昭和レトロなものから身近な生活雑貨まで、なんでもそろうと評判の店の秘密とは?『チャント!特集』
- 2022年05月09日公開
昭和の中頃までによく使われ、今は何に使うのか一見わからないようなレトロな商品からよく使う身近な生活雑貨まで“何でもそろう”お店、『ナンデモヤ』が岐阜県の商店街にあります。地域の人たちも「困ったらナンデモヤへ」と口をそろえるほどの品揃えと在庫量を誇る生活雑貨店を取材しました。
お客さんの要望を聞いているうちに店が拡張
商店街の一角にあるナンデモヤの店主を務める3代目の吉位栄七さん57歳。お店は、1954年にオープンしました。最初は小さな間口のお店でしたが、お客さんからの要望を聞いているうちにお店を広げないと商品が置けなくなり、現在は間口3軒分、商品点数2万点を扱うお店になりました。
商品のレイアウトも、季節商品以外はほぼ同じ場所に陳列するようにしています。何か理由があるのか吉位さんに尋ねてみると…。
吉位さん「例えば、バケツなどの定番商品は40年以上同じ場所に陳列しています」
商品を同じ場所に置き続けることで、お客さんに印象づける狙いがあると話します。
お店の朝は、本来の開店時間は朝7時にもかかわらず朝6時には開店作業をはじめる吉位さん。実際には、年に2~3回程度しか7時前にお客さんが来ることはありませんが、「お客さんが待っているかもしれない」と思うと居ても立ってもいられなくなり、開店作業に勤しみます。
探していたものが見つかり、買っていくお客さん
地域の人たちが「何でもそろう」と頼りにしているお店には、どんな商品を求めて訪れるのでしょうか。
鍋ぶたのつまみを探している女性が来店しました。昔から使っている鍋ぶたのつまみが取れてしまい、古い形のためなかなかぴったり合うつまみが見つかりません。ダメもとでナンデモヤを訪れました。
さっそく、ナンデモヤの豊富な品揃えの中から合いそうなものを捜索します。幾つか試してみると、ジャストフィットした鍋ぶたが見つかりました。
来店した女性「すごい!何でもあるんですね。びっくりしました」
使い慣れた鍋ぶたがよみがえった姿を見て喜んでいました。
他にも、木製の小さな洗濯板を求めて3軒店を巡っても見つからなかったため来店した女性。ナンデモヤではすぐに洗濯板を発見しました。「ここへ来たら、欲しかったものが何でも揃っている」と笑顔で買っていきました。
4階建てのビル一棟丸ごとを倉庫に
60年以上も前の「焼きごて」に、1950年代に大ヒットした「ハエ取り棒」やイタチ取り器、昭和生まれには懐かしい牛乳乳安全栓抜きまで。変わったところでお寺が春の行事に使う布巾や紙袋まで揃っています。
ナンデモヤの他のお店にないものが見つかる秘密は巨大な倉庫にありました。4階建てのビル一棟が丸ごと倉庫となっています。倉庫には商品がぎっしりと積まれていました。
吉位さん「全部の階に商品が入っています」
倉庫の中にはありとあらゆる家庭用品が揃っており在庫数は約6万点。色違いやサイズ違いなど、どんな要望にも応えられるようにしており、お店と倉庫合わせておよそ8万点の商品があるため大体のものは用意できるのです。
唯一無二のお店の強みは、配達でも発揮されています。大垣市内近辺であれば、注文の商品1つからでも無料で対応しており、お客さんの要望にはできるだけ応えたいという思いから続けていると言います。
ネットショップからは全国への発送も行っているというナンデモヤ。「この先も看板に恥じないように、他の店になかったものが見つかるお店であり続けたい」と話していました。
CBCテレビ「チャント!」3月18日の放送より。

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