【お願い!室外機に"濡れタオル"置かないで!!】「約1,020円もお得!?」ダイキンが教える"賢い節電ハック"
- 2024年05月25日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
今週末も全国各地で猛暑日の予報。そこで気になるのが「クーラーの電気代」!!なんとか抑えながら使いたい.....(泣)。
実は、「エアコンの設定を変える」だけで節電になるケースもあるんだそう。
今回はSNSで話題になっている、室外機に濡れタオル「あり」VS 「なし」でどちらが節電できるのか、ダイキン工業株式会社が検証した結果を発表します。
【どっちが節電になる?】室外機に濡れタオル「あり」VS「なし」
エアコンの室外機の上に濡れタオルを設置すると節電になるという、近年SNSで話題となっている噂を検証しました。
室外機の上の濡れタオル「あり」と「なし」それぞれで、日中11時間(8:00~19:00)つけっぱなしにして消費電力量を計測し、1ヵ月あたりの電気料金の違いを調査しました。
検証結果 「濡れタオルなし」の方が節電に!
室外機の上の濡れタオル「あり」と「なし」で比べたところ、「なし」の方が節電になります!
消費電力量は
- 濡れタオル「あり」が3.87kWh
- 濡れタオル「なし」が2.77kWh
となり、濡れタオル「なし」は消費電力量が約3割少ないという結果になりました。
1か月換算では、濡れタオル「なし」は「あり」と比べて電気代が約1,020円少なくなります。
濡れタオル「あり」だとお金がかかるワケ
濡れタオルが室外機側面の吸込口や吹出口の一部に垂れ下がり、空気の通り道をふさいでしまったためと考えられます。
エアコンは、室外機の吸込口や吹出口の空気の流れを妨げられると運転効率が落ち、その分余計に電力を使ってしまいます。
室外機の上に置いたタオルが乾いて室外機側面に大きく垂れ下がると、吸込口や吹出口のより多くの範囲をふさいでしまい、さらに効率が低下してしまうので、注意が必要です。
室外機のそばに何があるといい?
エアコンは、室外機周辺の空気の温度や、室外機の側面や背面にある熱交換器の温度が下がれば、効率的な運転につながります。
そのため、室外機に日陰を作ったり、室外機周辺に打ち水をしたりすると節電効果が期待できます。
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