イノッチ「うまい」連発!【よくあるぶり大根にゃ戻れない!】「タサン志麻さん流の食べ方」これぞ幸せ...

  • 2024年01月14日公開

こんにちは、知らない味に今年もたくさん出会いたい!ヨムーノライターの井野真利子です。

和食の定番ともいえる「ぶり大根」。各家庭で若干の味の差はありますが、ぶりの切り身と大根を、醤油や砂糖などで甘辛く煮付けたものが一般的ですよね。

今回は、いつものぶり大根とは味も見た目も大きく違う「洋風ぶり大根」を作ってみました。

冬に旬を迎える大根とぶりを使った絶品レシピは必見ですよ!

伝説の家政婦が作る「洋風ぶり大根」に挑戦!

今回作るのは、タサン志麻さんが日本テレビのバラエティ番組「沸騰ワード10」(2020/11/6放送)で紹介した「洋風ぶり大根」です。

現在は日本を代表する家政婦ともいえる存在の「タサン志麻さん」ですが、三ツ星フレンチレストランで修行した経験もあるとのことで、華やかな盛り付け方もインパクト抜群!

井ノ原快彦さんに「うまい」を連発させたレシピ。ぜひ真似してみてください。

材料(2人分)

番組では正確な分量が出されていなかったので、2人前で作りやすい分量を出してみました!

・ぶりの切り身……2切れ
・大根……8cmほど
・コンソメ(固形)……1個
・バルサミコ酢……大さじ2
・長ねぎ……適量
・青ねぎ……適量(今回は長ねぎで代用しています)
・塩……適量
・こしょう……適量
・小麦粉……適量
・サラダ油……適量
・オリーブオイル……適量
・はちみつ……小さじ1
・醤油……大さじ2

※1歳未満の乳児にはちみつを与えることは、乳児ボツリヌス症感染の危険性があるため避けてください。

固形コンソメは1つあたり約5gです。コンソメ顆粒は小さじ1で約3gなので、小さじ2弱で代用できますよ。 

またバルサミコ酢とは、ブドウを原料にした果実酢の一種です。
名前がおしゃれなので、ちょっと距離を置きたくなる調味料ですが、ドレッシングやお肉料理のソースなどを作る際にも使えるので、常備しておくと役立ちますよ!

「洋風ぶり大根」作り方

まずは下準備です。大根を3~4cm幅にカットし、皮を厚めにむいておきます。長ねぎは白髪ねぎに、青ねぎは3mm幅の斜め切りにしておきましょう。

ぶりは、両面に塩とこしょうをふり、10分ほどおきます。出てきた水分をキッチンペーパーでふきとったあと、小麦粉を薄くまぶします。

鍋に大根と大根が浸るくらいの水、コンソメを入れて、弱火で煮込んでください。私は今回、1時間ほど煮込みました。

途中で何度か裏返し、コンソメの味をよく染み込ませましょう。

続いて、油を熱したフライパンで、小麦粉をまぶしておいたぶりを焼きます。

弱火〜中火で5分ほど、両面がカリッとするまで焼きましょう。

バルサミコ酢を入れて、弱火〜中火で煮詰めます。

バルサミコ酢の量が半分程度になったら、はちみつと醤油を加え、とろみがつくまでさらに煮詰めてください。

お皿に煮込んだ大根を盛り付けたら、ぶりを上にのせて、白髪ねぎと青ねぎをトッピングします。フライパンに残ったソースとオリーブオイルをかけたら、完成です!

ぶり大根なのにぶり大根じゃない!?新しい味との出会いに感動

……緊張のあまり手が震えてしまいソースの飾り付けがヨレヨレなのですが、皆さんは超不器用な私に遠慮なさらず、フレンチを意識して綺麗に盛り付けてください。

肝心なのは、味!ということで、早速実食です。
バルサミコ酢の香り高い酸味と甘めの醤油味が、脂ののったぶりによく合い、贅沢な気分に。

いつものぶり大根は、定番料理ならではのほっとする味わいですが、こちらは完全に「はじめまして」と言いたくなる味わいです。ほとんど同じ材料を使っているのに、味付け次第でこんなに変化をつけられるとは、料理の奥深さを感じます。

ぶりに小麦粉をまぶしてから焼いたので、旨みがぎゅっと詰まっていて、身もほろほろとやわらかい!薄い衣に、バルサミコソースがよく絡んでいます。

オリーブオイルを付けて食べると、オリーブの豊かな風味がふわっと感じられて、目を閉じるとまるでフレンチレストランにいるようです。

1時間かけてコンソメスープでじっくり煮込んだ大根は、まさに幸せの味。中までしっかりとコンソメの旨みが染み込んでいて、スープが口の中でじゅわ〜っと広がります。

おでんの大根を食べる際に辛子がアクセントになるように、バルサミコソースの奥深いコクとほどよい酸味が、コンソメスープの優しい味わいを引き立たせてくれます。これはもう、やみつき!

「ぶり大根」のアレンジレシピをぜひ試してみて!

ぶり大根といえば「あの味!」しか知らなかったのですが、アレンジできるとは驚きました。すごく簡単に作れるのに、料理の腕前が一気に上がったような錯覚に陥ります。

いつもとはちょっと違うおしゃれな食卓を演出したいときにも、ぜひお試しくださいね。

この記事を書いた人
便利グッズ&美味しいものに目がないWebライター
井野真利子

手間取らない快適な暮らしをテーマに生きる、一人暮らし歴18年目のWebライターです。趣味は料理と旅行とお酒!丁寧に暮らすのがちょっぴり苦手ですが、ズボラならではの視点で生活に役立つあれこれを紹介します。

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