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え、年72万円も減るの?【節約術】「食費がストンと減る!冷蔵庫収納」「100均便利すぎ」節約術

  • 2023年05月28日公開

こんにちは、くふうLive!ライターで、冷蔵庫の見直しをして年72万円の 食費節約に成功した海老原葉月です。

続く値上げ。6月からはなんと3300品目も値上がりするそう…! さすがにここまで値上がりが続くと、家計管理がつらいですよね。

そこで今回は、実際に私が実践して、食費節約にかなり効果があったと思う「冷蔵庫整理術」をご紹介します。これをやるだけで、どんな家庭でも必ず食費を節約できるようになりますよ。

食品ロス削減で無駄なく節約できる

食費の節約と聞くと、安い食材を購入したり、スーパーの特売をはしごして買い物したりしなくてはいけないと思われる方が多いと思います。でも実は、それよりももっと大事で、今すぐできることがあります。

それは【購入したものをしっかりと使い切る仕組み】をつくること。

みなさん、こんな経験はありませんか?

「最後に使ったのが思い出せないほどフタがカピカピになった調味料がでてきた」
「買ったばかりのちくわの賞味期限がきれていた」
「いつ冷凍したかわからないお肉があった」

どんなにお得に食材を購入しても、それを傷ませて廃棄していたら意味がありません。お金を捨てているのと同じことですよね。

こういった廃棄する食材=「食品ロス」を減らす仕組みを作ることで、どんなご家庭でも間違いなく食費削減できます。

食品ロスを削減する仕組み作り

節約を始める前の我が家の冷蔵庫は、扉を開けると雪崩が起きるほど、何が入っているのかもわからないくらい食材がぎゅうぎゅうに詰まっていました。賞味期限がだいぶ前の食材が発掘されることは日常茶飯事。これでは、節約になるわけがありません。

そこで、冷蔵庫の中をしっかりと整理して収納を作り、楽に消費できる仕組みをつくりました。

なかでも一番効果があったと感じたのが、賞味期限が短いものやもうすぐ きれそうな食材を入れておく専用のカゴ「FIRST BOX」の設置でした。

ここには、もともと賞味期限の短い豆腐やちくわや、もうすぐ期限を迎えるから先に消費したい食材をまとめて収納しています。

献立を考える時は、まずこのカゴの中をチェック。消費できるようなメニューを考えています。

「FIRST BOX」のメリット

たったひとつカゴを設置しただけで、みるみる食材を使い切れるようになり、現在は月の食費を2万円でやりくりできるようになりました。

探す手間が省ける

「FIRST BOX」にはもともと賞味期限の短い豆腐やちくわの定位置としてや、もうすぐ期限を迎えるから先に消費したい食材をまとめて収納しています。献立を考える時は、まずこのカゴの中をチェック。「FIRST BOX」に入っている食材を優先的に消費できるようなメニューを考えています。

以前は、買った食材を冷蔵庫のどこにいれるかというルール決めはありませんでした。そのため、「そういえばこの間、豆腐買わなかったっけ?」と、曖昧な記憶を辿りながら、食材を探して、やっと食事を作るという、なんとも非効率なごはん作りをしていました。

人は1年間になんと150時間も、探し物をしていると言われています。私の場合、その半分は冷蔵庫内の食材探しだったのではと思います(笑)。ごはん作りは毎日続くこと。だからこそ、より効率的にこなしたいし、それでいて食品ロスをなくせたら一石二鳥ですよね。

整理収納メソッド活用で無意識に意識を向ける

「FIRST BOX」は、冷蔵庫の扉を開けたときに最初に目に入るよう、ちょうど目線の高さにくる場所に置いています。こうすることで、「あー、もうすぐちくわが賞味期限だから使わなくっちゃ」なんて考えなくても、冷蔵庫を開けるだけで自然とカゴに意識が向くようになりました。

実はこの収納方法は整理収納のメソッドのひとつ。節約を始めてからすぐに取得した整理収納アドバイザーの講座で学んで、即実践したところ、バッチリはまりました。

なかなか意識を向けられないものほど、視界に入りやすく、手が届きやすい高さに収納すると、自然と意識が向くようになるんです。

ついうっかり賞味期限を切らしてしまう調味料や乾物も、このメソッドに沿った収納方法にするだけで、使う頻度をあげられますよ。

できない原因を深掘りしてみる

今回は食品ロスを減らせる仕組みをご紹介しました。この方法は、実際に私が「どうして食材を消費できないんだろう?」という疑問を、自問自答を繰り返しながら深掘りして、できない原因を取り除くために始めた工夫のひとつです。

もちろん、昨今の値上げによる外部的原因もあると思いますが、周りを見渡してみると、ひょっとしたらほかにも原因があるかもしれません。ぜひ、日頃の動作や習慣を振り返ってみてくださいね。

この記事を書いた人
暮らし整えアドバイザー
海老原葉月

整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。

カインズ 収納 節約 整理収納アドバイザー

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