看板メニューはやっぱり「釜あげうどん」!

今日の目当ては「釜あげうどん」(お昼の営業時間帯は税込700円、夜は税込750円)。宮崎うどんの特徴はやわらかい麺と出汁をきかせたつゆとのこと。

「はつとみ」では、足ふみ・手こね・寝かせを繰り返した自家製麺と、鰹節・昆布・干ししいたけの旨みを利かせたつゆを提供しています。東京にいながら本格宮崎うどんのおいしさを体験できるとのことで、期待大です! 早速店員さんに注文を――と思ったのですが、夜の時間帯限定の日本酒メニューに思わず目を奪われます。

店員さんが明るく丁寧な方で、おすすめの日本酒について話してくださいました。釜あげうどんと日本酒の冷をグラスで1杯いただくことにします。

おもてなしの凄さに圧倒される……!

日本酒はグラスとお皿なみなみに、お通しとサービスの1皿おつまみ(いずれも無料)までいただいてしまいました……。
そして、どれも美味しい……。
ほわりと、心がほぐれるのを感じます。

日本酒とおつまみをいただきながら眺める厨房は、湯気のせいか、夢見心地でした。そして、ちょうど良い頃合いでやってきた「釜あげうどん」!

茹でたてのうどんから立ち上る湯気と香りに心が躍ります。たっぷりついた小ねぎと大根おろしをつゆに落とし、いざ実食!

麺を箸ですくうと、ほんわりとした柔らかさと、しっかりとした存在感をそれぞれ感じます。打ち立て、茹でたてならではなのでしょうか?

つゆをしっかりまとわせ、一口。うどんの口触りの優しさ、出汁の優しさが合わさって広がります。

――これは、至福です。

実はこの日は気温30℃を超える真夏日でした。「冷たいうどんにすべきか?」という迷いもあったのですが、これはこれで幸せ。むしろ、バテた体にするんと入るあったかいうどんとつゆが、自分を内から整えてくれているような気がしました。箸を進めると、ほわんと気持ちもまた一段、やわらかくほぐれていきます。

テーブルに七味があったので途中で味変をしようと思っていたのですが、そんなことも忘れ、するすると、一口一口味わいながらも、あっという間に食べ終えていました。

残ったつゆは好みで茹で汁で薄め、飲み干します。
最後まで、思わず「はあ」と息をついてしまう美味しさでした。

釜あげうどん(夜営業価格:税込750円)と日本酒(税込み450)、合計1,200円とは思えない満足感です。お店を後にした後も、まるで温泉に浸かってリフレッシュした後のような多幸感がありました。

春夏秋冬、病めるときも健やかなるときも食したい一品でした。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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