2021年の【勤労感謝の日】はいつ?意外と知らない「由来」「何をするの?」徹底解説

  • 2021年10月19日公開

勤労感謝の日は「国民の祝日」に定められている11月の祝日ですが、本当の意味や由来を知らない人も多いのはないでしょうか。

漢字だけをみて、働いている人に感謝をする日を思っている人も多いと思いますが、由来や起源から見る勤労感謝の日は他にも意味が隠されています。

そこで今回は勤労感謝の日の意味や由来や、当日のおすすめの過ごし方について紹介していきます。

2021年の勤労感謝の日は11月23日

国民の祝日として制定されている「勤労感謝の日」。2021年は11月23日(火)です。

勤労感謝の日は毎年11月23日と定められています。そのため、土日と繋がって連休となる年もあれば、1日だけの休日となる年もあります。

ハッピーマンデー制度は適用外

勤労感謝の日は残念ながらハッピーマンデー制度の適用外です。

ハッピーマンデー制度とは、月曜を祝日とし土日の2連休と合わせて3連休を発生させる制度のことです。余暇を楽しみ観光業などを活性化する目的で制定された制度ですが、勤労感謝の日に関しては11月23日と定められています。

そのため、ハッピーマンデー制度のように必ず3連休になる祝日ではありません。

勤労感謝の日の由来は?

ここでは、勤労感謝の日の持つ意味や由来について解説していきます。

勤労感謝の日とは

勤労感謝の日と聞いてイメージするのは「働いている人に感謝する日」や「働けることに感謝する日」ではないでしょうか。漢字のままに意味を考えると、このようにイメージしますし、間違いでもありません。

「国民の祝日に関する法律」によると勤労感謝の日は「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう日」として1948年に制定されました。

簡単に言えば、「働くことを敬い、仕事の成果を祝い、国民がお互いに感謝やお礼の気持ちを持ち伝えよう」ということ。

多くの方が勤労感謝の日の意味として認識している「働く人に感謝する」とは別の「仕事の成果を祝う」という意味には、前身の「新嘗祭」が大きく関係しています。

勤労感謝の日の由来

勤労感謝の日の起源は、飛鳥時代から続くと言われている「新嘗祭(にいなめさい)」に由来しています。

新嘗祭とは、11月23日に行われていた天皇家の伝統行事の一つで、五穀豊穣を祝い恵みに感謝する古くから伝わる宮中祭祀。農作物の実りに感謝し、農作物を神様に供え、天皇に食べていただく習わしがあります。

勤労感謝の日は働く人に感謝をすることと同時に、仕事の成果=農作物の恵みに感謝する日でもあるということです。

戦後「勤労感謝の日」に改称した理由

なぜ、新嘗祭から勤労感謝の日へ改称があったのか。それは、第二次世界大戦の敗北にあります。

戦後、GHQの方針により天皇が関係している祭日を祝日としない定められたため、新嘗祭の代わりとして勤労感謝の日が制定されたのです。

勤労感謝の日は何をする?

勤労感謝の日は、何かをしなければいけないといった決まりごとはありません。

思い思いの時間を過ごしてもいいですが、神社では新嘗祭に関する行事をやっていることがあるので参加してみるのもおすすめです。

神社には古くから伝わる農業信仰の行事が今でも残されています。新嘗祭もその一つであたり、子どもたちは農作物の恵みに触れ、残さず食べたり、食べ物を粗末にしないという学びになったり食育にもいいかもしれません。

勤労感謝の日の過ごし方アイディア

勤労感謝の日は「働く人」そしてその「成果(農作物)」に感謝の気持ちを伝える日です。大それたことはしなくても、特別な1日になるような過ごし方を意識してみてはいかがでしょう。

ここでは、勤労感謝の日のおすすめの過ごし方を紹介していきます。

自分にご褒美

毎日仕事に勤しんでいる自分にご褒美をしてみてはいかがでしょう。育児や家事だって立派な勤労といってもいいと思います。

ちょっとリッチな気分でおうちカフェを楽しんでみたり、グッズを使って思いっきりリラックスしてみたり…。勤労感謝の日くらい料理を一休みして、外食や出前を頼んでグルメを楽しむのもいいかもしれませんね。

  • アロマとパワーストーンで癒しのおうち時間

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天然石に数滴アロマオイルを垂らすだけで、香りを楽しめます。見た目の美しさも、リラックス空間を作りだす秘訣!

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温泉に行く

連休が取れたらゆっくり温泉に1泊して、美味しい料理を食べ温泉にゆっくりつかり日頃の疲れを癒すのもいいでしょう。

もし、連休が取れなかったとしても、日帰り温泉に足を運んでみるのもいいかもしれませんね。温泉旅館でも日帰り入浴を受け入れているところもたくさんあります。

家のお風呂ではなく、広々とした湯船で手足を伸ばしてゆっくり浸かってみてはいかがでしょう。

働いている家族に感謝

毎日、働いてくれている家族にちょっぴり豪華なご飯やプチギフトを贈って感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょう。

高価なものである必要はありませんが、女性ならお花ギフト、男性ならビジネスグッズなどがおすすめ。子どもから似顔絵をもらうのも仕事の疲れが吹き飛んで、もとてもうれしいものです。

仕事でお世話になっている人に感謝

普段は照れくさくて伝えられない、一緒に働いている同僚や上司、取引先の人などへ日頃の感謝の言葉をかけられるのも勤労感謝の日だからこそ。

小分けになっているお菓子を添えてもいいかもしれませんね。

秋の味わいを食卓に並べる

勤労感謝の日には五穀をはじめ、かぼちゃや栗、芋といった秋の実りを食卓に並べてみるのもいいでしょう。

生産者さんや大地に感謝の気持ちを持ちながら、食卓を囲み一家団らんを楽しみます。秋の味わいを積極的に並べることで、この時期にしか食べられない食材という認識も高まるでしょう。

感謝の気持ちを伝えよう!

勤労感謝の日は働く人に感謝する日として認識されていた方も多いと思いますが、それにプラスして農作物の収穫に感謝する日でもあります。

身近にいる人に感謝するだけではなく、食卓に並ぶ農作物や生産者さんにも感謝する日でもあるということです。

近くにいる人には直接言葉にして。直接感謝を伝えられない人は、その気持ちをかみしめながら1日過ごしてみてはいかがでしょう。

この記事を書いた人
無ければ創作する!自然大好きママライター
TOMO

超のつくめんどくさがり屋ということもあり、プチミニマリストで時短テクが大好き!普段は一児の母としても奮闘中。ハンドメイドをするのも、見るのも好きな転勤族の妻です!

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