「焼肉は両面をさっと焼く...」←もうやめて!【麒麟・川島さん大興奮】味に差が出る「激ウマな焼き方」

  • 2024年06月10日公開

こんにちは、ホームパーティーといえば焼き肉!ヨムーノライターの井野真利子です。

おうちで焼き肉をしたときに「お店の方が美味しい」と感じたことはありませんか?

お肉の質や火力など、味に差が出る要素はいくつかありますが、家庭用のホットプレートを使って、スーパーの安いお肉を手軽にランクアップさせることができる方法があるんです!

今回は「ラヴィット!」(2023年11月17日放送)でスタジオにいる全員を驚かせた、肉おじさんこと千葉祐士さん流のお肉の焼き方「プール焼き理論」に挑戦したいと思います。

「肉おじさん?」「プール焼き理論?」と頭の中がハテナだらけだと思いますが、しっかり解説するのでぜひ最後までご覧くださいね。

肉おじさん考案の「プール焼き理論」って何?

まず「肉おじさん」とは、東京都内と岩手県にハンバーグバルや熟成肉の精肉店など数店舗を構える「千葉祐士」さんのこと。

千葉さんは、お肉に対する想いが熱く、BBQマスター養成講座を開いたり肉に合う調味料を開発するなどの活動をされています。そんなお肉のプロフェッショナルの千葉さんが考案したのが「プール焼き理論」。

焼き肉は、お肉の両面をさっと焼いて食べるのが一般的です。しかし「ある焼き方」をすることで、プールの表面張力のように肉汁が浮かび、上はジューシーに反対側はカリッとクリスピーな食感を楽しめるのだそう。

安いお肉を手軽にランクアップさせることができるので、マスターすればコスパ良く焼肉を楽しめそうです。

いろんなメディアでも紹介されているようです。

肉汁を逃すな!プール焼き理論でお肉を焼いてみた

さっそくプール焼き理論に則って、牛肉を焼いていきましょう。用意したのは、スーパーで販売されているごく普通のお肉です。

まずはホットプレートにお肉を丸く並べます。このとき、焼き始めた順番をしっかり覚えておいてください。

やや強めの火力に設定して、お肉の片面をしっかり焼き上げることで肉汁を閉じ込めます。

ここからが、ちょっと変わったポイント。お肉の片面に焼き色が付いたら、お肉を積み重ねていくんです。

一番最初に焼き始めたお肉を次に焼き始めたお肉の上にのせるといった具合に、順番に重ねていきます。最終的に、最初に焼き始めたお肉が一番上になる形です。

あ……今「こんな方法で大丈夫?」と、不安になってますよね?心配ありません、肉おじさんを信じましょう。

次に、お肉をまとめてトングでつかみ、すべての側面を焼きます。

ホットプレートの上を素早く滑らせながら、さっと焼き固めるのがポイントです。

まるでプールの水面のように、肉汁がたっぷりとあふれてきたら完成!

皿に並べると、肉汁が出てくる出てくる!出口をふさがれた肉汁が、直接焼いていない方の面からじわ~っと浮き上がってくるのだそう。

ちなみに右下のお肉は、普通通りに両面を焼いたもので、焼き時間はプール焼きと同じです。プール焼きしたお肉とはふっくら加減が異なり、閉じ込められている肉汁の量に差があることがわかりますね。

味のグラデーションにやみつき!プール焼き理論で焼いたお肉を実食

早速、実食!片面はカリッと香ばしく、直接焼いていない反対側はまるでローストビーフのようなシルキーな食感です。

この2つの食感と味わいのグラデーションを同時に楽しめるのが、この焼き方ならではの特権なのだとか。

次は、普通に両面焼きした方を食べてみます。見た目の違いが写真でお分かりいただけるでしょうか?

食べてみると、お肉の硬さとジューシーさが、ぜんっぜん違います。これはこれで美味しいのですが、普通焼きだと値段相応の味です。

脂がキラキラと光るお肉は、塩とワサビで食べても絶品。

普通に焼いた場合は、高級なお肉ではないので塩だと物足りないかもしれません。

まるで私が考案者かのようなはしゃぎっぷりで申し訳ないのですが……同じお肉をプール焼きと普通焼きの2パターンで焼いて、ぜひ食べ比べていただきたいです!

コスパ抜群の神テクニック「プール焼き理論」をぜひ試してみて

今回度肝を抜かれたプール焼き理論のテクニックは、お金をかけずにほんのひと工夫で味が格段に上がるので、試してみる価値大アリです。

この焼き方を知らない家族や友人、恋人の前で披露すれば、驚くこと間違いなしですよ。おうち焼き肉をする際には、ぜひ挑戦してみてください!

この記事を書いた人
便利グッズ&美味しいものに目がないWebライター
井野真利子

手間取らない快適な暮らしをテーマに生きる、一人暮らし歴18年目のWebライターです。趣味は料理と旅行とお酒!丁寧に暮らすのがちょっぴり苦手ですが、ズボラならではの視点で生活に役立つあれこれを紹介します。

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